平成15年7月30日 |
ニッカのウイスキーを特徴づけている“カフェ・グレーンウイスキー”を、 樽出しそのままでボトリング ニッカウヰスキー「シングルカスク カフェグレーン1990」 好評のシングルカスクモルトウイスキーシリーズに続き、 インターネット限定で発売開始。 |
アサヒビール株式会社 |
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)は、ニッカウヰスキー株式会社(本社 東京、社長 宇野正紘)が製造するシングルカスクウイスキー「シングルカスク
カフェグレーン1990」を数量限定で発売し、8月11日(月)からアサヒビールグループのオンラインショップ「アサヒショップ」(http://www.asahishop.net/)において受注を開始します。
他の樽のウイスキーと混和することなく、樽出しそのままでボトリングするウイスキー“シングルカスクウイスキー”(カスクとは樽の意味)は、樽ごとに異なる個性やウイスキー本来の深い味わいと香りを楽しめる点から、ウイスキーファンの人気を集めています。これまで「アサヒショップ」では、様々なタイプのシングルカスクウイスキーを紹介してきましたが、余市蒸溜所や仙台蒸溜所のモルトウイスキーと並んでニッカのウイスキーの味わいを特徴づけているグレーンウイスキーについて、発売を要望する声が多く寄せられていたことから、今回「シングルカスク カフェグレーン1990」を発売します。 今回発売する「シングルカスク カフェグレーン1990」は、“カフェ式蒸溜機”と呼ばれる蒸溜機で1990年に蒸溜し12年間熟成させたグレーンウイスキーをボトリングしたものです。コーンを主原料に製造するグレーンウイスキーは、通常、大麦麦芽(モルト)を原料としたモルトウイスキーとブレンドされ商品化されていますが、今回発売する「シングルカスク カフェグレーン1990」は、ニッカウヰスキー(株)栃木工場に貯蔵していたグレーンウイスキーを厳選し、樽出しそのままのアルコール度数でボトリングしたものです。今回発売するのは、250L入りの樽2本分で、合計396本です。 ニッカウヰスキー(株)では、モルトウイスキーとブレンドしてつくる“ブレンデッドウイスキー”の原酒となるグレーンウイスキーを、“カフェ式蒸溜機”と呼ばれる連続式蒸溜機によって製造しています。アルコール度数90〜95%の蒸溜液を精製する“カフェ式蒸溜機”は、1830年にスコットランドのイーニアス・カフェ氏によって発明されたもので、今では、日本はもとより、スコットランドでもほとんど使われていない伝統的な蒸溜機です。“カフェ式蒸溜機”は、現在主流となっている連続式蒸溜機に比べて、雑味を完全に除去できない反面、ほどよく甘みや香味成分を残したグレーンウイスキーをつくるため、ニッカウヰスキー(株)では、味わい深いブレンデッドウイスキーに欠かせない要素として、1962年に導入して以来現在でも使用しています。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|