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平成14年8月26日
アサヒビール(株) 9月2日から総合酒類新体制をスタート
協和発酵工業(株)、旭化成(株)、マキシアム・ジャパン(株)の
ブランドの販売権継承

〜酒類全般の製造および販売免許を完備し、総合酒類事業化を強力に推進〜
アサヒビール株式会社
 

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)は、協和発酵工業株式会社(本社 東京、社長 平田正)と旭化成株式会社(本社 東京、社長 山本一元)、マキシアム・ジャパン株式会社(本社 東京、社長 マイケル センスバリー)の焼酎、低アルコール飲料、ワイン、洋酒などの商品ブランドの販売権を継承し、9月2日(月)から販売を開始します。

 アサヒビール(株)は、酒類において最大の市場規模を持つビール・発泡酒市場での競争力を中核に据えながら、各酒類カテゴリーで魅力的な商品提案を行っていく総合酒類事業を展開しています。
 この方針を一気呵成に進めていくために、本年、協和発酵と旭化成の酒類事業の営業譲受やマキシアム・ジャパンとの戦略的販売提携を実現し、主要酒類カテゴリーを揃えた総合酒類事業の強化を図ることとしました。
 
 9月からの新体制は、営業部門は総合酒類営業体制のもと、アサヒビール(株)が3社のブランドを販売し、ビール・発泡酒市場で培った販売網を最大限に活かしていきます。販売チャネルごとに、総合的なカテゴリーの中からご要望に合ったご提案を積極的に展開していきます。
 営業担当者は、従来の1,100名体制に、3社から200名弱の営業担当者を加え、業界最大級の営業体制を構築することとなります。
 3社から販売権を継承する主要ブランドは、協和発酵の焼酎「大五郎」、「かのか」、低アルコール飲料「下町風味酎ハイ」、ワイン「サントネージュワイン」、旭化成の低アルコール飲料「ハイリキ」、「ハイリキ旬果搾り」、マキシアム・ジャパンの高級洋酒とワイン、コニャック「レミ−マルタン」、ウオッカ「アブソルート」、リキュール「コアントロー」「パッソア」、スコッチウイスキー「ザ・フェイマス・グラウス」、ワイン「ルイ・ラトゥール」「バロン・フィリップ・ドゥ・ロスシルド」などであり、アサヒビール(株)は、幅広いカテゴリーにおいてブランド力を兼ね備えた商品をラインアップに加え、総合酒類提案をより一層拡充します。

 アサヒビールグループの酒類に関する製造拠点は、9月2日に協和発酵と合弁で設立するアサヒ協和酒類製造株式会社(本社 東京、社長 打坂昌敏)の2工場(土浦工場、門司工場)とサントネージュワイン株式会社(本社 山梨県、社長 高沢清吾)、さつま司酒造株式会社(本社 鹿児島県、社長 西野伊史)の合計4拠点を加え、ビール・発泡酒工場で9工場、洋酒・焼酎・低アルコール飲料・ワインなどを製造する12工場の全21工場体制となります。
 研究開発部門は、アサヒビール(株)の研究開発センター(所在地:茨城県守谷市)へ統合することにより、各カテゴリーにおいて魅力溢れる新商品開発を行っていくと同時に、カテゴリーを越えた新しい酒類提案のシーズを開発していきます。

 アサヒビール(株)は、本年に入り決定してきた協和発酵および旭化成からの酒類事業の営業譲受やマキシアム・ジャパンとの戦略的販売提携により強化される、焼酎・洋酒・ワイン・低アルコール飲料の4カテゴリーの売上高において、2001年実績の約520億円を、2004年には約1600億円にすることを目指して取り組んでいきます。



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