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平成14年8月5日
お国変われば、酒変わる 世界のお酒とおもしろ文化』発刊のお知らせ
アサヒビールのICAP加盟を機に、ICAP出版物の日本語翻訳版を出版
アサヒビール株式会社
 

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)は、国際的なアルコール関連問題専門の非営利団体であるICAPへの加盟を機に、ICAPの活動を広く紹介するために、ICAP出版物の日本語翻訳版お国変われば、酒変わる 世界のお酒とおもしろ文化』の出版に企画・協力しました。同書籍は、たる出版株式会社(本社 大阪、社長 高山惠太郎)より、8月8日(木)に発売されます。

 ICAPとは、International Center for Alcohol Policiesの略名で、国際アルコール政策センターを指します。アメリカ合衆国ワシントンに本部を置く、国際的なアルコール関連問題専門の非営利団体で、1995年に設立されました。世界各国の有力酒造メーカー12社が加盟しており、アサヒビール(株)は、2001年にアジアから初めて同団体に加盟しました。
 ICAPは、社会でのアルコールの役割に対する理解を深め、世界各国でのアルコール乱用を減らすという基本理念の元に、啓発活動や政策調査など、様々な活動を展開しています。アサヒビール(株)も、不適切な飲酒や違法な飲酒による様々なアルコール関連問題の発生を防止する活動を積極的に推進しており、この活動の一環として、ICAPに加盟しました。

 今回発売されるお国変われば、酒変わる 世界のお酒とおもしろ文化』は、ICAPの出版物である『Drinking Occasion』(Dwight B. Heath著)の日本語翻訳版です。本書では、地域・民族によって様々に異なる酒文化を探究すると同時に、実例を通して暴飲の恐ろしさを伝えるなど、適正飲酒についても言及しています。また、アルコールが人間関係にもたらす素晴らしさについても説いており、アルコールをあらゆる角度から捉えた画期的な専門書となっており、アメリカをはじめ世界7ヶ国以上で発売されています。
 アサヒビール(株)が昨年のICAP加盟を機に、ICAPの活動を日本においても広く紹介するとともに、飲酒に関する啓発を目的として発行を企画したもので、たる出版(株)の協力を得て出版が実現しました。英語以外の言語で出版されるのは今回が初めてとなります。

 アサヒビール(株)では、適正飲酒啓発冊子「お酒との正しいつき合い方のガイドブック」の配布、「未成年者飲酒防止」啓発ポスターの作成、中学生向けの未成年者飲酒防止啓発ビデオ「輝く明日へのステップ〜中学生は飲酒にNO!!〜」の全国の中学校への無料配布など、これまでもアルコール関連問題に関する啓発活動を積極的に推進してきました。
 今後も、ICAPでの取り組みを通して、国内のみならず国際的な視点から、アルコールの乱用を減らし、社会におけるアルコールの役割に対する理解を深める活動を積極的に推進していきます。



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