平成14年4月3日 |
アサヒビール(株)、マキシアム社と 日本市場におけるマキシアム扱い商品の販売提携に基本合意 輸入洋酒・ワインの有力ブランドをポートフォリオに加え、 アサヒビール型総合酒類展開強化を加速 |
アサヒビール株式会社 |
アサヒビール株式会社(本社:東京、社長:池田弘一)は、世界5大酒類グループの一画を占めるマキシアム・ワールドワイド(本社:オランダ・アムステルダム、CEO:ローランド ヴァン ボメル、以下マキシアム社)との間でマキシアム扱い商品の日本における戦略的販売提携について基本合意し、その日本法人であるマキシアム・ジャパン株式会社(本社 東京、社長 マイケル センスバリー)と5月初めにも販売についての正式契約を締結する予定です。 アサヒビール(株)は、酒類における最大の市場規模をもつビール・発泡酒市場での競争力を中核に据えながら、各酒類カテゴリーで魅力的な商品提案を行うことを目指す総合酒類展開を進めています。発泡酒・低アルコール市場への参入、ニッカウヰスキー(株)との営業統合の実施など、総合酒類事業の基盤を構築した昨年に続き、本年度以降は、すでに発表した協和発酵工業(株)の酒類事業の取得をはじめとした、戦略的な提携、事業買収を含めてアサヒビール独自の総合酒類事業体制を強化していく方針です。今回の戦略的提携もその一環であり、これによって輸入洋酒・ワインカテゴリーにおいて強力なブランド力を有するマキシアム扱い商品群の国内販売権を取得することで、総合的な酒類商品のポートフォリオを補完・拡充し、輸入洋酒・高級ワイン市場での商品提案力を一気に拡大していきます。 マキシアム社は、レミ−マルタン(コニャック)、ジム・ビーム(バーボン)、アブソルート(ウオッカ)、コアントロー、パッソア(リキュール)、ザ・フェイマス・グラウス(スコッチウイスキー)、パイパー・エドシック(シャンパン)、ルイ・ラトゥール、バロン・フィリップ・ドゥ・ロスシルド、アンティノリ(ワイン)等、各カテゴリーにおいて売上、名声とも世界トップクラスの商品群の世界規模での展開を行っています。アサヒビールグループは、1989年よりジム・ビームの日本国内販売を行ってきましたが、今回、傘下ブランドの日本市場でのいっそうの拡販を進めたいマキシアム社と、総合酒類展開における提案力の強化の一環として、輸入洋酒・ワインのポートフォリオ拡充を図りたいアサヒビール(株)の考えが一致し、基本合意に至ったものです。 今回の販売権の取得を含め、アサヒビール(株)は洋酒・ワイン分野での提案力強化を進め、同分野の売上を2005年には現状の2倍近い規模に拡大することを目指します。 |
【マキシアム・ワールドワイド 概要】 | ||||||||||
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【マキシアム扱い主要ブランド】 | |||||||||||||||||||||||||||||
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