平成14年2月19日 |
アサヒビール(株)、"乙類焼酎"市場への展開を強化 本格プレミアム焼酎「 乙類焼酎の旗艦商品として新発売 〜ニッカの樫樽貯蔵技術によって実現した"華やかな香りとまろやかな味わい"〜 |
アサヒビール株式会社 |
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)は、本年、総合酒類事業展開の一環として、乙類焼酎(本格焼酎)のマーケティング活動を強化し、焼酎市場における展開拡大を進めます。本年の商品展開の柱として、本格プレミアム焼酎『一番札特撰』(びん720ml、製造:ニッカウヰスキー(株))のパッケージを全面刷新して3月19日(火)より全国で新発売します。 本格麦焼酎『一番札特撰』は、すっきりとしたフルーティーな味わいで評価をいただいている麦焼酎『一番札』をベースにウイスキー用の樫樽で貯蔵した焼酎をブレンドした、製法にこだわったプレミアム焼酎です。ニッカウヰスキー(株)がウイスキー製造で培った樫樽での熟成技術を活用し、「活性化樽(注)」で貯蔵した焼酎をブレンドすることで、雑味のない深い味わいと華やかな香りを生み出しました。 営業面では、居酒屋を中心に業務用市場での取扱い拡大に努める一方、量販店等で乙類焼酎の品揃えが増えていることに合わせて、家庭用市場でも「味で選ばれる」本格プレミアム焼酎として、積極拡販を図ります。 乙類焼酎の消費は、商品ごとの味わいの多様性と価格の手頃感がお客様の信頼を受け、九州をはじめとした西日本中心から全国区に消費が広がってきました。その市場規模は、1990年代の段階的な増税にも関わらず漸次拡大し、課税ベースの出荷量は2001年年間で過去最高の約36万キロリットル(95年比では2割増)となったと見込まれます。乙類においては、原料・製法の違いによって味わいの特長が出やすく、特に近年、そこに差別化要素を付加したプレミアム焼酎、貯蔵焼酎が市場における構成比を高めています。 ニッカウヰスキー(株)では、95年より麦100%の本格焼酎『一番札』を発売、2000年10月にはプレミアム焼酎・貯蔵焼酎の伸張に対応し、『一番札特撰』を発売しました。昨年4月の営業統合以降、販売者となったアサヒビール(株)では業務用を中心に拡販を進め、『一番札』ブランド計の昨年の販売数量は前年比で1.7倍に拡大しています。 本年の販売目標は、『一番札特撰』を含め、『一番札』ブランド合計で23万箱(前年比150%)とします。 (注)「活性化樽」:ウイスキー貯蔵に用いられた後に内面を焼いて仕上げた樫樽。この樽による貯蔵によって、雑味のない味わいと香りがもたらされます。 |
【商品概要】 | ||||||||||||||||||
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