平成13年11月28日 |
アサヒビール(株)、ニッカウヰスキー(株) 中学生に向けた「未成年者飲酒防止教材ビデオ」を 全国の中学校に無償配布 |
アサヒビール株式会社 ニッカウヰスキー株式会社 |
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 福地茂雄)とニッカウヰスキー株式会社(本社 東京、社長 宇野正紘)は、社団法人アルコール健康医学協会(会長 斎藤茂太)と共同企画した、中学生を主な対象とする未成年者飲酒防止の教材ビデオ「輝く明日へのステップ〜中学生は飲酒にNO!!〜」(平成13年11月文部科学省選定・約20分)を、12月以降、希望する全国の国公私立中学校に無償配布します。 未成年による飲酒の社会問題化を受け、中学生以下の生徒を対象とした未成年飲酒の弊害に関する教育の必要性が高まっています。同ビデオソフトは、「中学生を対象とした未成年飲酒防止教育の適切な教材が少ない」という教育現場からの声を受けて、企画・制作しました。義務教育である中学校の授業で広く活用いただける教材となるよう、ビデオの内容は、明年度から完全実施される新「中学校学習指導要領」に沿ったものとするとともに、中学校の先生等教育現場の方々からのご意見を反映させています。なお、ビデオ内容については国立療養所久里浜病院臨床研究部長・医学博士 樋口進氏の監修を受けています。 具体的なビデオの内容は、ある中学生のグループが、専門家を訪ねたりしながら「アルコール」についての調査を進める中で、飲酒が身体に及ぼす影響や害を医学的・行動学的に理解していく姿を描いています。ビデオを題材に、デスカッション等を通して、生徒自らが考えを深め、課題解決に取り組んでいくことを念頭に内容を構成しており、そうした学習に導くための学習指導書を、ビデオソフトに併せて学校に送付させていただきます。 アサヒビール鰍ニニッカウヰスキー鰍ヘ、酒類を製造・販売する企業として、未成年飲酒防止や適正な飲酒についての啓発活動を、独自で又は業界団体を通じて積極的に行っています。これまでもアサヒビール鰍ナは、平成10年に適正な飲酒についての啓発冊子「お酒と楽しくつきあうためのガイドブック」を発行し、新成人や大学新入生・企業の新入社員などを主な対象に昨年末までに55万部を配布しています。 未成年者飲酒については、法律で明確に禁止されているうえ、未成年者の心身や将来、さらには社会全体に大きな影響を及ぼすことから、アサヒビールグループとして特に力を入れて防止の啓発活動に取り組んでいく方針です。今回の教育ビデオ「輝く明日へのステップ〜中学生は飲酒にNO!!〜」の企画ならびに中学校等への無償配布は、その一環として行うものです。 |
中学生向け飲酒防止教材ビデオ 「輝く明日へのステップ〜中学生は飲酒にNO!!〜」 |
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