平成12年12月19日 |
発泡酒『アサヒ本生』、来年2月21日に新発売 発泡酒主飲層の声を反映、新素材「大麦エキス」「海洋深層水」を採用し 麦芽使用率が低いために生まれる発泡酒特有の臭いや雑味、水っぽさを解消 |
アサヒビール株式会社 |
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 福地茂雄)は、発泡酒『アサヒ本生』5品種(缶350ml、缶500ml、スタイニーびん334ml、缶350ml6缶パック×4、缶500ml6缶パック×4)を、2001年2月21日(水)に全国で新発売します。 『アサヒ本生』は、“すっきりさ”と“味わい”を併せ持つ、“本格的な味感”の発泡酒です。 この味感を実現するために、当社は原料として「大麦エキス」と「海洋深層水」を業界で初めて採用しました。また、『アサヒ本生』は、発泡酒の飲用価値として際立つ“楽しさ”“カジュアル感”を商品パッケージや広告などで強力に訴求していきます。 『アサヒ本生』のコンセプトである“本格的な味感”と“楽しさ・カジュアル感”は、本年5月に当社が実施した消費者調査から導き出されました。調査によると、お客様は、麦芽使用率25%未満である発泡酒特有の味感について、臭いや雑味、水っぽさに対する潜在的な不満を持っています。また、ビールと異なる飲用価値として“楽しさ”“カジュアル感”を高く評価していることがわかりました。さらに、発泡酒をよく飲む発泡酒主飲層の約8割が「価格で割り切って買っている」「ブランドに思い入れはないが何となく買っている」と答えており、「思い入れのある銘柄として買っている」と答えたのは全体の約2割で、ビール主飲層の約6割と比べて明らかに低い結果となっています。 アサヒビール(株)は、このような調査結果を踏まえ、低価格の魅力だけではなく、積極的にご支持いただけるブランドロイヤリティの高い商品を目指して、『アサヒ本生』を開発しました。特にお客様の持つ発泡酒特有の味感に対する潜在的な不満を解消し、“本格的な味感”を実現するために、原料に「大麦エキス」と「海洋深層水」を業界で初めて採用しました。 これまで発泡酒醸造の大きな課題とされてきたのは、麦芽使用率が低いために酵母にとっての栄養分・ミネラル分が不足し、健全な発酵ができないことでした。 『アサヒ本生』は、栄養分・ミネラル分の豊富な2つの新素材を採用することで、酵母が健全に発酵ができないために生まれる発泡酒特有の臭いや雑味を解消することに成功し、すっきりとした味感を実現しました。 同時に、大麦エキスに由来する麦本来の味・うまみが豊富な状況で発酵が行われることにより、もうひとつの潜在的不満であった水っぽさを解消し、味わいのある味感も実現しました。 ※「大麦エキス」:麦芽と大麦を原料にして、ビール醸造に不可欠な成分を抽出したエキス。麦本来の味・うまみが豊富な上に、発酵に必要な栄養分・ミネラル分が豊富です。 ※ 「海洋深層水」:ミネラル分が豊富で、細菌や化学物質による汚染もなく、無尽蔵の新資源として脚光を浴びている深海水です。 商品名は、“本格的な味感”をストレートに表現する「本」の文字と、お客様が当社に抱いている最大の期待価値である「生」の文字を組み合わせて『アサヒ本生』とし、発泡酒市場の中心領域において“生”という確固たる価値を主張していきます。 パッケージは、“もっと楽しい発泡酒のある生活”をご提案することをコンセプトとし、“元気なイメージ”“若々しいイメージ”を表現するために赤を基調としました。そして、パッケージ中央にアサヒのロゴマークを堂々と配し、当社独自の本格感を表現しました。 容器ラインアップは、発泡酒が主に飲まれている家庭用市場の多様な飲用シーンに対応して、缶2品種(缶350ml、缶500ml)にスタイニーびん334mlを加えた計3品種としています。希望小売価格は缶350mlは145円、缶500mlは195円としました。また、当社独自の容器であるスタイニーびんは希望小売価格を125円とし、容量的にも、価格的にも気軽に手に取れるアイテムとして発売します。 広告宣伝展開については、『アサヒ本生』の“本格的な味感”“楽しさ・カジュアル感”を表現したインパクト溢れる広告を各媒体で積極的に展開していきます。 アサヒビール(株)は、アサヒスーパードライを中心に築いた盤石な地位を基盤として、総合酒類事業を展開し、その戦略の一環として発泡酒市場に参入します。2001年、『アサヒ本生』の新発売を皮切りに、お客様に新たな飲用価値をご提案し、ビール・発泡酒市場における圧倒的な存在感の構築を大きな目標として取り組んでいきます。 |
【『アサヒ本生』商品概要】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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