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アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 福地茂雄)は、紙製販促物について再生紙使用品へ全て切り替えるとともに、紙製販促物に印刷するインキについても環境配慮型のインキへ全面的に切り替えることを来年度から実施します。 「循環型社会形成推進基本法」や「グリーン購入法」の制定など循環型社会形成に向けて様々な法整備が進むなか、企業としても廃棄物のリサイクルや環境配慮型商品の開発、グリーン購入の推進など、より一層の環境対応が求められています。 アサヒビール(株)は、環境問題への取り組みを企業の社会的責任と認識し、社会との共生をめざして環境経営を積極的に推進しています。こうした取り組みの一環として今回、紙製販促物及び会社発行の紙製印刷物について、代替可能な紙がないなど対応不可能なものを除いて、完全古紙100%使用の製品に切り替え、紙製販促物に印刷するインキについても従来の石油系溶剤を主成分としたインキから環境に配慮したアロマフリー型大豆油インキに切り替えていきます。 本年度展開分より対応可能なものから順次切り替えていき、来年度展開分より全て切り替えることとしています。切り替え品は従来品よりコストが上がることを抑えるとともに品質も下がらないようにし、「エコマーク」または「再生紙使用マーク(Rマーク)」を表示します。紙製販促物には酒販店や飲食店での店頭ポスターやプライスカードおよび商品カタログなどがあり、会社発行の印刷物を含めた当社での使用量は年間約1000トンとなっています。 アサヒビール(株)は「環境保全に関する基本方針」を制定し、環境保全活動に積極的に取り組んでいます。98年11月に全9工場で「廃棄物再資源化100%」を達成し、昨年4月には名古屋工場において国内産業界の製造工場としては初めて「完全ノンフロン化」を実現しました。本年にはいってからも6月に、オフィスでの事務用品・事務機器の購入の際に、できるだけ環境に与える負荷が小さい製品を優先することを心掛ける「アサヒグリーン購入ガイドライン」を制定し、ガイドラインに基づいたグリーン購入を全社的に開始しました。 また、昨年6月に全9工場の「工場ご案内係」、本年8月に本部ビルの「受付、応接係」の夏用ユニフォームを「PETボトル再生素材」に切り替えるなど企業活動全般で環境にやさしい活動に取り組んでいます。 アサヒビール(株)は、今後も環境保全型社会の形成に貢献できるような活動を推進していきます。