平成12年2月2日 |
世界中を飛び回り、世界各地で高品質ワインを生み出す“ワイン界の革命児” “フライング・ワインメーカー” ヒュー・ライマンによるプロデュース 「ライマン・ワインズ社」の3ブランドを新発売 |
アサヒビール株式会社 | ||
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 福地茂雄)は、フランス・ボルドーに本拠地を置くワインサプライヤー「ライマン・ワインズ社」のフランス産ワイン10品種(750ml=8品種 375ml=2品種)、スペイン産ワイン5品種(750ml=3品種 375ml=2品種)を、4月6日(木)から全国で新発売します。 今回、新発売するワインは『リッシュモン』(フランス産)、『シャトー・ド・ラ・ジョーベルティ』(フランス産)、『サンクララ』(スペイン産)の3ブランドで、いずれも「ライマン・ワインズ社」を代表するブランドです。“ぶどうのもつ果実味を活かした高品質なワイン”という、ヒュー・ライマンの生み出すワインの特徴を備えたお求めやすい価格のものとなっています。 「ライマン・ワインズ社」の代表を務めるヒュー・ライマンは、複数の国においてワイン造りを行う“フライング・ワインメーカー”(*1)として、欧米をはじめ世界各国で広く知られる醸造家です。 ヒュー・ライマンは、1980年代よりフランスでワイン醸造を開始し、その後留学したオーストラリアで「ぶどう本来の果実の味・風味がそのまま活かされたワイン」の素晴らしさを知り、現在のワインスタイルを確立しました。以来どの国・地域においてもそれをワイン造りの哲学としています。留学後ヨーロッパに戻ってからの活躍はめざましく、現在までに世界12カ国でワインの醸造に携わり、まさに“世界中のワインを知る醸造家”となりました。ヒュー・ライマンの醸造したワインは数々のコンクールで受賞歴を持ち、高い評価を得ています。次々と素晴らしいワインを造り出すヒュー・ライマンは、ワイン界において“ワインの革命児”とまで称されています。 また現在、ヒュー・ライマンは、世界的に有名なワインコンクールの審査員やワインコンサルタントなど幅広い分野で活躍しています。 「ライマン・ワインズ社」は、ヒュー・ライマンを代表とする新しいタイプのサプライヤーです。本拠地を営業事務所のあるボルドーにおきながらも、南仏・スペイン・東欧・アルゼンチンを中心として世界各地でワインを生産しています。また、シャトーの運営、大手小売り店およびワイン生産者との商品共同開発、コンサルタント業務など幅広いビジネスを展開しています。 近年、日本のワイン市場が拡大するとともにお客様のワインに対する感心や知識が高まり、味・品質・価格などの面において、お客様のニーズに応える商品の提案がいっそう重要となってきています。特に、手頃な価格でより品質の高いワインを求める声や、ぶどう品種による味の違いを楽しめるバラエタルワイン(*2)の人気の高まりが顕著となってきています。 アサヒビール(株)では、こうした日本のワイン市場に新しい提案として、ヒュー・ライマンのプロデュースする「ライマン・ワインズ社」の3ブランドを新発売します。「ライマン・ワインズ社」の自社ブランドは、既存の製法にとらわれない消費者の求める新たな味わい、その土地のぶどうのもつ果実味がそのままワインに活かされていることが特徴で、高品質でコストパフォーマンスの高いワインとして知られています。 今回、新発売する3ブランドは、「ライマン・ワインズ社」を代表するブランドです。 『リッシュモン』は、「ライマン・ワインズ社」の代名詞ともいえるブランドで、フランス/ラングドック・ルーション地方で生産されています。すべてバラエタルワインで、スタンダードクラスとプレミアムクラスで構成されています。ラベルには、ガールフレンドにワインを届ける兵士をモチーフにしたシンボルマークがデザインされています。 『シャトー・ド・ラ・ジョーベルティ』は、ヒュー・ライマンが青年期を過ごしたシャトーで醸造した、フランス/シュッド・ウエスト地方のワインで、その完成された味わいがフランス内外で高い評価を受けています。ラベルには、シャトー内にある16世紀に建てられた美しい建物がデザインされています。 『サンクララ』は、特に近年ワイン造りに適した土地として注目されているスペイン/バルセロナ近郊(ノルデステ・カタロニア地方)で生産されています。スペイン固有のぶどう品種“テンプラニーリョ”“ビウラ”などを用いたバラエタルワインが中心となっています。ラベルには、スペインの女の子をデザインしています。 なお、全てのワインに“ヒュー・ライマン”のサインを記し、“ヒュー・ライマンのプロデュースしたワイン”であることをお客様にわかりやすくお伝えすると同時に“品質の証”としています。 15品種合計で、年間5万箱(1箱は750ml×12本に換算)を販売目標としています。 (※1)フライング・ワインメーカーとは、文字通り、“世界を飛び回り各地でワイン造りを行う醸造家”を意味します。その起源は1980年代後半、南半球のオーストラリアの若手醸造家が本国のシーズンオフに北半球のヨーロッパに招かれ、ワインの醸造活動をしたことがきっかけとなって生まれた概念です。彼らの大半がオーストラリア式の最新の醸造技術でワインを醸造し、フランスなどのワイン伝統国においては、既存の手法にとらわれない新たな味わいのワインを造り出すと同時に、東欧や南米などの新しい生産地を開拓しました。現在欧米においては、フライング・ワインメーカーの醸造するワインは高い評価を受けています。 (※2)バラエタルワインとは“ぶどう品種名ワイン”の意味です。カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなど、原料として使用したぶどうの品種名をラベルに記載したワインです。 |
【 商品概要 】
【 ライマン・ワインズ社 会社概要 】
【 ヒュー・ライマン 略歴 】
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