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平成11年9月1日
アサヒビール『神奈川工場』建設スケジュール
決定のお知らせ
〜本年12月に起工式を行い、平成14年5月に竣工〜
アサヒビール株式会社

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 福地茂雄)は、新たな生産拠点となる『神奈川工場』(所在地 神奈川県南足柄市)の建設スケジュールを決定しましたのでお知らせします。
 アサヒビール(株)は、本年12月14日(火)に『神奈川工場』の起工式を行い、平成14年(2002年)5月に竣工する予定です。

 アサヒビール(株)では、将来的な売上げ増に対応するため、良質の水を産し水量も豊富で、かつ交通アクセスの便が良い神奈川県南足柄市に新工場を建設する方針で準備を進めてきました。
 竣工する『神奈川工場』は、“世界トップクラスの製造技術と生産性を誇るビール工場”を基本コンセプトとし、世界最高水準の品質管理技術と世界最新鋭の生産設備を導入し、同時に世界トップクラスの生産性の実現を目指します。年間15万KL生産時点で、『神奈川工場』の一人当たり年間生産量は2000KLを目指し、将来の増能力時には、世界最高レベルとなる一人当たり年間3500KLの生産量となり、高効率なビール工場とする計画です。
 さらに、操業時から受注生産方式を採用した「鮮度管理生産システム」を導入し、フレキシブルな生産体制を構築するとともに、ビールの鮮度を保持させるために「低酸素醸造法」も導入する予定です。

 また『神奈川工場』は、“環境保全に対し革新的に取り組む21世紀のビール工場”として、地球環境保全に積極的に取り組み、同時に省資源、省エネルギーを強力に推進することとしています。
 工場の廃棄物再資源化100%および完全ノンフロン化を実現し、さらに地球温暖化防止のため炭酸ガスの排出量や排出原単位の大幅な削減を図る計画です。また、用水、燃料、電力のビール製造原単位の低減化を図り、国内トップクラスの生産効率を有するビール工場を目指します。
 さらに、地域社会との共生を図るため、ビール園や小公園も併設する予定です。

 尚、『神奈川工場』の竣工により、大規模消費地の首都圏を中心とした地域への供給拠点としての機能を、アサヒビール東京工場(所在地 東京都大田区)から移転する予定です。
 東京工場は立地などの条件から、将来的な工場の拡張、増能力、設備の更新等が困難なため、飛躍的に高い生産性を目指す『神奈川工場』に機能を移転します。これにより、国内全工場の最新鋭工場への切り替えが実現します。尚、移転の完了は平成14年(2002年)の夏場最盛期以降を予定しています。

 アサヒビール(株)は、今回の『神奈川工場』の新設を中心に、アサヒビールトータルで世界トップクラスの高効率生産性を実現するための取り組みを強化します。


【 アサヒビール『神奈川工場』の概要 】
正式名称
アサヒビール神奈川工場
所在地
神奈川県南足柄市大字怒田(ぬだ)字天井1223
敷地面積
約42万m2(約12万7千坪)
生産能力
年間15万KL
建設スケジュール
平成11年(1999年) 2月  建設準備工事着工
平成11年(1999年)12月  起工式 ※12月14日(火)を予定。
平成14年(2002年) 5月  竣工(予定)



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