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カルタン Italy 〈イタリア〉

カルタン・ピノ・グリージョ カルタン・ピノ・ネロ
カルタン・シャルドネ,カルタン・ピノ・ネロ

イタリアン・アルプスから届いた、
バラエティ豊かなワイン。

カルタン インタビュー
ブランド紹介

狭い土地が、豊かなバリエーションを生む。

カルタン社

カルタン社

カルタン社

カルタン社

カルタン社の創業は1906年。現在は440名のメンバーで構成される、アルト・アディジェ地方で中核を成すワイン生産者協同組合のひとつです。カルダーロ湖周辺に広がる約800haのぶどう畑のうち、約300haがカルタン社のぶどう畑です。

最大の特長はその多様性です。標高差のある狭い土地にさまざまなテロワールの畑を所有しているため、栽培するぶどう品種もバリエーションに富んでいます。比較的標高が低いエリアではカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといった国際品種、スキアーヴァやラグラインのような土着品種、標高の高い丘陵地帯では冷涼な地域に栽培の適したピノ・グリージョ、ピノ・ノワール、ゲヴュルツトラミナーなどが栽培されています。

ぶどう栽培においてはアグロノミスト(農学者)、ワイン醸造においてはエノログ(ワイン醸造技術管理士)の徹底した指導のもと、すべての品質基準が厳格に守られています。そんなカルタン社のワインは、アルト・アディジェという土地柄を反映し、イタリアとドイツ・オーストリアの文化が融合した多様性のある味わいと言えるでしょう。

カルタン社

生産地紹介

欧州文化が交じりあうイタリア最北の地。

カルタン社があるのは、イタリア最北端のアルト・アディジェ地方。すぐ北にはイタリアン・アルプスのドロミティ山脈がそびえ、オーストリアと国境を接しています。実は1918年まではオーストリア領、1939年から第二次世界大戦終結の1945年まではドイツ領でした。そんな歴史的背景から、イタリア語とともにドイツ語も公用語として使われています。

カルタン社という社名もドイツ語。イタリア語では「カルダーロ」といいます。またアルト・アディジェという土地自体は、ドイツ語で「南チロル」と呼ばれています。住民の半分以上はドイツ語圏の出身者。イタリアでありながらドイツとオーストリアの影響を受け、いくつもの文化がミックスした興味深い場所なのです。

アルト・アディジェ  ALTO ADIGE

最高にして最上品質を誇るワイン産地
アルト・アディジェ。

アルト・アディジェ

アルト・アディジェはイタリアで最も小さいワイン生産地域の一つでありながら、ぶどう畑の99%はD.O.C.に格付けされています。イタリアの有名なワインガイド『ガンベロロッソ』でも、毎年数多くの「トレビッキエリ(三つ星=最高賞)」を獲得し、質の高いワイン産地として知られています。白ワインはミネラル分が豊かでしっかりした骨格が特長です。赤ワインは作付面積が3割に及ぶスキアーヴァやラグラインといった土着品種が多く、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワールも古くから栽培されています。

アルト・アディジェはイタリア最北端とはいえ、溪谷に沿って南から暖かく乾燥した風が吹くおかげで、夏は35℃近くまで気温が上昇します。一転、夜になるとアルプスからの冷たい空気が流れ込み、ぶどう栽培にとって理想的な昼夜の寒暖差が生まれます。また日照時間は年間平均1800時間。最北端という割には、太陽の恵みをたっぷりと享受できる土地柄です。

ぶどう畑が広がるのは標高200〜700m。土壌も火山性から石灰質、粘土質、砂利までとさまざまです。つまり、狭い土地のなかに、多様なテロワールが同居しているのです。ですからアルト・アディジェでは20種類近いぶどう品種が栽培され、どの品種も高いクオリティを実現しています。