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PIONEERS OF THE CALIFORNIA WINE INDUSTRY
カリフォルニア最古のエステートワイナリー。
カリフォルニアワインの歴史は、このワイナリーからはじまった。
1857年、カリフォルニアワインの父と呼ばれるハンガリー人のアゴストン・ハラスティ伯爵が、ソノマ・カウンティでぶどうを栽培し、ワイン醸造をはじめた、アメリカで最も古い歴史を持つエステートワイナリー。それがブエナ・ヴィスタです。エステートワイナリーとは、ぶどう畑を所有するワイナリーのこと。
現在は、ソノマ・カウンティのほか、カーネロス地区にも広大な自家農園を保有しており、その広さはカリフォルニア最大級。生産しているワインの90%が、これらの自家農園で栽培したぶどうを使っています。
極上ワインの生産地として知られる「ワインカントリー」。
ブエナ・ヴィスタの農園があるソノマ・カウンティやカーネロスは、カリフォルニア州北部にあり、ナパ・ヴァレーなどとともに「ワインカントリー」と呼ばれています。ヨーロッパ以外では珍しい地中海性気候に属し、ぶどう栽培に非常に適している地域。400以上のワイン醸造所が集まり、極上ワインの生産地として世界的に知られています。そして、このワインカントリーが生まれる最初の一歩を踏み出したのが、ブエナ・ヴィスタだったのです。
こだわりの伝統的手法から生まれるプレミアムワイン。
ブエナ・ヴィスタ・ワイナリーでは、カリフォルニア最古のエステートワイナリーとして、その伝統を重んじ、いまもこだわりのワイン造りに情熱を傾けています。そのひとつが「グラヴィティ・フロー」。原料にストレスを与えるといわれるポンプを使わず、自然の重力のみでぶどう果汁やワインを、やさしくていねいに移動させる手法です。古来、ヨーロッパで行なわれてきた方式で、アメリカでは初めてブエナ・ヴィスタ・ワイナリーが導入し、創業時から現在までこの方法が用いられています。ワインのアロマ、風味、複雑味を高めると言われ、優美で繊細なワインが生まれます。
カリフォルニアワインの歴史は、
ブエナ・ヴィスタ・ワイナリーとともにはじまった。
1812年 | 創設者アゴストン・ハラスティ、ハンガリーで生まれる | |
1830年代 | カリフォリニアで最初のぶどうの木がクリスチャンの ネイティブアメリカンによって植えられる |
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1840年 | アゴストン・ハラスティ、米国を訪問 | |
1840年代 | カリフォルニアでワイン造りが始まったとされる | |
1857年 | アゴストン・ハラスティ、ブエナ・ヴィスタを設立 | |
1861年 | アゴストン・ハラスティ、欧州に赴き、20万株の優良ぶどう品種を入手 | |
1869年 | アゴストン・ハラスティ、ニカラグアにて死去 | |
1873年 | ブエナ・ヴィスタのワインが、パリ、ロンドン、ウィーン等のコンクールで受賞 | |
1941年〜 | バーソロミュー家など、数々のオーナーの所有を経て、現在に至る |
アゴストン・ハラスティ伯爵
ブエナ・ヴィスタ・ワイナリーの創設者。カリフォルニアにおけるワイン産業のパイオニアとして、最も高い評価を受ける一人。「カリフォルニアワインの父」と呼ばれる。