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ボージョレ・ヌーヴォ
現地レポート

2023 ボージョレ・ヌーヴォ現地レポート9月号

8月末から9月頭にかけて、暑く晴天が続いた中、 2023年の収穫は、9月4日に始まりました。収穫としては早い時期ですが、2022年ヴィンテージに比べて15日遅い開始です。最後の収穫は、9月21日にフルーリーのラブロン区画で行われました。

収量は地区によって異なり、南部のボージョレの軽くて水はけが良い土壌は、熱により北部のクリュよりも収量が著しく減少しました。それにもかかわらず、そして幸いなことに、アンリ・フェッシの生産レベルは、最近の2020・2021年ヴィンテージよりも優れていました。

今年の気温の大幅な変動、豪雨、そして夏の間続いた干ばつのような状態は、記憶に残るものとなり、ブドウ栽培者にとって挑戦的でしたが、最終的にはやりがいのあるものでした。

新しく改装されたバットルームには、さまざまなサイズの温度調節のできるステンレススチールのバットが計40個あります。この投資により、発酵中の温度コントロールがさらに向上します。
醸造は非常に順調に進んでおり、収穫されたばかりのフレッシュなブドウはすべて慎重に選別、除梗され、大桶に約10日間、皮とともに入れられます。過剰に抽出することを防ぎ、エレガントでフルーティーな特徴を維持します。

色は強く、濃い赤い果実の香りが良くそして非常にエレガントできめの細かいバランスのとれたタンニンを示し始めています。
2023年のボージョレ・ヌーヴォは、思い出に残るヴィンテージになることを約束します!