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HISTORY PHILOSOPHY PRODUCT LINE UP

150年の歴史、五人の当主たち、ひとつのゴール 優れた品質のコニャック造り

現在唯一の大手家族経営コニャックメーカーのカミュ社は、創立から150年を経ました。

カミュ一族は、1863年来、五世代にわたって、コニャックが秘める無限の豊かさとテロワールの魂を独自のスタイルで表現することで、極上のコニャック造りへの一途な情熱を養ってきました。カミュのコニャックひとつひとつには、「カミュ」ならではの個性が映し出されています。

ジャン=バチスト・カミュ (1835年-1901年)伝説の起源

ジャン=バチスト・カミュは、1863年に同業者たちと「ラ・グランド・マルク(偉大なる商標)」を創立する前は、コニャックを卸売りするブドウ栽培者兼ぶどう酒醸造者でした。その後、権利を買い取ったジャン=バチストは、カミュ「ラ・グランド・マルク」の名で自身のブランドを立ち上げます。独立心が強く先見の明のあったジャン=バチストが基礎を築いたカミュ社の精神は、一族に代々受け継がれています。

エドモン・カミュ(1859年-1933年)と ガストン・カミュ(1865年-1945年)

エドモン・カミュ(1859年-1933年)と ガストン・カミュ(1865年-1945年)新市場に君臨

ジャン=バチストの長男エドモンがセラーマスターとなったのは、1894年のことです。エドモンの指導のもと、カミュ社はブランドイメージの強化を進めました。同時に、コニャックの品質向上に繋がる、表示ラベルを貼ったボトルでの出荷を先駆けました。1896年に兄に合流したエドモンの弟ガストンが、コニャックの海外販売を展開します。その14年後カミュは、ロシア最後の皇帝ニコライ2世の宮廷御用達コニャックとして指定を受けます。

ミッシェル・カミュ (1911年-1985年)

ミッシェル・カミュ (1911年-1985年)境界を越えて

1932年、ガストンの息子ミッシェルが、21歳でカミュに入社します。1960年代初頭、ミッシェルは免税市場が秘める可能性に着目し、世界各国の免税店で事業を開始します。その後、リモージュ焼きのボトルやバカラクリスタルカラフに詰めたギフトアイテムを含め、旅行中のビジネスマンや収集家をターゲットにした各種ギフトアイテムを導入しました。現在に到るまで、カミュは免税市場でリーディングブランドのひとつとしての位置を守り続けています。

ジャン=ポール・カミュ (1945年生まれ)

ジャン=ポール・カミュ (1945年生まれ) ブランドの強化

ジャン=ポールは1977年にマスターブレンダーとしてカミュ社に入社します。彼は成長期に突入したアジア市場への参入を果たし、日本と韓国でリーディングブランドのひとつとしての地位を確立します。ジャン=ポールは2000年に、カミュを象徴するコニャックとなるシングル・クリュ・コニャックの「ボルドリーXO」を発表します。

シリル・カミュ (1971年生まれ)

シリル・カミュ (1971年生まれ) 伝統と新風

シリル・カミュは、アメリカのバブソン大学でビジネス学位を取得後、1994年に北京でトレード・リレーションズ・ディレクターとして一族の経営に加わります。伝統を重視しながら、革新的で高品質のコニャックを市場に送り出したいという強い思いを抱くシリルは、エレガンスシリーズ、シンプル・クリュのボルドリーXO、至極のキュヴェシリーズから成るマスター・ピース・コレクション、コニャックの常識を覆すイル・ド・レのコニャックといったコニャックと共に、新風を送り続けています。2003年にカミュ社の当主に就任して以来、シリルは他社高級メーカーとのパートナーシップを構築することで、広範囲にわたる販売網の発達に向けたグローバル市場に活動を集中してきました。一族の伝統、「最高峰のコニャック造り」へ打ち込むシリルは、世界規模で展開するカミュ・グループでメゾンの志が共有されるよう、カミュの基本理念を定めました。