ワインをよりおいしい状態で飲んでいただくための保管のポイントは次の通りです。
- 激しい温度変化はワインの劣化を早めます。15℃が理想的です。一般家庭では一年中一定の温度でワインを保管することはなかなか困難ですが、キッチンの火のそばや、冷暖房による温度変化が生じない場所で保管してください。
- 高温・低温(30℃を越える場所や極度に低い温度)の場所での保管を避けてください。
- コルクが乾燥するとびんの中に空気が入りやすく、ワイン酸化の原因となります。一般的には湿度70~75%程度の状態で保管するのが良いといわれています。乾燥した状態で長期間保管すると、コルク栓が乾き、中でちぎれやすくなってしまいます。
- ワインのびんを寝かせておくと、コルク栓の下面にワインがふれ、乾燥を防ぐことができます。 冷蔵庫の中は湿度が低くなりますので、びんを立てたまま長時間保管しないようにご注意ください。
- 直射日光や蛍光灯の光が当る場所、振動がある場所、強いにおいがするもののそばに置くと、品質が損なわれやすくなります。