ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒグループホールディングス株式会社
アサヒビール株式会社
世界有数のスピリッツ・ワイン会社ブラウンフォーマン社と
日本国内での販売契約の基本合意
〜アメリカンウイスキーNo.1ブランド「ジャックダニエル」や「アーリータイムズ」を
商品ポートフォリオに加え、総合酒類事業のさらなる拡大を目指します〜
アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)傘下のアサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、世界有数のスピリッツ・ワイン会社であるブラウンフォーマン社(本社 アメリカ・ケンタッキー州、社長 Paul Varga(ポール・ヴァーガ)と、日本国内におけるブラウンフォーマン社ブランドの販売契約を9月19日(水)に基本合意しました。 アサヒビール(株)は、ブラウンフォーマン社が製造するウイスキー、リキュールなど8ブランド18アイテムを、2013年1月1日(火)から日本国内で販売を開始します。
今回の基本合意は、グローバルにさらなる販売拡大を図るブラウンフォーマン社と、日本市場における総合酒類部門で商品ポートフォリオ強化を図るアサヒビール(株)の狙いが合致したことにより実現しました。
今回、アサヒビール(株)の販売網でブラウンフォーマン社の商品群を販売することで、日本国内でのこれらの商品群の販売数量、扱い間口の拡大を図ります。
また、アサヒグループのオーストラリアの飲料会社であるシュウェップス・オーストラリアがブラウンフォーマン社のRTD商品の製造受託している関係があり、シュウェップス・オーストラリアとブラウンフォーマン社の両社は、これまでも相互のブランド価値及び企業価値の向上に向けて取り組んできました。
アサヒビール(株)では、酒類において最大規模をもつビール類を中核に据えながら、焼酎・RTD・洋酒・ワインの各カテゴリーで、中核ブランドの育成・強化を図り、総合酒類企業として魅力的な商品提案を行っています。洋酒カテゴリーにおいては、ニッカウヰスキー(株)の主力ブランドである「ブラックニッカ クリア」や「竹鶴ピュアモルト」などの国産ウイスキーを中心に堅調に販売実績を伸ばしてきました。2011年の販売実績では309億円(前年比101.6%)となっています。
また、本年9月1日のアサヒビール社の組織改定では、洋酒・ワインの中高級商品の販売体制を強化しています。具体的には、本社営業部門に中高級の洋酒ワイン営業を統括する機能を強化しました。また、東京・神奈川・大阪・愛知・福岡に加え、北海道・宮城・広島に洋酒ワインの中高級商品を販売する専任担当者を配置しました。今回のブラウンフォーマン社のブランドの販売権取得に伴う洋酒の商品ポートフォリオを拡充することで、より一層専門性の高い商品提案や販促活動の強化を進め、ビール類を含めた総合酒類トップ企業として様々な価値を提供し続けます。
ブラウンフォーマン社は、1870年に、ジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏によってアメリカ・ケンタッキー州に創立された、アメリカ発祥のスピリッツ・ワイン会社の中で最も歴史のある会社の1つです。主力ブランドはアメリカンウイスキー世界No.1ブランドである「ジャックダニエル」や、「アーリータイムズ」をはじめ、リキュール「サザンカンフォート」「シャンボール リキュール」、ウオッカ「フィンランディア」などで、現在、25以上のブランドを世界160カ国以上で販売している世界有数のスピリッツ・ワイン会社です。
■ブラウンフォーマン COO Mark McCallum (マーク・マッカラム)コメント
「ジャックダニエル」や「アーリータタイムズ」の2大ウイスキーブランドは、将来的な成長が期待できる日本市場で更なる浸透が見込まれる。新たにパートナーシップを組むアサヒビール(株)は、日本の輸入ウイスキー市場で更なるプレゼンスの拡大に導いてくれることと確信している。
■アサヒビール(株)小路明善社長コメント
「ジャックダニエル」など世界的に著名で歴史のあるブランドを有するブラウンフォーマン社との販売提携によって、アサヒビールの洋酒商品の品揃えは飛躍的に付加価値が向上する。アサヒビールならではの商品提案や販促活動の展開により、お客様の満足感や期待感が高まる洋酒の飲用機会を提供し、新市場を構築していきたい。
<ブラウンフォーマン社 概要>
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<アサヒビール(株)が日本で販売するブラウンフォーマン商品の概要>
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