ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
ニッカブランドのウイスキー、欧州向け輸出数量が引き続き好調に推移!
さらなるグローバル化を目指し、
欧州限定商品『ニッカ カフェグレーン』『ニッカ ブレンデッドウイスキー』を新発売
〜ニッカ独自の価値を欧州のウイスキーファンに提供〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、ニッカウヰスキー株式会社(本社 東京、社長 中川圭一)が製造するウイスキーの欧州向け輸出数量が好調に推移していることから、海外でのニッカブランドの育成を目的として、欧州限定商品(*)『ニッカ カフェグレーン』『ニッカ ブレンデッドウイスキー』の2アイテムを9月10日(月)から新発売します。
(*)販売地域は、ヨーロッパ各国となります。
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ニッカブランドのウイスキーは、国際的なウイスキーコンクール「WWA」(ワールド・ウイスキー・アワード)や「ISC」(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)などで高い評価を受けていることなどから、特にフランス・イギリスを中心にした欧州で認知が高まっており、輸出数量が拡大し続けています。
2012年1〜6月の欧州向け輸出数量は前年比125%で、年間輸出目標である35,000箱に向けて好調に推移しています。
*1箱は700ml×12本換算(以下も同じ)
アサヒビール(株)は、欧州全域に販売網をもつ有力ウイスキー商社「メゾン・ド・ウイスキー」(本社所在:フランス)と直接販売契約を結んでおり、同社の販売網を介して欧州とその周辺国を含めた約30か国への輸出・販売を行なっています。
今回新発売する2アイテムは、ニッカウヰスキー(株)とアサヒビール(株)が欧州市場向けに開発したものです。 中味は、ニッカウヰスキーのブレンダーが新たに処方したサンプルの中から、「メゾン・ド・ウイスキー」と共に日仏でテイスティングを重ね、欧州のウイスキー愛飲家にむけて選んだものです。パッケージは、欧州で高く評価されている “シンプル”かつ“クール”な日本の機能美を表現したデザインを採用しました。
『ニッカ カフェグレーン』は、ニッカウヰスキー(株)独自の「カフェ式連続式蒸溜機」で製造したグレーンウイスキーです。「カフェ式連続式蒸溜機」とは日本で唯一ニッカウヰスキー(株)が保有し、スコットランドでも希少となっている伝統的な蒸溜機で、新型の連続式蒸溜機に比べて蒸溜効率がよくない反面、穀物由来の香味を残す風味豊かなグレーンウイスキーを生み出すのが特徴です。 カフェグレーンならではの馥郁とした香り、なめらかな口当たりと甘みをもつこのウイスキーは、ニッカ独自の価値を提供するオリジナル商品です。
『ニッカ ブレンデッドウイスキー』は、ノンピートモルト、ライトピートモルトを使用したモルトウイスキーと、「カフェ式連続式蒸溜機」で製造したカフェグレーンをブレンドしたブレンデッドウイスキーです。
ノンピートモルトとは、原料の大麦を乾燥させて大麦麦芽にする工程の際に、ピート(草炭)を使わず、熱風で乾燥させるため、ピート由来のスモーキーフレーバーのない大麦麦芽のことをいいます。ライトピートモルトはスモーキーフレーバーを少しつけた大麦麦芽です。この2タイプのモルトウイスキーを使用することにより、ほんのわずかにピートの薫る、クセがなくやわらかい口あたりの味わいとなります。ニッカウヰスキー(株)が保有する豊富な原酒の中からこれらのモルトウイスキーを厳選し、カフェグレーンとブレンドすることで、軽やかで伸びのあるバランスの良い味わいに仕上げました。
アサヒビール(株)では、独自の歴史と製法にもとづいたニッカウヰスキー(株)ならではの高品質なウイスキーを、バラエティー豊かな商品ラインナップや、洗練されたラベルデザインやパッケージなどで訴求し、プレミアムジャパニーズウイスキーとしてグローバル展開していきたいと考えています。今後さらに「メゾン・ド・ウイスキー」と連携を深め、現在欧州で販売しており人気の高いニッカブランド「竹鶴ピュアモルト」「シングルモルト余市」「シングルモルト宮城峡」「フロム・ザ・バレル」「ピュアモルト」とあわせて、新商品『ニッカ カフェグレーン』『ニッカ ブレンデッドウイスキー』を拡販していきます。
【商品概要】
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【参考】ニッカ製品の欧州向け輸出実績(1箱=700ml×12本に換算)
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