ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
純粋持株会社制導入によるグループ経営体制について
〜「長期ビジョン2015」の達成を目指し、国内事業の基盤強化と海外事業の積極展開を図る〜
〜7月の新体制に向けて、新会社の会社概要および社内組織を決定〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)は、本年7月1日に予定している純粋持株会社制への移行後の経営体制を、本日、決定しました。
当社は2009年に「長期ビジョン2015」を設定し、その実現に向けて2012年度を最終年度とする「中期経営計画2012」に取り組んでいます。純粋持株会社制への移行は、この長期ビジョンを実現するために、各事業部門の権限と責任の明確化や専門性の追求により事業基盤の強化を図るとともに、企業価値向上を目指した国内外の事業ネットワークの拡大を更に推進していくために実施するものです。
7月1日以降、持株会社のアサヒグループホールディングス株式会社(社長 泉谷直木)はグループ全体の資源配分と事業会社の監視監督、新たな資本業務提携の推進、酒類、飲料、食品の各事業のグローバル化の推進を実施することになります。一方で、傘下の事業会社は自律的な事業戦略を展開し、それぞれの事業で競争力の向上を目指します。同時にグループ共通の間接業務はアサヒマネジメントサービス株式会社への統合を進め、業務品質の向上とコストダウンを推進していきます。
持株会社であるアサヒグループホールディングス(株)は取締役直轄の17部門を配置するフラットで且つ柔軟性のある組織体とし、クロスファンクショナルな業務執行が促進される体制とします。同時にアサヒグループホールディングス(株)に事業担当取締役を設けることにより、グループ全体の事業戦略と機能戦略とが整合したグループ経営の推進を図ります。
現行のアサヒビール(株)から国内酒類事業を分割し発足する新アサヒビール株式会社(社長 小路明善)には、研究生産本部、マーケティング本部、営業統括本部、経営企画本部および監査部を設け、機能毎の専門性を追求すると同時に、事業環境に応じた迅速な意思決定が出来る体制とします。
アサヒグループは、今回の純粋持株会社制への移行を機に、更に自然由来の素材を活かした“ものづくり力”を強化し、世界中の人々に感動していただける商品やサービスを提供し続け、その感動をお客様とわかちあいながら成長を続ける企業グループを目指していくこととしています。
■ 2011年7月1日時点でのグループ体制図
■ アサヒグループホールディングス株式会社
1.社名 2.本社所在地 3.社長 4.資本金 5.業務内容 6.従業員数 7.グループ連結売上高見込 |
アサヒグループホールディングス株式会社 東京都墨田区吾妻橋1−23−1 泉谷直木 182,531百万円 グループの経営戦略・経営管理 約240人 14,900億円(2011年12月期予想) |
■ アサヒビール株式会社
1.社名 2.本社所在地 3.社長 4.資本金 5.株主 6.業務内容 7.従業員数 |
アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1−23−1 小路明善 200億円 アサヒグループホールディングス株式会社(100%) 酒類の製造・販売 約3,300人 |
以上