財団法人アサヒビール芸術文化財団（所在地 東京都墨田区、理事長 池田弘一）は、6月20日（土）から7月20日（月・祝）まで、アサヒビール本部ビル1階ロビー、および、墨田区役所内「すみだリバーサイドホール・ギャラリー」において、「すみだ川アートプロジェクト」の一環として「wah『すみだ川のおもしろい』展」を開催します。

　「すみだ川アートプロジェクト」は、墨田区の重要な地域資源である“隅田川”に注目し、多くのアーティストや市民との協働により、隅田川の再生を視野に入れた80年間という長期的かつ継続的な取り組みとして本年より始動するものです。

　今回の「wah『すみだ川のおもしろい』展」では、アーティスト集団のwah（ワウ）が隅田川周辺に住む人たちの声や、図書館の資料などから「隅田川でこんなことができたらおもしろいな」というアイデアを300件以上集めました。その中から「隅田川の上でゴルフをする」「お風呂がある船を走らせる」「隅田川と荒川を分ける場所には『川分け師』がいる」といったおもしろいアイデアを厳選して実行し、ビデオや写真での記録、インスタレーション※など多様な表現方法で展示します。アーティストならではの想像力によって生まれる、隅田川の再生にもつながるような斬新な作品が期待されます。
　※物体や装置などを配置し、アーティストの意向に添って構成された空間そのものを作品とする手法。

　本展覧会は、6月20日（土）から9月13日（日）まで、全国各地で開催される「アサヒ・アート・フェスティバル2009」の参加プログラムでもあります。「アサヒ・アート・フェスティバル」は、市民の主体的な参加によるアート・フェスティバルという趣旨のもと、アサヒビールと全国のアートNPOや市民グループとが協働して2002年にスタートしました。毎年夏に、ジャンルを越えた多彩なアートプロジェクトが展開されています。

【展覧会概要】

【記者発表会・プレス内覧会・レセプションのご案内】

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