ニッカウヰスキー株式会社（本社　東京、社長　山下弘）が製造するウイスキー『シングルモルト余市1987』は、ウイスキーの国際的コンペティション「ワールド･ウイスキー･アワード」（WWA）の「シングルモルトウイスキー部門」において最優秀賞を受賞し、“ワールド・ベスト・シングルモルトウイスキー”に選ばれました。ニッカウヰスキー(株)は昨年も「ブレンデッド・モルト（ピュアモルト）ウイスキー部門」において『竹鶴21年ピュアモルト』で最優秀賞を受賞しており、2年連続受賞の快挙となります。
　表彰式は4月16日（現地時間）にイギリス・グラスゴーにおいて開催され、ニッカウヰスキー(株)チーフブレンダーの久光哲司が賞状と記念の盾を授与されました。

　WWAは、英国のウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」の発行元であるパラグラフパブリッシング社が主催する、世界中のウイスキーを対象としたコンペティションです。同社は2001年から2年に1度、「ザ・ベスト・オブ・ベスト」というブラインドテイスティングによるコンペティションを行ってきましたが、07年からはWWAと名称変更して、広く市販されている製品（オフィシャルボトル）に限定し、より公正なコンペティションを実施しています。
　審査は、各国のウイスキー専門家のブラインドテイスティングにより、厳正に行われます。世界各国からエントリーされたウイスキーは、第1次・第2次の審査を経てグラスゴーでの最終審査にかけられ、7つの部門で1品ずつ世界最高峰が認定されます。7つの部門は、�@シングルモルトウイスキー、�Aブレンデッドウイスキー、�Bブレンデッドモルト・ウイスキー（ピュアモルト）、�Cグレーンウイスキー、�Dアメリカンウイスキー、�Eウイスキーリキュール、�Fニューリリースとなっています。
　『シングルモルト余市1987』は、�@のシングルモルトウイスキー部門で最優秀賞を受賞して“ワールド・ベスト・シングルモルト・ウイスキー”に選ばれ、同部門の「世界最高峰」と認められました。このシングルモルトウイスキー部門は、最終選考の前にスペイサイドやアイラなど、ウイスキーの名産地として世界的に知られる9地区に細分化された選考が行われており、その数は7部門の中で最多となっています。

　『シングルモルト余市1987』は、ニッカウヰスキー(株)余市蒸溜所で1987年に蒸溜し樽詰めされた、満20年の原酒だけを使用したヴィンテージウイスキーです。アサヒビール(株)ではシングルモルト余市のヴィンテージウイスキーを2004年から毎年販売しており、“時間そのもの”を感じていただくという価値をご提案してきました。2006年に発売した『シングルモルト余市1986』は、昨年のWWAで「ベスト・ジャパニーズ・シングルモルト」を受賞しており、今回『シングルモルト余市1987』の受賞によって、それをさらに上回る「世界最高峰」の栄誉に輝くことになりました。

　アサヒビール(株)では、“日本のシングルモルトウイスキーが世界のシングルモルトウイスキーを凌駕する”という画期的な受賞をより多くのお客様に伝えるとともに、今回の受賞を機にニッカウヰスキー(株)製品の品質の高さをさらに広くご紹介していきます。

『シングルモルト余市1987WWA受賞ページ』はこちらから
⇒ http://www.nikka.com/products/wwa/yoichi_1987/

【ご参考：商品概要】