アサヒビール株式会社
8割以上が「忘年会」参加に意欲!
〜アサヒビール(株)お客様生活文化研究所が「忘年会」に関する意識調査を実施〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)のお客様生活文化研究所は、本年11月21日〜11月27日にインターネットで「忘年会」に関する意識調査を実施し、4781人の有効回答を得ました。その結果、下記のような傾向があることが分かりました。
■全体の86.4%が今年の忘年会の参加を検討中。参加意向率は3年連続で8割を超えた(04年から同時期に同内容で実施している調査より)。
■1人2回の参加が最も多い。性別で見ると男性は「2回」、女性は「1回」が最も多く、男性は「3回以上」も目立つ。
■会費の予算は、8割が1回あたり6000円以内で収める予定。予算額は年齢とともに増加の傾向。
■メンバーと人数は、男性は「会社・部署」「6〜10人」、女性は「友人・知人」「3〜5人」がトップ。
■お店のジャンルで人気ナンバーワンは「和風居酒屋」、2位は「洋風居酒屋」。冬ならではの「お鍋専門店」も3位と人気。
■お店選びの第一条件は「コストパフォーマンス」。次いで2位は「座敷がある」、3位は「個室」。
Q1.今年、忘年会に参加しますか?
⇒全体の86.4%が今年の忘年会に参加意向を持つ。参加意向率は3年連続で8割を超えた。
「毎年友人と2人で、焼肉屋で忘年会をするのが恒例になっている。ホルモン焼き&マッコリが欠かせません」(女性30代)など、「参加予定がある」と回答した人は61.6%。「まだ決めていない」と具体的な計画は決まっていないものの前向きな声も24.8%を数え、実に全体の86.4%の人が今年の忘年会に参加意欲を持っていることが明らかとなりました。
過去3年間に同時期に実施した「忘年会調査」によれば、2004年の参加意向は75.7%、2005年が88.5%、2006年が85.2%となっており、今年の忘年会も一昨年、昨年と同様に大きな盛り上がりが期待できそうです。
Q2.今年の忘年会は何回参加する予定ですか?
⇒1人2回の参加が最も多く、性別で見ると男性は「2回」、女性は「1回」が最多。男性は「3回以上」も目立つ。
最も回答が多かったのは「2回」(36.4%)で、「忘年会の参加予定は、職場とテニスクラブの2回」(男性50代)など、仕事関連のものが1つ、さらに友人やサークルなどの集まりが1つと、1人2回程度の参加が目立ちました。性別で見てみると、女性は「1回」(男性=23.6%、女性=32.0%)、「2回」(男性=33.6%、女性=39.2%)が大半を占めたものの、男性では仕事関連の参加が多いせいか「3回以上」(男性=27.7%、女性=20.9%)という声も多数寄せられました。
Q3.1回あたりの予算はいくらですか?
⇒8割が1回当たりの会費を6000円以内で収める。予算は年齢とともに増加傾向。
最も回答が多かったのは「4,000円以上〜6,000円未満」(48.9%)、続いて「2,000円以上〜4,000円未満」(30.5%)と、全体の8割近くの人が1回当たりの会費を「6000円以内」で収めていることがうかがえます。また世代によっても予算の相場が異なり、20代では「2,000円以上〜4,000円未満」(43.7%)という声が大半を占めたものの、世代とともに「2,000円以上〜4,000円未満」は減少し、代わって「4,000円以上〜6,000円未満」が会費の相場となっていました。さらに60代以上では「6,000円以上〜8,000円未満」という人も12.0%を数え、年齢とともに忘年会の参加回数同様に、予算も増加する傾向が見受けられました。
Q4.どんなグループで行いますか?
Q5.何人くらいの忘年会の予定ですか?
⇒男性のメンバーは「6〜10人」「会社・部署」、女性は「3〜5人」「友人・知人」
人数については、男性で最も多かったのは「6〜10人」(男性=48.9%、女性=43.4%)、さらに「11人以上」(男性=66.9%、女性=43.2%)という声も目立ち、比較的に大人数の忘年会が催されていることがうかがえます。その一方、女性では「3〜5人」(男性=37.8%、女性=51.6%)が最も多く、男性に比べるとこぢんまりとした集まりとなっているようです。
どんなグループで忘年会を催しているのかを見てみると、男性トップは「会社・部署」(男性=66.4%、女性=38.9%)。「部署の仲間4人と、少人数の忘年会を予定している」(男性40代)など、会社全体、各部署や同期会という声が多数寄せられました。また同様に5位にも「仕事関連のお客さん」(男性=15.2%、女性=4.6%)が挙げられ、男性陣はビジネスに関連したグループでの忘年会が大変多いようです。その反面、女性のトップは「友人・知人」(男性=51.9%、女性=57.0%)、さらに5位に「ママ友」(男性=0.7%、女性=17.1%)が挙げられました。
Q6.もしあなたが幹事なら、どんなジャンルのお店を選びますか?
⇒人気は様々な料理が楽しめ、飲み派も、食べ派も満足な「居酒屋」
堂々の人気ナンバーワンは「和風居酒屋」(72.2%)でした。「鍋や刺身、肉など幅広く食べられる和風居酒屋・・・」(女性30代)など、専門料理店とは異なり、様々な和食や創作料理が楽しめる居酒屋は、日本人に馴染みが深く、一年を締めくくるのに相応しいお店と言えそうです。同様に2位にも「洋風居酒屋」(34.9%)が挙げられ、和洋ともに居酒屋業態の人気の高さがうかがえます。
続いて人気の3位は「お鍋専門店」(25.8%)。「おいしい鍋ですね、私が幹事担当時はもつ鍋にしている」(女性30代)など、居酒屋にもお鍋料理はあるものの、本格的な味を求めて専門店を選ぶ人も案外少なくありませんでした。
Q7.料理以外で、お店選びで重視するポイントは何ですか?
⇒第一条件は「コストパフォーマンス」、仲間との会話も弾む「座敷」&「個室」も必須。
最も重視しているのは、「値段が安い」(43.3%)でした。「安い予算でどれだけ食べさせて、飲ませてくれるかがポイント」(男性40代)など、単に安ければ良いだけではなく、料理の味と値段の安さを兼ね備えるコストパフォーマンスの良さを求める贅沢な声が多数寄せられました。
2位は「座敷がある」(41.9%)、3位に「個室・貸切できるお店」(37.5%)が挙げられました。「座敷があって個室になっていること。職場内の会話が聞かれないような場所」(女性50代)、「お座敷でゆったり 食べられるからいい」(女性30代)など、座敷&個室の良さは周りを気にせず、落ち着いて飲食ができることのほか、隣と隣との距離も近く席替えも容易なことから、仲間同士の交流を楽しむ上では欠かせないポイントとなっているようです。
【調査概要】
・調査対象:全国の20歳以上の男女4781人(有効回答数、男性2203人、女性2578人)
・調査方法:インターネット
・調査期間:2007年11月21日(水)〜11月27日(火)
■『「忘年会」に関する意識調査』に関するご参考資料はこちらから
【本調査に関するお問い合わせ先】
(お客様生活文化研究所のサイト「青山ハッピー研究所」 http://www.hapiken.jp)