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ニュースリリース

ニュースリリース2007年

2007年10月12日
アサヒビール株式会社
ニッカウヰスキー株式会社

ニッカ『シングルカフェモルト12年』日欧同時発売
〜ニッカオリジナル製法の国産ウイスキーを海外に発信〜

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田 伍)は、ニッカウヰスキー株式会社(本社 東京、社長 山下 弘)が製造するウイスキー『シングルカフェモルト12年』(容量700ml)を、11月22日から日本と欧州で同時に新発売します。

 販売本数は合計で3,027本の限定商品で、そのうち、日本では、ニッカウヰスキーのホームページを通じて2,031本を販売、欧州ではフランスの有力ウイスキー商社「メゾン・ド・ウイスキー」(本社パリ)の販路を通じて996本を販売します。販売価格は、日本では1本8,400円(消費税込、送料無料)、欧州での設定価格は1本109ユーロです。

 今回新発売する『シングルカフェモルト12年』は、ニッカウヰスキー西宮工場で“カフェ式連続蒸溜機” (*)を用いて蒸溜し、樽の中で12年以上熟成させたモルトウイスキーです。通常のモルトウイスキーは、“ポットスチル”と呼ばれる単式蒸溜器で蒸溜されますが、『シングルカフェモルト12年』は、連続的に蒸溜を繰り返す連続式蒸溜機である“カフェ式連続蒸溜機”を使用したもので、ニッカウヰスキーのオリジナル製法のモルトウイスキーです。

 アサヒビールは、こうした世界に例を見ない製法によるモルトウイスキーを、日本のウイスキーファンだけでなく、ウイスキーの本場である欧州のファンにも発信していきます。「日本のニッカ」を世界に発信するコンセプトで、パッケージやラベルも“手紙”をイメージしたものとしています。なお、ラベルには、一本一本に通し番号が押印されます。

 アサヒビールは昨年10月、フランスを中心に欧州全域に販売網を持つ有力ウイスキー商社「メゾン・ド・ウイスキー」と直接販売契約を結び、ニッカ・ブランドのウイスキーの欧州向け輸出を本格展開しています。輸出商品は、「シングルモルト余市」ブランドなど13ブランドで、欧州での販売地域は2007年9月末現在で18ヵ国となっています。販売地域は、順次EU圏に広げていく方針で、2010年までにはEU加盟国27ヵ国をはじめ、周辺国を含めた約30ヵ国への展開を計画しています。

 フランス、スペイン、英国、ドイツ、ギリシャ等、西欧諸国を中心とした欧州の市場は、世界的に見ても大きなウイスキー消費市場の一つです。ニッカ・ブランドのウイスキーは、ウイスキー発祥の地とされる英国の雑誌等でも高く評価され、欧州圏での認知度も急速に高まっています。アサヒビールとニッカウヰスキーは、今回の日欧同時発売ウイスキーを通じて、一段と「日本のニッカ」の訴求を強めていきます。
* “カフェ式連続蒸溜機”は1830年代にスコットランドのイニアス・カフェ氏が発明した二棟式の連続式蒸溜機です。原料由来の旨み成分をほどよく残し、口当たりのやわらかいウイスキーをつくることができるため、ニッカウヰスキーでは、世界的にも稀少な存在となっている現在でも味わい深いウイスキーづくりに欠かせない存在として使用しています。(カフェ式連続蒸溜機は1998年にニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所に移設しています。)

【商品概要】

商品名 シングルカフェモルト12年
品目 ウイスキー
容量 700ml
アルコール分 55%
商品特長 モルト(大麦麦芽)だけを原料に、カフェ式連続蒸溜機で蒸溜したウイスキーを12年以上樽貯蔵した、世界でも例の無いモルトウイスキーです。原料由来の香味を残すカフェ式連続蒸溜機ならではの柔らかなコクとまろやかで伸びのある味わい、樽熟成によるバニラの甘さがふっくらと口中に広がります。
製造 ニッカウヰスキー株式会社
販売 アサヒビール株式会社
販売数量 合計3,027本(日本国内向け2,031本、欧州向け996本) 
予定数量に達した場合、販売を終了します。
発売日 11月22日(木)

【販売方法等(日本)】

販売方法 ニッカウヰスキーホームページ( http://www.nikka.com/ )上で、
11月19日から商品のご案内、ならびにご購入申し込みの受付を開始します。
お客様からの
問い合わせ先
アサヒビール株式会社 お客様相談室
フリーダイヤル:0120−019−993
価格 8,400円(消費税込、送料無料)

【販売方法等(欧州)】

販売方法 フランスのメゾン・ド・ウイスキーを拠点に、欧州各国のウイスキー専門店、食品店等で販売します。