アサヒビール株式会社（本社　東京、社長　福地茂雄）は、総合酒類提案の一環として、ニッカウヰスキー株式会社（本社　東京、社長　由井大三郎）と共同で開発したアサヒチューハイ『ゴリッチュ』を５月２３日（水）に全国で新発売します。

　アサヒビール（株）は、アサヒスーパードライを中心に築いた盤石な地位を基盤として、総合酒類事業を展開することとし、マーケティングおよび営業部門をニッカウヰスキー（株）と４月から統合し、総合酒類領域での価値提案体制の強化を図ります。その流れの一環としてアサヒチューハイ『ゴリッチュ』を新発売し、近年成長著しいチューハイ市場において、お客様に新たな飲用価値を統合後の強力なマーケティング・営業体制で積極的にご提案していきます。

　近年、総アルコール市場が横這いしている中、お客様の飲用価値の多様化や低価格志向などにより、低アルコール飲料は大きく成長しています。その成長の原動力となっているのが、缶チューハイ市場であり、１９９９年と２０００年と２年連続して販売数量で２ケタ以上の増加を果たしています。
　アサヒビール（株）は、その成長市場である缶チューハイ市場で、アサヒビールグループのオリジナリティーを大いに発揮し、確固たる存在感を構築するためにアサヒチューハイ『ゴリッチュ』を新発売します。
＊低アルコール飲料とは、アルコール度数８度以下のビール（発泡酒も含む）以外の酒性飲料全体を示します。

　今回新発売するアサヒチューハイ『ゴリッチュ』は、メインターゲットをチューハイヘビーユーザーの方とし、その方々に"元気の素"を提供できる"サラリーマン応援チューハイ"というコンセプトでニッカウヰスキー（株）と共同開発しました。
　現在、缶チューハイ市場のフレーバーの種類は約３０種類に細分化しており、販売量の５割以上を占めるレモン味を中心とした"ドライ系"の味感と、やや甘めな味感とに分類することができます。今回アサヒビール（株）は、"ドライ系"の味感の「レモン」を主軸として、やや甘めな味感の「バナナ」「とうがらし風味」を加えた計３種類のアイテムで商品展開します。
　 「レモン」は、「ジューシー＆すっきり」感が楽しめる、爽快な飲み口・のどごしとレモンフレーバーならではのはじけるような味わいが特徴であり、「バナナ」は、アルコールの刺激をやわらげるバナナの甘みと香りによって生まれた「まろやか＆すっきり」な味わいが特徴です。さらに、これまでにはない衝撃的なフレーバーである「とうがらし風味」を加えて、３種類のアイテムですっきり飲みやすい味感を幅広いお客様に訴求していきます。
　 パッケージには、それぞれのフレーバーを手に持った、ネクタイ姿の個性的なゴリラを中央に　配したユニークで温もり溢れるデザインとなっています。パッケージのゴリラは、"サラリーマン応援チューハイ"という開発コンセプトに基づき、メインターゲットのサラリーマン男性の方が憧れや共感を抱く「力強さと優しさ」というイメージを担う存在として採用しました。
　このパッケージデザインは、日本のイラストレーション界の第一人者である日暮修一（ひぐらし　しゅういち）氏によるもので、３アイテムごとのゴリラの微妙な表情を同氏ならではの細密なタッチで表現しています。また、ネーミングは、パッケージのゴリラとチューハイを組み合わせて、『ゴリッチュ』としています。

　アサヒビール（株）は、アサヒチューハイ『ゴリッチュ』が、メインターゲットとしているサラリーマンをはじめとして、幅広い層のお客様にご評価をいただき、チューハイ市場で確固たる存在感を構築できることを期待しています。