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グラハム Portugal(ポルトガル)

W.&J.

グラハム GRAHAM'S グラハム GRAHAM'S

ESTABLISHED 1820

PORT

グラハム GRAHAM'S

世界が認めた
ポートワインの
代名詞ブランド

www.graham-port.com

ブランド紹介
遙かポルトガルから運ばれたワインは、
香り高い甘味に満ちていた

誕生のきっかけは
腐敗防止のアイディア

“ポートワイン”とは、ポルトガル北部、ドウロ河流域のアルト・ドウロ地区で収穫されたぶどうを原料とするワインです。その誕生は、ヨーロッパの大航海時代まで溯ります。
15世紀の中頃から始まった北ポルトガルワインのイギリス向け輸出は、イギリスとフランスの関係悪化を契機に、その量をますます増加させていきました。そしてワイン供給国イギリスの商人たちは、よりよいワインを求めてポルトガルのさらに奥地へと足を踏み入れることになったのです。
その結果、発見されたのが肥沃な大地で良質なぶどうの栽培に適したアルト・ドウロでした。しかしその土地で作られたワインを遙かイギリスまで運ぶには大きな問題がありました。それはワインの腐敗です。ポルトガルの奥地からイギリスまではあまりにも距離があり過ぎたのです。
そこで考え出されたのが、ワイン樽にブランデーを加えることでした。鮮度を保つためブランデーが加えられたそのワインは、イギリスに運ばれると、芳醇な甘味を醸し出しており、貴族たちの人気を集め、ポートワイン誕生のきっかけとなりました。

エピソード
幸運なふたりの兄弟が、
「グラハム」の名を世界に知らしめた

ポートワイン貿易の活況とともに

“ポートワインは誕生以来、多くの人々に親しまれ、1703年にイギリスとポルトガルの間で、ポルトガルワインについての条約が締結されるとポートワインの貿易は活況を呈しました。この時、ポートワインの貿易会社として頭角を現したのが「グラハム」でした。
1820年、オポルト市の事務所のマネージメントを任されていたグラハム家の兄弟、ウイリアムとジョンは、取り扱ったポートワインが大人気を呼び、多くの発注依頼を取りつけます。そして、これをきっかけに会社は急成長を遂げ、やがて世界にその名を知られるようになっていきました。

1882年、グラハム家と親交の深かったアンドリュー・ジェイムズ・シミントンが「グラハム」に入社し、会社のさらなる成長に貢献します。1970年には、シミントン家がグラハム社を買い取り、今日、彼の孫息子ジェイムズ・シミントンとその家族が経営にあたっています。

イノベーション
手間のかかる伝統手法を原点に、
画期的なシステムを開発

ロボット式ラガーは
革新精神の賜物

1890年、「グラハム」が所有したキンタ・ドス・マルヴェドスは、アルト・ドウロ地区の中でも最も優れた畑です。
ここで収穫された原料のぶどうは、最高のポートワインをつくり出すため、人の手足で果汁を搾り出していました。あえて手間のかかる人の手を使ってきたのは、この伝統的手法が最もポートワインづくりに適していると確信していたからです。
しかし、この手法には様々な改良すべき点や、年々難しくなる踏み潰し手の確保など、問題も決して少なくはありませんでした。そこで「グラハム」は、伝統的なラガー(石桶)における作業工程を徹底分析し、これを機械化することに挑み、画期的なロボット式ラガー(ロボティックラガー)の開発を成功させました。

受賞歴
「グラハム」は、世界が認めた
アルト・ドウロの傑作

“ポートワインの代名詞”
ならではの受賞歴

最高品種のぶどうと、優れた技術を誇る「グラハム」は、これまでアルト・ドウロで最も豊かな甘味を持つ数々のポートワインを世に送り出してきました。中でも「グラハム・ヴィンテージ・ポート 2000」は、12,000ブランドの中からトップ100を選ぶ、ワインスペクター誌の2003年コンペティションで、98ポイントもの高得点を獲得し、見事トップ10内にランキングされました。

またこの他にも「トゥニー」や「マルヴェドス・ヴィンテージ」がインターナショナル ワイン チャレンジで1993年から12個ものゴールドメダルを受賞するなど、「グラハム」はまさにポートワインの代名詞とも言えるブランドです。