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ズバうま!おつまみレシピ

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旬菜の使い切りおつまみ 10月サツマイモ

サツマイモの豆知識

歴史
コロンブスによりトウモロコシや葉タバコとともにヨーロッパに持ち込まれ、そこから全世界へ広がりました。しかしヨーロッパではあまり普及せず、現在でもさほど食されてはいないようです。日本には1597年(慶長2年)に宮古島へ入ったのが最初とされ、17世紀初めには薩摩や長崎に伝わり、徐々に南九州一帯で栽培されるようになりました。やせた土地や凶作の年でも収穫できることが注目され、当時度々起こった凶作に対する救荒作物として重要視されました。18世紀になると、青木昆陽が江戸に導入するなど、各地で積極的な導入が計られ、飢饉の度に広がり、江戸時代末期までには東北地方まで栽培が普及しました。薩摩藩のイモが全国に普及した事から「サツマイモ」という名が定着したそうです。

栄養
主成分はデンプンで、加熱する事によりデンプンが糖に代わり甘みが出ます。石焼きイモのようにじっくり加熱する方が甘みが増します。また、食物繊維やカリウムが豊富に含まれているアルカリ性健康食品で、加熱調理にも強いビタミンCを持ち、活性酸素の働きを抑制するポリフェノールも多く含む食品として注目されています。さらに、イモ類の中でサツマイモだけに含まれる糖脂質の仲間であるヤラピンは、皮ごと食べると食物繊維との相乗作用により便秘予防に効果的です。

選び方
関東以西が主産地です。9〜11月が出荷のピークで、生産量では鹿児島がトップです。品種によって若干差はありますが、全体的にずんぐりと太く重みがあり、表面の色が均一で、凸凹していないものを選びましょう。また、高温を好むため、保存適温は13〜16℃と高めです。あまり低温で保存すると中の繊維質が破壊されることがあり、水分や湿気があると腐りやすくなるので、冷蔵庫での保存は避け、ダンボール箱に入れたり新聞紙などに包んで室内の風通しのよい所で保存しましょう。

調理法
アクが強く切り口が変色しやすいので、切ったらすぐ水にさらしてアクを抜きましょう。また、皮にも栄養があるので、よく洗ってから皮を残して調理するのがオススメです。

<監修:(有)フード企画・141>
 
旬菜の使い切りおつまみ