ヘッドクウォーターに集まったファイナリストは、まず全員でランチ。やや緊張した雰囲気が漂っていたなか、アメリカ代表のジョンがこう言い放った。「おいおい! 優秀なバーテンダーがこんなに集まって、なんでシーンとしてんだよ。バーテンダーならもっと楽しもうぜ」。というわけで、早速ボルス・ジュネーバ(日本未発売)が運ばれてきて、オランダ流に全員ショットで飲み干すこととなった。その後、地下にあるミュージアム「HOUSE OF BOLS」を体験し、「ボルス・バーテンディング・アカデミー」でのボルス講座を受講。その間もビールやカクテルの試飲が続き、雰囲気はすっかりくつろいだものになった。夜はアムス名物運河クルーズでのカクテルパーティーとディナー。新井氏もうちとけた様子で、各国のバーマンとカクテル談議に花を咲かせていた。
さて、今大会のキャッチコピーは、「Mix Your way into Cocktail Heaven!」。翌日の決勝では、果たして誰がカクテルへヴンにたどり着けるのか? 誰の頭上にカクテルへヴンの天使が舞い降りるのだろうか?