あきのひはつるべおとし
夏が過ぎたと思ったら、あっというまに肌寒くなってきました。
"秋の日は釣瓶(つるべ)落とし"ともいいますが、日が落ちるのが本当に早くなりました。
そういえば、昔、知り合いの小学生に、"つるべ落とし"と言ったら、
「つるべって何?おっさん?落語家?」と答えが返ってきて思わす苦笑い。
(そうか・・・最近の子供はつるべなんてほとんど見たことないよなぁ)
と思いながら、
「落語家ちゃうがな。井戸の水を汲む、桶が縄についたやつ。」
と話したら、
「あ、時代劇で悪いやつが井戸の近くで斬られたら、縄つかんでカラカラ~と落ちてくアレか!」
(それかいっ!)
そんなことを思い出しながら、会社の窓から外を見たら、富士山のシルエットがきれいに見えて、
疲れた心もすっかり癒されました。
「さてと、帰るとするか。」帰り支度をして外に出ると、
何故か何人かの同僚が上空を見て写真を撮ってます。
(何?何?)
と振り返ると・・・・
ぬぉぉぉぉぉぉ?なんじゃこりゃ????某宇宙映画の宣伝か???
というわけで
正体を知りたい方はコチラ!
(所長)
本年もありがとうございました!
今年も、りりこ☆よりアンカーのタスキを受け取りました。
2014年も残すところあと2日。
ハピ研は本日が仕事納め。ようやくお正月を迎える準備が整いました。
今年は、人事異動でハピ研メンバーも増え、新しい取組みもスタートさせることができました。
また、生活者、嗜好品文化、りんごポリフェノールなどに関する様々な情報発信も行なってまいりました。
これもひとえに、ハピ研をご愛読いただいている皆様のご支援の賜物と感謝いたしております。
ところで、みなさまは、来年どんなことにチャレンジされますか?
私は、先日の忘年会で昔の職場での同僚のH氏から、「所長の記事はつまんなーい!」と指摘されましたので、2015年は、このブログに、より楽しい記事を載せられるよう精進したいと思っております。
ハピ研では、来年も、身近で役立つ情報をどんどん発信できるよう、メンバー一同、誠心誠意努力していきますので、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
来る2015年が、みなさまにとって素晴らしい年であることを祈念いたしまして、歳末のご挨拶とさせていただきます。
みなさま、よいお年をお迎えくださいませ! (青山ハッピー研究所 所長)
You Tube
Web関連の勉強会が開催され、「Google」の方からの最近の「ネット広告」や「You Tube」の話を聞きました。
「You Tube」は怪しいサイトだと思っていたのですが(Googleさん、すみません)、著作管理の徹底が評価され、今ではAKBから民主党までチャンネルを持っているんだそうです。
しかもブロック、トラック(出元が限られた範囲で自由にコピーをOKとしている)、収益化(広告を付ける)という3つの管理に分かれているんだそうで、一見違法では?と思っても出元の許可がおりているとのこと。
で、広告利用として成功例では、アメリカ人で知らない人はいないという「Old Spice Guy」
*アメフトだか、サッカーの選手らしいです。
ボディソープのCMから、You Tubeに移行して人気がでたそうなんですが、どんな質問(ex.どんなプロポーズをしたらいいか?)をしても24時間以内に、You Tubeを使って(画像で)回答してくれるということです。しかも何千もの質問に答えてくれているそうです。(彼はずっとスタジオ生活だったらしい・・・涙)
で、You Tubeでの盛り上がりだけでなく、売上アップにもつながったそうです。
クマ出没@宮城峡
同僚だった子がニッカウヰスキー仙台工場(宮城峡)に転勤になり、個人ブログを始めたとのことで、要チェックしていたところ・・・。
東京では経験しないような仕事がある!とのこと。それが、この看板作り!
まだクマが出ているという噂の段階らしいですが、見学のお客様が多い工場なので、万が一に備えて、手作り看板を設置することになったそうです。彼の製作のポイントは、熊のイラスト入れたこと。(確かに内容に反し、和みをプラス、かつ目立つ!)
さてさて、この仙台工場 →正式には宮城峡蒸留所ですが、北海道の余市工場とは、違う味のウィスキーと作りだしています。
→どんな違い?
→ウィスキーの父 *産経新聞に掲載されたノンフィクション。第8回「ニッカワとの出会い」に注目!
ブックと星空とウイスキー
ハピ研ではシブヤ大学と共同で講座を開いています。
今回は、一人グラスを傾けながら、読みふけりたい本のお話をブックディレクターの幅允孝さんを先生に迎えて行いました。
受講生には「ウイスキーを飲みながら読んでみたい、オススメしたい本を持ってきてください」とお願いし、なぜ星の数ほどある本の中から、それらの本をセレクトしたかを語ることで新しい時間の過ごし方を見つけてもらえたら、という授業です。
シブヤ大学では人気の講座のようで、会場もいっぱい。近いうちにハピ研で開催報告がアップされますので、お楽しみに。
会場となった表参道のブレンダーズバーでは普段から「バー読」をオススメしています。
バーの片隅にはウィスキーに合う書籍(書棚)もあるので、「バー読」入門者も安心。また、ブレンダーズバーでは色々とイベントも開催しています!
ご協力ありがとうございました!
このブログで何回もネタにして、しつこい感じもしますが、今月6日〜20日の2週間にわたって募集してきた、「ハピ研生活意識調査《夏休み特別編》 大人の宿題/課題『ビール』」が無事終了しました。全国から1,000件以上のエピソードと50枚ほどの写真の投稿をいただきました。ご応募ありがとうございました。
これからは私の仕事です。いただいたものの中から面白いものや、特徴的なものを選び出し、生活意識調査のコーナーでご紹介します。来月半ばころになると思いますので、暫くお待ちください。
いろいろなエピソードをいただいて、どれを読んでいただこうか悩みます。写真もいろいろですが、最近はデジカメの性能が良いのか、花火もきれいに写っていて驚きます。夏休みの楽しいひと時が切り取られていて、見ているこちらが楽しくなります。これからも皆さんに参加して、楽しんでいただけるような生活意識調査を実施していきますので、ぜひ一度ご参加ください。
もう夏休みが終わった地域もありますね。まだ宿題が残っていて追い込みをかけている子もいるでしょう。私も最後の1日まで頑張った部類ですから、状況お察しします。今週はあまり暑くないし、最後の追い込み頑張れ!
(ぶらりあん)
「大人の宿題」企画中
梅雨も明けて、いよいよ夏本番。海の日を過ぎて、多くの学校が夏休みに入る時期です。
夏休みには海やプールで泳いだり、虫取りしたり、旅に出たり、レジャー施設やトレンドスポットに繰り出したり、じっくり本を読んだり、ここぞとばかりに遊んでしまいますよね。特に夏休みの初めは、休み中にやる事のメニューを考えるだけで楽しくて仕方ない状況。しかし、時間が経つにつれて「宿題」が気になってきて、夏休みの最後の一週間で汗だくになりながら宿題を片付けて・・・けっこう多くの方に共通の思い出ではないでしょうか。「最初からやっておけば良かった」と後悔したり、「何で今日まで何もやってないの!」と母親に叱られたり、私にとってもツクツクボウシが鳴く頃の苦い思い出です。
そんな「宿題」の代表格といえば「絵日記」。コツコツやらないと最後に面倒なことになる、最も嫌な宿題でした。気象台へ過去1ヶ月分の天気を問い合わせる小学生もいたようですが(ハピ研にも経験者いました!)、今やインターネットで天気の記録は簡単に調べられます。凄いですね。あとは書くだけ!(笑) 過ぎてみれば笑い話ですし、「あの時は書かなかったけど、今は毎日ブログ書いてます」という方もいらっしゃるでしょう。絵日記の絵に苦戦した方も、デジカメで撮った写真を使って簡単に画像添付できる便利な時代です。ちょちょっと書いてみようかなと思いませんか?
そこでハピ研生活意識調査では、夏休み特別企画として「大人の宿題」の企画を検討しています。この夏に飲んだビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)にまつわるエピソードと写真を大募集する企画です。募集は来月上旬〜中旬を予定していますので、ぜひご参加ください。もちろん毎日ではなくて、期間中1回の応募のみとなりますので、ご安心を。「この夏一番印象に残ったビール」について、絵日記感覚で書いてください。いくつかのエピソードや写真を抜粋して生活意識調査のページで公開して、皆さんにも読んで見ていただこうと思います(学校の絵日記を友人に見せた記憶はありませんが)。
ビールの美味しい季節になりましたが、飲みすぎないように 「ほ ど よ く、 楽 し く、い い お 酒」で、暑い夏を乗り切ってください。
(ぶらりあん)
食育フェスタのセミナーにて
最近、連日のように報道で食の安全・安心についての話題が取り上げられていますが、先日、全国調理師養成施設協会の主催された「全調協食育フェスタ」に参加してきました。食というとハピ研の研究員Dr.たま、ぶらりあんの研究分野でありますが、私自身も知識の向上のため出席してまいりました。
この食育フェスタは、セミナーと展示会に分かれており、私は主にセミナーに参加し、展示会場へはセミナーの空き時間を利用して、わずかな時間ですがのぞいてまいりました。展示会場では、全国の調理師学校の生徒の作品が並べてあり、コンクールが行なわれておりました。また、企業や県の食育に関する展示コーナーもあります。特にコンクールにおいては、当日に賞が決まることもあり、200を超える作品とともに、見学されている調理師の卵達で会場は芋を洗わんばかりの賑わいようです。残念ながら授賞式は、セミナーと重なるため見ることはできませんが、さぞかし盛り上がったことでしょう。
セミナーについて特に心に残ったことは、食を選ぶに当っては自分の五感を磨くことが大切であるということです。日本の自給率は40%を割っているとのこと。食品の賞味期限が超えると捨ててしまう人もいるかと思います。賞味期限の記載がなかった昔なら、多少日付が経った食品でもまずは臭いを嗅いで舐めてみて、異常がなければ食べていたと思います。自分の五感よりも表示したものに頼ってしまうのは、自分の五感に自信がなくなっているからなのでしょうか。
賞味期限とはメーカーが「この日までであればおいしくいただけますよ」といった期限であって、超えたからと言ってすぐに体の害になるわけではありません。それよりも食べずに廃棄する量が増えると、必要以上の食料を輸入することにもつながり、食料資源の乏しい日本の自給率はなおも減少傾向が止まらなくなります。
また、最後にお話しされたのがハピ研で出版した「吾輩はビールである」の編集・著作をしていただいた東京農業大学教授の小泉武夫先生です。お話の中で、日本人の知恵によって素晴らしい料理が生まれていることを具体例をもって説明していただき、大変興味深く聞かせていただきました。「ふぐの卵巣のぬかづけ」「あけびのなれ寿司」皆さんご存知ですか。
さて私自身、食については今も毎朝自分で栄養バランスを考えて弁当を作ったり、外食時も食べ過ぎに注意を払っているつもりですが、本日の講演された5名の先生方のお話しを聞いて、改めて今後やるべきことがわかったような気がします。大切な日本の食文化を次の世代にしっかり伝えていくこと、そして自分自身も健全な食生活を続けるための知識を習得することを心掛けていきたいと思います。
(所長)
さようならサザエさん
以前このブログでサザエが異動になったことを本人から報告があったと思いますが、先日サザエの送別会をいたしました。ハピ研設立以来7年にして卒業ということになりました。とは言うものの、今度の職場ではハピ研メンバーと協力しての仕事も多いようで、その点では内心ほっとした気持です。
さて、久しぶりにメンバー全員そろいサザエの希望していた渋谷の中華料理店へ集合。遠くに行ってしまうわけではないため、またサザエの明るいキャラクターもあって、しんみりムードは全くなく、笑いの絶えない楽しい時間が流れていきました。また、料理もサザエが推奨するだけあって格別でした。メニュー内容を写真で撮ってみましたが、中でも後半に出てきたピェンロー(白菜鍋)は最高でした。
サザエへの餞別として、メンバー一人一人からの思い出の品を詰め込んだコラージュバックをプレゼント。なぜかぐいのみ、ソムリエナイフ、日本酒といったお酒に関連した物が多いのは、サザエの好みを良く知っているからなのでしょう。
そして料理もそろそろ仕上げとなり、最後の極め付きは杏仁豆腐。牛乳たっぷりで女性陣には大好評。そろそろビールと料理で満腹なこともあり、私はこのあたりでギブアップ。気が付けば9時を過ぎそろそろお開きに。
今回のサザエの異動によって、昨年9月にハナコが増員されたハピ研は一人減り、元通りの人員になりました。サザエがいなくなって寂しくなりますが、またいつかこのブログに戻ってくることを祈りつつ、今後ともハピ研メンバーをよろしくお願いいたします。
(所長)
取材の醍醐味 ライブ感♪
このところようやく涼しくなって秋らしくなってきましたね〜。アサヒビールにとって秋は「人事異動」の季節。というのも、売上げがピークになる8月がビール年度の最終月で、9月からの新体制に向けて大きめの人事異動があるのです。そこで9月20日のブログにあったように「ハナコ」がやってきたという訳。ハピ研としても念願の「増員」となり嬉しい限り。お仕事も、ハピ研の「毎週アンケート」「ハピプロインタビュー(略:ハピプロ)」は、サザエからハナコに引き継ぐことになりました。
これまで担当してきたものとしては、毎週アンケートは、4年間やってきたということもありやや寂しく、ハピプロは、色んなジャンルの人に、じかに会って刺激を受けられるという貴重な体験が出来ただけに、とても名残惜しい。(というか、かなりの役得・・) でも、ハナコは私の何十倍も「文化的素養」を備えた人物なので、ハピプロに登場する人物は今後益々おもしろくなると思いますよ♪是非お楽しみに!
ということで、ハピプロ担当として最後に、10月更新予定のハピプロネタについて少しだけ前フリ。売れっ子イラストレーターなのに、十数年間変わらず東京・吉祥寺の井の頭公園で路上アートを繰り広げている「キン・シオタニさん」!彼は「絵を描く」ことにまつわる色々な活動をしていますが、その中でも、彼が今、楽しんでいるのが「ドローイング シアター」。「絵を描くのがスピードが速い」という彼の特技の一つを生かして、描いている様子をプロジェクターなどで会場に映し出し、観客はイラストだけでなく「描く」ことのライブ感を楽しめるというもの。(写真・右端に写っているのがキンシオさん。10月後半のハピプロで詳しくどうぞ)
どんなものかって?どんな感じなのかは、↓こちらをご覧ください。
http://jp.youtube.com/watch?v=JvDop24renI
ちなみに、この絵も彼の作品ですが、絵の中に隠し文字のように「KYOKO」(←サザエの本名)という文字があるの、わかりますか?(ヒント:絵の上半分です) 取材ではじめましての挨拶が終わるか否かというタイミングで、いきなり「何か書くもの(紙)ある?」と聞かれて、思わず差し出したノートの1ページ。私の名前を聞き紙に「KYOKO」と書いたかと思えば、その文字からスラスラと線が引かれて、あっという間に作品が出来上がり! 思わず「すごいーーーっ!」と取材メンバー全員で歓声があがりましたよ! こういうライブ感を味わえるのは、まさに取材の醍醐味です。WEBでかなりの情報が収集が出来る昨今ですが、「人に会う」というライブに勝る刺激はやっぱり他にないと思います。ハピプロでは、そんなライブ感を読者の皆さんにも伝えて行けるといいですね。ということで、どうぞ、今後のハナコにご期待くださいませ!
(サザエ)
やさしさをつくる。やさしさでささえる。
今回は、ハピ研勤務初めての飛行機での出張で、香川県観音寺にあります「ユニ・チャーム株式会社」様のグローバル開発本部テクニカルセンターにサザエとハナコと共にお伺いしました。メインテーマはサザエの研究発表の講演だったのですが、私も便乗してご挨拶をさせていただきました。朝まだ早い羽田空港で、保安検査場を通り搭乗口に向かう途中、本日の行先であるユニ・チャーム様の看板を発見。
冒頭の表題であります「やさしさをつくる。やさしさでささえる。」は、まさにユニ・チャーム様が目指されるサスティナビリティなのです。朝一番にパッと目に入って来るなんて、これも何かの縁であろうと思いつつ、この出張の幸先のいいスタートがきれた、と幸せな気持ちになりました。
香川と言えば讃岐うどん。高松空港到着後、まずは講演までの腹ごしらえに地元で有名な釜上げ卵うどんを賞味。これぞ本場の味、だしを入れなくともおいしいうどんが、だしを入れると卵との絶妙なバランスでおいしさが増してきます。思わずうどん屋をもう一軒はしごしてしまいました。
ユニ・チャーム様に着き、講演をさせていただいた後、センター内を案内していただきました。業界が違うだけに、新たな発見だらけで驚きの連続でした。ユニ・チャーム様の物作りに対するこだわりや人の肌、心からの視点を大切にされていること等、大変勉強になりました。
また、観音寺には「銭形」という、これを見れば健康で長生きそしてお金に不自由しないと言われている名所があるとのこと。打合せ後、連れて行っていただきましたが、夕刻のため残念ながら周りが暗すぎて写真に撮れませんでした。しかし、肉眼でははっきり「寛永通宝」と書かれた砂絵を見てきました。山頂から見ると雄大で素晴らしいと思う一方、老婆心ながら管理するのは大変だろうなと思ってしまいます。
翌朝、観音寺を跡にして当社四国工場を見学するために伊予西条へ移動。伊予西条駅からタクシーで約10分で到着。朝9時30分ということもあって、まだお客様はいらっしゃいませんでした。四国工場の見学は、一般の方何人からでも前日までに電話でご予約すると申し込めます。ご案内時間は、午前9時30分から午後3時までとなります。当社の工場の中ではコンパクトな規模ですが、全体がわかりやすくバリアフリー設備も完備されています。当然ビールの試飲もできますので、来年10周年を迎える四国工場へ皆様のご来場をお待ちしております。但し、ビールの試飲をされる方は、お車でのご来場はお控え下さい。
PRはこの辺にして、伊予西条から松山へ移動。松山空港の離陸時間まで松山市内を市場視察。
松山城、道後温泉といった名所を視察しながら昼食は地元で人気のある鯛めし。食の文化にも触れる事のできた四国一泊の出張でした。
(所長)
サンプルのお店、神宮前に誕生
先月の下旬、青山ハッピー研究所から歩いて約20分ぐらいのところに、サンプル専門のお店「サンプル・ラボ」が開店されました。テレビ等で事前に告知されておりましたが、場所も神宮前なので近所ということもあり、今後の生活者のトレンドの参考にもなるかと思い行ってまいりました。しかし、開店日でしかも夏休みが始まった時期でもあり、お客様であふれ返り大変混雑しておりました。そのため、ゆっくり見学することもできず、ところてん方式で気がつけばチェックアウトし、帰りのエレベーターの前でした。
そこで、8月もお盆に入り、東京の人口がかなり減っているこの時期が穴場かと思い、昼食後寄ってみました。すると、お店のあるビルの前にはスタッフの方が整理券を配り、その前には炎天下の中お客様が30名ほど並んでおられました。見事に予想は裏切られましたが、並ばれているお客様は1時間後の次回の展示会の整理券を手に入れられてるようで、現在催されている展示会は残り時間は少ないけれどそれで良ければどうぞ、とスタッフの方に誘導され、ラッキーにもすんなり通されました。混雑緩和もあって、一日5〜6回に分けてサンプル展示をし、その都度整理券をお配りしているようです。
外から直接透明なエレベーターで3階まで昇り店内に入ると、そこにはやはり100名は超えていると思われるお客様がおられました。開店当初のお客様は、老若男女様々な方が見えられていたと記憶しておりましたが、今回お客様の約80%は女性で圧倒的に20代が多く、男性も若い方が主で、私ぐらいの年齢は回りを見回してもほとんどおられませんでした。サンプルをいただくだけにここまで来られたのではなく、原宿や青山へ買物ついでやお食事ついでに来られた若い女性が、集まっているのだろうと感じました。
またお店も、サンプルの人気度を掲示したり、サンプル数の調整や在庫の補充等もスムースに行われ、来場者数に比べ混乱もなくゆっくり見ることができました。サンプルの傾向としては、食品類が多く特に健康関連食品に、皆さんの手が進んでいるように思えました。また、食品以外では女性用の美容健康に関する商品が多く、お客様の層とピッタリ当てはまった品揃えになっております。
システムとしては、携帯電話を使用して、まず会員登録の手続きをし会費(年会費と入会金)を支払って入場できることになります。また、手に入れられたサンプルには、アンケート付きの商品もあり、その場合は追って携帯電話にアンケートが送られてくる仕組みになっているようです。サンプルを提供した企業にとっても、単に商品を知ってもらうだけでなく、ご使用されたお客様の反応を知ることができる「WIN×WIN(両者がハッピー)」の関係になっているのです。
さー、このサンプルビジネス、今後どうなって行くのか注目していきたいですね。
(所長)
蒸し暑い夜にはおいしいビールを
ここ数日蒸し暑い日々が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。ここ東京では、気象庁よりまだ梅雨明け宣言が出されておりませんが、まさにビールのおいしい季節の到来です。。
今回は、お客様生活文化研究所の活動の一部をここに紹介させていただきます。普段はお客様、生活者の意識や行動について研究、調査をしておりますが、先日六本木ヒルズにおいて、「ビールをおいしく飲む講座」を開催させていただきました。会場には、ビールにご関心のある方々がおよそ80名ほど集まっていただき、当研究所員のDr.タマ、ぶらりあんが講師となって、ビールのおいしい飲み方についてお話をさせていただきました。詳しい内容については、割愛させていただきますが、当日販売させていただいた書籍である「吾輩はビールである」(編著:小泉武夫、協力:アサヒビールお客様生活文化研究所)にも記述されておりますので、お読みいただければ幸いです。
約1時間の講義とその後においしい飲み方の実演、そして本日参加していただいた皆さんにも実演していただき、スーパードライで乾杯!受講者の方々同士でのご歓談、また我々研究所員に対する質疑応答等活発な意見交換ができたと思いました。色々と不行き届きもあったとは思いますが、最後はビールの力も借りて明るく盛り上がって幕を閉じる事が出来たのかと思っております。受講者の方々が笑顔でお帰りになる姿を見て、ビールのコミュニケーションツールとしての役割は大きいものだと改めて感じる次第でした。最初は、どのくらいの方が集まっていただけるのか、うまくお話ができるだろうかと不安に駆られる事もしばしばございましたが、終わって見ると研究所員達もほっとした笑顔。いい緊張感を持って、今日一日働いたご褒美に我々も終了後乾杯。六本木ヒルズの夜は今日もビール日和で更けてゆきました。
(所長)
トマトを学ぶ。
「トマト」といえば――大きさの大小はあれど、赤くて丸くて甘酸っぱい夏の味。冷やしたトマトをガブッとかじると、だるさや疲れが和らぐ。――トマトの思い出と一緒に思い浮かぶイメージがあると思います。
カゴメとアサヒビールは今年の2月に業務・資本提携契約を締結しました。ハピ研メンバーもトマトに詳しくならなければと、去る7月4日、栃木県那須塩原市にあるカゴメ株式会社の総合研究所にお邪魔してきました。
那須塩原には研究所と工場がありますが、この土地を選んだのは土壌がトマト栽培に向いているから。アンデス原産のトマトは那須塩原の水はけの良い土地があっているのです。こちらの工場は周囲の契約農家から新鮮なトマトを仕入れ加工している、カゴメ社最大の工場です。ビール工場の場合は水の多い土地が向いていますから、全く違いますね。
お邪魔した研究所は1979年にできたそうですが、総合研究所長の平岡さんによると「当時は突然雷が鳴り、サーッとスコールのように雨が降るのがこの一帯の天気の特徴でした。それが最近はあまり雷が鳴らない。地球環境の変化がココにも出ているのかと思います。」とのこと。新鮮な野菜を扱い農業と密接に関わっている会社だからこそ、気候の変化を肌で感じられるのだなと思いました。
訪問して驚いたのは見学用の温室で育てている様々なトマト。冒頭、自分のトマトのイメージをお伝えしましたが、「これもトマト?」と思うようなものがいくつもありました。例えば葉の香りがきつく触れただけで匂いが付くような野生種のトマトや、江戸時代に日本に伝来したカボチャ型トマト。いずれも観賞用でしたが、初めて見て「へえ〜」と感心するばかり。見たことのあるミニサイズのトマトも皮が薄い品種で食感がよかったり、同じ「絹子姫」というトマトでも色が赤・黄・オレンジとあって味わいも違ったりといった具合。
※写真は「カボチャ型トマト」
また、おいしいトマトを効率よく作るための実験的な温室もありました。普通の土ではなく専用の培地で育ち、やや工場っぽい感じがしたのですが、何故かマルハナバチの巣箱が。効率よく受粉させるためには人力ではなく蜂の力を借りなければ間に合わないそうで、やはり工場ではなく、立派な農業なんだなと思いました。
いろいろ勉強になりましたが、まだまだ知らないことがあります。トマトのことならカゴメ・トマト大学(http://www.kagome.co.jp/style/tomato-univ/index.html)に詳しい情報が載っています。是非一度、ご覧になってください。
温室の外はしとしと梅雨らしい雨が降っていましたが、温室で実った沢山の赤いトマトを見て、少し夏を感じられた1日でした。
(Dr.たま)
ニッカウヰスキーが73回目の誕生日を迎えました
これって何でしょう?突然見てもなかなかわかりませんよね。何かの紋章か、兜のマーク?ひょっとしてアルコール通の方ならどこかで見たことがあるのでは・・・。よく見ると中央にNIKKAと書いてあります。もっと引いて見てみましょう。
そうです。当社グループ会社であるニッカウヰスキーのマークです。ハピ研は、ニッカウヰスキービルディングの2階に居を構えておりますので、私たちは毎日このマークを目にしてから研究所に向かうわけです。
今週の初め7月2日(月)にニッカウヰスキーは設立73年目を迎えました。73年前の昭和9年設立当時の社名は「大日本果汁株式会社」でした。そこから「日」と「果」をとって現在の社名になったのです。
また、写真にあるニッカのマークは、「獅子のマーク」と呼ばれておりますが、実は神社の狛犬で魔除けの印です。兜は戦国時代毛利氏と勇敢に戦った山中鹿之助の使用した兜をデザイン化し武芸を、楯の元禄模様は文化を表わしています。そしてもう一つ豆知識ですが、WHISKYは仮名遣いでは「ウイスキー」と書きますが、なぜニッカウヰスキーなのでしょうか。それは、ウイスキーの発売された当時から元々「ウヰスキー」と書かれる事が多かったそうで、ニッカでは「日本のウイスキーの父」と言われている竹鶴政孝がスコットランドで習得し、日本に伝えたウイスキー製造技術を大切にする意味合いから、現在も社名には当時のまま「ヰ」を使用しております。
また、竹鶴政孝は「ウイスキーは水が命だから、“ヰ”の代わりに漢字の井戸の“井”を使おう」と考えました。ニッカの第一号ウイスキーの商品名「NIKKA WHISKY」は日本語表記を「ニッカウ井スキー」としています。昭和27年、社名を「大日本果汁株式会社」から「ニッカウヰスキー株式会社」に変更する時にも「ニッカウ井スキー株式会社」で登記申請したのですが、受け付けた役所の方が「井」を「ヰ」に間違えて登記されたという逸話もあるそうです。(当時は法律上、漢字とカナを混ぜては社名登録できなかった為、止む無く*カタカナの“ヰ”を使ったという説が現在有力だそうです。)*ワヰウヱヲの“ヰ”
こんな事を書いていると、今日はスーパードライを休憩して竹鶴の水割りを飲みたくなります。皆さんも週に一度は竹鶴でウイスキーのロマンを味わいましょう。
(所長)
清潔で美しく すこやかな毎日をめざして
冒頭の言葉、何だかわかりますか。これは花王株式会社様の企業として目指されているものです。(ホームページから引用しました)私もハピ研に参りまして早二ヶ月となります。日夜壁にぶつかってはビールを飲み、何とかなるさでここまでやってきました。机に一日座って本やデータを見ることも飽きてきたし、そろそろ外を向いて勉強しようと思い立ち、サザエを連れて花王様すみだ事業場へ訪問してきました。
なぜ、花王様か。それは花王様の生活者研究センターが我がハピ研に比べ歴史、規模何を取っても大先輩であり、我々の無謀なお願いにもご親切にお応えくださったからなのです。久しぶりに他業界の方のお話をうかがい、また新たな驚きもあり大変充実した一日となりました。
花王様は生活者の日常に密着した商品が多く、そのため生活者に対する研究も真摯で、深く、綿密なものと感じました。花王様のお話を聞くにつれ、また視野が広がったような気がし、興味深い話ばかりであっという間に時間が過ぎてしまいました。また、お話のあとに「花王ミュージアム」を見学させていただきました。これは非常に面白いです。「清潔」をテーマにしたミュージアムで、日本の生活者の歴史や歴代のコマーシャル、そして花王様の商品コーナーのところには、自分の肌のきめが見える機械や髪の状態を測る機材、またおむつの性能の実験等、いくら時間があっても足りないくらい楽しい空間がそこにはあります。時間の都合でゆっくりと見ることはできませんでしたが、今度は家族や友人とゆっくり見学したいと強く思いました。お近くに来られたら是非見学お勧めします。(予約が必要です)清潔で美しく すこやかな毎日をめざして、私も今日からがんばりまーす。
(所長)
ハピプロ「小朝師匠」登場の裏話
本日更新した「ハピ”プロ”インタビュー」、なんと!春風亭小朝師匠にご登場いただいてます。ハピプロに登場していただく方は、「その道のプロであり、他より優れたものを持っている人」と「ハピ研メンバーが会いたい人」という2基準。今回「小朝師匠に会いたい!」と切望したのは、何を隠そう「元落研」のDr.たま。ですが、それだけではありません。実はDr.たまの背中を押す出来事があったのです。それは・・・小朝師匠が私たちハピ研のネタを「噺のネタ」として活用してくださっていたことなのです。ハピ研で行っている「毎週アンケート」の第100回「一度で良いから、お酒を飲み交わしたい歴史上の人物は?」(/enjoy/hapiken/maian/bn/200508/00100.html)、これをネタにしてくださっていたんですね〜。それを知った私たちは、「是非、小朝師匠に話を聞きに行こう!」と盛り上がり、実現したという訳です。
私自身はちゃんと落語を聞いたことがないのですが、私のような人はぜひ、小朝師匠のインタビューを読んでみてください。「どうやって落語を楽しめばいいのか」というポイントがまとまってます。私が響いたのは「落語=待つ芸」であることと、「聞いている人の想像力をかきたてる演者の技術」というところです。最近のバラエティ番組では、画面にテロップ(文字)が出るのが当たり前という状態で、親切で分かりやすいんだけど瞬間的に”消耗する笑い”だと思います。それに対して、落語は笑うまでに少し時間はかかるけど、自分の想像力を駆使してストーリーを楽しむ”心に残る笑い”である気がします。
TVドラマ『タイガー&ドラゴン』をきっかけに、かなり今、落語ブームであるらしく、今月の雑誌『ブルータス』でも特集が組まれています。なんと落語が2噺聞けるCDと漫画本がついて680円!今朝、通勤途中に落語CDを聞きながら一人ほくそえんでました。落語初心者はハピプロを読んでブルータスを買いに書店にゴー!です。 (ブルータスの回し者ではありませんので悪しからず)
(サザエ)
「食欲は一生の宝」
先週末は「親たちとの食卓メニューシンポジウム」に参加。NPO法人50カラット会議が主催し、「食欲は一生の宝。いつまでも笑顔で食べるために。」をテーマに二部構成で、第一部は医学博士、料理家、管理栄養士による講演と公開討論会、第ニ部は高齢者向けの料理をいただく交流パーティが行われました。50カラット会議は料理家、管理栄養士を中心に、人生80余年を幸せに過ごすための課題と方法を話し合ってきた50代専門家達のネットワークです。いつも仕事でお世話になっていて、いろいろ声をかけていただいています。今月『笑ってごはん』という高齢者向けの料理本を出版されたところです。
高齢者の食事というと「サッパリしたもの」「やわらかいもの」「肉は控えめ」など、ちょっと特別なものを考えがちですが、必ずしもそうではないという話が多く出ました。必要なカロリーは減りますが、必要な栄養はほとんど変わらないのです。他でも聞きましたが、「老人の低栄養」は大きな問題だそうです。「食欲は一生の宝」という言葉良いですね。バランスよくしっかり食べられるのが長生きの秘訣なのではないでしょうか。身近な年寄りでも肉を食べている方が元気だったり、病気で食欲がガタッと落ちても食べられるようになると生き生きしてくるのがよくわかります。
そして、これはなかなか実行が難しいのですが、何より楽しく食べるためには一人より家族と一緒にが理想でしょう。特別なやわらかい食べ物ではなくて、可能な限りみんなと同じものを噛んで食べられるのが食事の楽しみだろうと今回のシンポジウムで感じました。第二部で出された料理はまさにそうした料理で、若い人でも抵抗がなく、高齢者でも十分噛み砕ける、しかし柔らかすぎない、バランスの良く栄養が取れるメニューでした。
メニューの一部をご紹介すると、「ひき肉の千草焼き」「鶏とベビーほたてのコチュジャン風」「いかと油揚げの柚子こしょうマリネ」「金時豆のしょうが煮」「刻みブロッコリーのサラダ」「ごまのブランマンジェ」などなど。
参加された料理家、管理栄養士の方々が、「親が」一生おいしく食べられるために、ひいては「自分が」一生おいしく食べられるために、会場の参加者に言葉とメニューで思いを伝えてくださった――そんなシンポジウムでした。
(ぶらりあん)
おいしい東北、食べてきました!
GW前に東北食文化フォーラムへ行ってきました。アサヒビールの東北地区で営業をサポートする部署が企画したイベントです。フォーラムは2部構成で、第1部は東北6県から食に携わる6人の匠をお招きしパネルディスカッション、第2部は東北の食材をふんだんに使った料理を味わう試食会。
東北の素晴らしい食文化の伝統継承と発展を目的に、アサヒビール社員が展開するプロジェクト「とうほく食文化応援団」の活動の一環で、200名のお客様を広く募集して行う大イベントは今回が初めて。私はお客様に混じって会場に潜入!
赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年令層の方で大盛況。それでも第1部はパネルディスカッションですから、赤ちゃんも静かに、皆さん興味深く聞いていらっしゃいました。匠たちは「地産地消」「東北の食文化」の素晴らしさ大切さをご自身の体験からご自身の言葉で、熱く会場に語って下さいました。
第2部は6人の匠の食材やレシピを中心に大試食会!あれもこれも食べたいと皆さん一つずつ制覇していきますが、一周したら本当にお腹一杯。それでも地元の食材で丁寧に作られた料理は、どれも本当においしく健康的でした。ここで全てのお話、全ての料理が紹介できないのは非常に残念です。(食べることに集中しすぎて、全ての料理の写真も残っていませんでした。すみません。)
ちなみに6人の匠の出されたメニューは――
●青森のレストランオーナーシェフ・山崎さんの「木村秋則さんの自家農法栽培りんごの冷製スープ」
●秋田・稲庭うどん製造業・佐藤さんの「柚子風味のロブスター稲庭うどんと共に」と「稲庭喜利うどん」の2品
●岩手で無農薬米をネット販売する畠山さんから「人参玄米コロッケ」
●無添加の水産加工品と魚介のお店を経営する山内さんから「牡蠣桜燻し」
●山形で“地場イタリアン”店のシェフの奥田さんから「うちの山羊のジェラート」
●福島県喜多方市でふるさと懐石の店の女将・志村さんから「にしん飯」
会場の余韻を残したまま、夜は居酒屋で地元の魚介を堪能し、翌日帰りの新幹線でも宮城の食材や伝統料理の詰まった駅弁を食べ、GWを目前に食文化を通じて東北地方を旅行した気分になりました。(遊びで行ったわけではないですが・・・)東北にはたくさん次世代に伝承すべき素晴らしい食がありますね。日常的に食べているものの良さはなかなか気づきませんが、最近よく聞かれる「食育」で重要なのは“身近な食文化に目を向ける”こと。今回体験した東北の食文化には感心しました。
(ぶらりあん)
杜の都 宮城峡蒸留所
先週末、2週間ぶりに仙台へ戻りました。イベント業務等の引継のため、土曜日曜とフル回転で仕事をしてまいりました。東京ではもうさくらは散ってしまっているのに、仙台では今が満開。私の住処であった近くの台原公園でのさくら、もう5回目の春ですが、これが最後と思うと、しみじみ美しさに見とれてしまいました。
今回の出張のひとつは、DSやまや様提供東北放送のラジオ番組をニッカウヰスキー宮城峡蒸留所で収録する立会です。ちょうど500回記念ということもあって、やまや様のご好意により、弊社の工場を選んでいただきました。5月のゴールデンウィークに放送されるようなので楽しみです。当日午前中、空はどんよりしており雨風を心配いたしましたが、収録時間には太陽も現れ、お客様にもご迷惑掛けることもなく無事終了いたしました。
ここニッカ宮城峡蒸留所の所在地は仙台市青葉区、先ほどの台原公園も仙台市青葉区ですが、なぜかさくらはまだ咲いていません。お伺いしてみると仙台中心部よりも平均気温が5℃程度低いため、毎年1週間程開花が遅れるとの事。仙台は広いです。
その代わり翌日の日曜日は雨がしっかり降りました。もうひとつのお仕事はこの場では言いませんが、雨のためえらい目にあいました。くたくたになって夜の新幹線に乗ると至る所に企業戦士らしき人で一杯。駅売店で購入したスーパードライで東京まで夢心地。
(所長)
皆さんこんにちは。
この度4月1日付でお客様生活文化研究所の所長になりました。今後ともよろしくお願いいたします。
簡単な自己紹介をいたしますと前任地は仙台で、営業企画部長をしておりました。入社以来ほとんど営業系の仕事をしておりましたので、今回の人事異動は本当にビックリ!周りからは「場違いだ」とか、「なぜ貴方がこんな感性の高い部門で仕事をするの」とか冷やかされながらも何とか就任することになりました。
まだまだ、何をやればいいのかと思っているうちに、やってきた初仕事がこのブログ。知っていれば仙台の素晴らしいスポットを撮影してきたのに・・・と思いながら書いております。今月中に仙台には一度戻りますので、仙台のスポットはその時に紹介させていただきます。
性格はいたって単純、明るく常に楽観的で、ビールをこよなく愛し熱く語ることが大好きです。ということで、今後も明るく楽しく親しみやすく研究所員一同取り組んでまいりますので、ご愛読よろしくお願いいたします。
(所長)
ありがとうございました。
いつもハピ研をご覧いただきありがとうございます。アサヒビールお客様生活文化研究所が運営するウェブサイト「ハピ研」がスタートして1ヶ月半が経ちました。ハピ“プロ”インタビューも明日で第4回の発信を迎えることができますし、その他の情報も少しずつではありますが、なんとか順調に更新できています。私もやっとハピブログのコツを掴んできたような気がしていました。
ところが・・・4月1日付けの人事異動で私はお客様生活文化研究所の所長を卒業することになりました。やっとブログにも慣れてきたのに残念です(泣)といっても、飲みネタだけでしたが・・・
来週からは新所長のブログが掲載されますので、楽しみにしてください。きっと私よりも真面目な内容だと思います。たぶん・・・
では、最後にまた飲みネタを。写真は先週もご紹介しました大阪の道頓堀で飲んだ時のものです。ドリンクメニューにイタリアンレストランでは珍しくチューハイがありました。しかしそこはお洒落なイタリアンレストラン、なんと光るチューハイでした。ん〜店の雰囲気にマッチしていい感じでした。残念ながらオヤジである私にはマッチしていませんでしたが。こうするとチューハイもお洒落なカクテル風になるのだなぁと感心しながら、グイグイとチューハイ飲みで一気に空っぽに。
(所長)
アメリカ飲料事情
前回のお約束通り今回は真面目な話題で。先日出張でアメリカに行った際に幾つかのスーパー、コンビニを視察してきました。仕事柄主に酒及びソフトドリンクの売り場を中心に見てきましたが、ソフトドリンク売り場にトレンドの変化を感じました。まだソフトドリンク市場の中心はコーラなどの炭酸飲料が圧倒的に大きく、果汁・野菜飲料、ボトルドウォーター、機能性飲料(主にエナジードリンク)がこれに続きます。しかし健康志向の高まりで「お茶」の売り場が非常に拡大しているのが印象的でした。日本と同様の緑茶もありますが、緑茶に様々なフレーバーを加えたもの、砂糖の入った甘い緑茶、果汁を混ぜた昆布茶(これは不味かった)などなど、様々商品が販売されています。とても日本人の嗜好には合わないと思われる商品も多く並んでいます。
また、オーガニックなどの付加価値を付けた商品もあります。ボトルドウォーターも日本では普通のミネラルウォーターがほとんどですが、そういったミネラルウォーター以外にビタミンが入ったビタミンウォーターや、フルーツや野菜のフレーバーを付けたフレーバーウォーターも非常に多くの種類が販売されています。この分野におけるアメリカ人の健康への意識の高まりを感じました。
しかしながら・・・空港のレストランで、子供の顔ほどのハンバーガーに山盛りのポテト、大ジョッキ並のコーラを軽々と食べて更にデザートを完食する現地の人々。体型はと言えば・・・エコノミー席に入るのかなと思われる人々が。ん〜健康的な飲料もいいが食べる方を改善した方が、と思いながら帰国の途に。
(所長)
お酒のチカラ
「ハピ研」もオープンしてもう2週間が経ちました。何とか各コンテンツも2順目に入り、ようやくウエブサイトが稼動し始めたという感じです。このタイミングで一昨日「ハピ研」制作メンバーを集めて「うちあげ会」をやりました!お店は勿論、「ハピ研」が居を構えるニッカウヰスキービル(東京・青山)の地下にあるニッカウヰスキー直営の「うすけぼー」。「うすけぼー」って変わった名前ですよね。ケルト語で「生命(命)の水」といわれ、ウイスキーの語源でもあるんですよ。
ところで「ハピ研」の制作メンバーって何人だと思いますか?ブログに登場するのは、お客様生活文化研究所の5名ですが、主要な社外制作メンバーは7名(厳密にはもう少し多いです)。こんな小さな可愛らしいサイトですが(自画自賛)、とても多くの方にご協力いただいてるんです!
でもちょっと不思議な感じですが、メンバーが顔を揃えたのはこの「うちあげ会」が初めて!所々で「あっ!あなたが○○さんですか!いつも電話ばかりなので・・・」なんて挨拶があったり(笑)。面白いのは初対面の人もいるのに、ビールを「かんぱーい♪」と言って飲んだとたん昔から知っている仲間のような盛り上がり!
私サザエは、このメンバーとすでに「毎週アンケート」で3年以上のお付き合いになるので、昔話に花が咲くかと思えば、「これからメインで担当します!」みたいな新入りさんトークに、ダイエット、ラーメン、限定ウイスキーネタetc。おまけに「ハピ研」制作中に、ホントにハッピー♪になられた人がいて、トークは加速する一方・・・。
こんなに盛り上がる理由は2つです!?「ハピ研」をみんなで作り上げたという実感があること! ?やっぱりお酒のチカラでしょう! お酒は初対面の人でもリラックスさせてくれて、かつコミュニケーションを促進させる素敵な存在、改めてそう思いました。ついつい酔っ払って、うちの役員のボトルキープのウイスキーまで内緒で頂くわ、調子に乗ってブレンダーズバーにまで行ってしまうという展開でしたが・・・(^^;)
ちょっと長くなって恐縮です。でも、こんな仲間で「ハピ研」を制作してます。どうぞお時間があればまた立ち寄ってくださいませ♪・・・と書きつつ、プライムタイム1本に留めようと思ってたのに、アクアブルーを開けて飲み干してしまったサザエでした。これもお酒のチカラか・・・(汗)。
(サザエ)
汗だくで「生」でした
「生」といってもビールではありません。放送です。ハピ研ホームページを開いた日(2月21日)の夕方、埼玉を中心に関東地方をサービスエリアとするFM局NACK5から突然のご依頼。
「明日(22日)の11:35から、『NACK WITH YOU』という番組の生放送でホームページ上で公開している『生活意識調査』の説明をしてください。」 「・・・あ、明日!!」
――この時点で夕方。明日は目の前!すっかり動揺。―― 「はい」と快諾したものの、その日開いたばかりのホームページと調査内容の説明を上手く出来るか自信がないまま、当日を迎えることに。
放送は電話を通じて行うので、電話のある小部屋で待機。放送開始30分前にいただいた質問内容のメモをみながら広報部の担当者と予行練習。すると広報部の担当者から1つ要望が・・・
「アサヒビールが『食と健康』の分野で頑張っていることも話の中に織り込んで下さい。」 「・・・はぁ」
――この時5分前。織り込む部分に関する台本ナシ。頭の中は真っ白。―― ここまできたらぶっつけ本番です。頭は空っぽ、手も顔も汗だくの状態で、放送開始!パーソナリティのあいざわ元気さんの呼びかけ 「ぶらりあんさん、こんにちは!」 の後の記憶はありません。
そして1週間後、放送を録音したMDが番組のステッカーとともに届きました。自分の声を聞くのは気持ち悪いものです。汗だくだったとは思えないほど、ペラペラとよくしゃべってました。5〜7分の放送予定のところで9分近くしゃべっていたようで。「あっ、間違ってる」「あー、ひどい受け答えだ」・・・と改めて聴いて、十分反省です。パーソナリティのあいざわ元気さんが上手く語りかけてくれるので、本当に助かりました。あいざわ元気さんはこれがお仕事とはいえ、毎日こうして電波に生のトークをのせているってすごいことです。尊敬します。私は1回でヘトヘトです。
(ぶらりあん)
ハピ研カフェの珍客
研究所には骨董通りに面した大きな窓ガラスがあります。日当たりが良く、外の様子も観察できるので、研究所が入居したときから窓際には打ち合わせ用のカフェ風テーブルを置きました。そのせいか社内外から「ちょっとお茶飲みに来ました」というお客様が突然お越しになります。お茶といっても缶コーヒーのワンダか缶入りのアサヒ烏龍茶をポンと出すだけで極めてサービスは悪いのですが、皆さん適当に時間を過ごしていかれます。(カフェテーブルの上には、ソーラーパワーで動く「ひだまりの民」が常駐してお客様を出迎えます。)
今日は以前からお付き合いのあるお取引先のS氏が「NPOの事務局を始めたから、ちょっと話を聞きに行っていい?」といってお越しになりました。S氏が所属しているのは 『特定非営利活動法人シニアジョブ』 という組織で、「シニアの専門知識・技術・経験を社会に再還元する」のが目的だそうです。――少子高齢化の現代社会にあっていて良い組織じゃないですか!――登録しているシニアの方の専門性を生かして人材のマッチングをしているようですが、さらに発展させていきたいとS氏は志願して今年から参加され、営業で企業を回っているとのことでした。もちろん弊社と何か協働できないかという売り込み話と、もう一つ「この組織をより発展させるにはどうしたら良いか?」のご相談でした。
S氏40代半ばの男性ですが、数年前に病気で半年ほど入院されていました。それまではパソコン販売の会社を経営されていましたが、退院後はそれを退かれました。体調はすっかり復活されましたが、「儲けるだけじゃなくて、社会に貢献したい」気持ちと「自分のように体を壊してやむなく退職した方や、景気が悪い時期に会社を辞めた方の中に、まだ働く能力のある方がいらっしゃる。そういう方々を助けたい。」という考えをもたれるようになり、そこで出会った自分にぴったりの組織に参加し、力を注いでいかれるようです。
結局「ちょっと」の予定が2時間の話になり、いろいろな話題とたくさんのアイデアがでて、さらに夢を膨らませて「話に来てよかった」といって帰っていかれました。自分の考えだけでなく人と意見を交換するのは非常に有意義なことだと、最近ことに実感します。今さらですが、人間はこうしたリアルなコミュニケーションが必要です。S氏が満足そうに帰る姿を見て、私も「話が出来てよかった」と思いました。
(ぶらりあん)
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