ハピブログ ちょっと寄り道|ハピ研メンバーがみつけたちょっとした発見や出来事を紹介!

西日本最大!

先週、台風が沖縄を襲い始めたころ、西日本最大のりんご産地・徳佐へ行ってきました。空模様をうかがいながら降り立ったのは島根県の萩・石見空港。徳佐は山口県ですが、限りなく島根県寄り。空港では、しまねSuper大使の吉田くんが出迎えてくれます。タクシーに乗って「ここが津和野ですよ~」と教えてもらい、萩と津和野の旅行ツアーがよくあるけれど隣県なんだと位置関係を把握しながら、その間の山中に徳佐があることもわかりました。

ハピ研のハナコさんには以前から「徳佐は有名なりんご産地だから行った方がいい」と言われてましたが、関東出身の自分にはピンとこない。 ・・・うーん、名前くらいは知ってます。りんご産地らしいですね。昨年夏の大雨で土砂崩れなど大変な被害に遭った地域だと記憶しています・・・という程度の知識。
しかし、現地に入って農家の方やりんごの加工品を作っている方にお話を聞くと、すごい場所だと驚きました。収穫量が西日本最大というだけではなく、「りんご愛」は日本一かもしれない!と。 適当な知識だけで来てしまってスミマセン!!

りんごの栽培を始めたのは戦後まもなくだそうですが、始めた人の思いや苦労、観光農園として運営していく決意やホスピタリティは他の産地にはないものでした。台風前で特に高温多湿でしたが、りんご産地としては気温が高く雨が多いのであまり適さないとされている土地です。それでも大陸から引き上げてきて自分の出身地である山口県内でりんごを栽培したいと始めた方のエピソードが感動的でした。寒冷地でないため実の日持ちが悪く、通常の流通での販売は難しいことから「お客様に来てもらおう」という発想になったそうです。九州や四国からも沢山来場されるとのことで、対応も親切丁寧でわかりやすく説明してくれて、観光としての農業で成功しているのが理解できます。

徳佐のりんごは温度が高い分、甘いのが特徴で、(もう生果はないので)ジュースを飲みましたが非常に甘い。うまい!農家の方は1日に3個くらいは食べているそうで(いいなぁ・・・)、みんなツヤツヤ、元気でした。りんご農家は15軒で、それぞれかなり広い土地を管理されています。りんご狩りの期間中、常に収穫期の実がある状態を作るために30種類くらいのりんごを扱い、お客様が畑に入って地面を踏み固めても樹が弱らないように良い土を作り、大変なことです。土は今まで行ったりんご畑の中では一番ふかふか。堆肥たっぷりの良い土でした。

昨夏の大雨は土をさらい、樹を倒して数軒の農家の畑は全滅したそうです。それでも助け合って西日本最大のりんご産地を盛り上げていこうとされていましたので、萩・津和野へ秋ごろ旅行される方は、ぜひ立ち寄ってみてください。

ちなみに、私はまめと一緒に日帰りでした。羽田からは1日に2便。もうすぐ伊丹空港までの便も飛ぶそうですが、日帰りは滅茶苦茶疲れますのでオススメしません。

(ぶらりあん)

吉田くん.JPG

りんごの樹JPG.jpg

樹らら.JPG


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