あまちゃんでパレード
今や話題にのぼらない日はない!?ほど人気のドラマ「あまちゃん」。
ドラマの内容も楽しみですが、あの主題歌を聴くだけでワクワクしてきませんか?
先日、その「あまちゃん」の音楽を手がける大友良英さんと、また実際に演奏をしているあまちゃんスペシャルビッグバンドが浅草をパレードする!というので'参加し'に行ってきました。
大友さんは、「アンサンブルズ」という、アーティストや音楽専門家のみならず、スタッフ、一般参加者、それから子どもから大人まで、多種多様な人々が協働することで生まれる音楽を、ホールだけでなく街中など、あらゆるところで展開していく、というプロジェクトを各地で手がけられています。
その大友さんには、アサヒアートフェスティバルの一環としても3年前から浅草でも「アンサンブルズ・パレード」をしていただいており、弊社アサヒビール芸術文化財団とご縁があった演奏家集団チャンチキトルネードにも参加していただいてます。そして、今回の「あまちゃん」の音楽が生まれたのも「浅草でのチャンチキトルネードとの出会いがあったから(大友さん談)」ということで、なにかと馴染みが深い音楽でもあるんです。
よく晴れた土曜日の夕方、「アンサンブルズ・パレード/すみだ川音楽解放区」と題されたこのイベントには、演奏家のみならず、手に手に創作楽器を持った子どもたちや、大人、踊りが好きな老若男女、そこに一般の参加者も入り混じり、300人を軽く越えるパレードによって、隅田川沿いから吾妻橋、雷門へと音とリズムと楽しい歓声があふれることとなりました。また夕焼けの頃には隅田川に浮かぶ船上でも演奏も!
クライマックスのエンディングでは、隅田川沿いに掲げられたたくさんの提灯のもと、大友さんの指揮で「あまちゃん」のテーマ曲をみんなで思い思いに鳴らし踊って最高に盛り上がり、本当に思い出に残る夏の夜の出来事となりました。
月並みかもしれませんが、音楽っていいなぁ!と思ったのでした。
(ハナコ)
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