マンションのファシリテーター
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今日のメルマガは→コミュニティーを考える ─ファシリテーターという役割─
*抜粋*
ファシリテート(facilitate=容易にする、促進する、手助けをする)という英語から来た言葉で、会議の場で合意を形成していく進行役のこと。そんな存在が、いま、コミュニティーの場で注目され、必要とされています。
あるマンションでは、管理人とは別に、このファシリテーターを置いているそうです。ファシリテーターは、コミュニティーを活性化するために、さまざまなイベントをこまめに企画していきます。みんなでお茶を飲んだり、食事会をしたり、中古品を展示して「蚤の市」をしたり、古本をみんなで持ち寄って交換したり、読書会をしたり、故郷から名産品を取り寄せて物産展をしたり......そのアイデアは豊富です。イベントの企画だけでなく、そのイベントに向けて、住人と一緒にテーブルやイスをつくったり、料理をつくったりもします。音楽チームを招待したり、中には住人でバンドを結成したりと、イベントは盛り上がるそうです。
ここで大切なことは、ただ楽しむというだけではなく、「共同で」できる作業を見つけること。庭先の花の手入れをしたり、屋上の掃除をしたり、大掃除をしたり......自分たちでできることはみんなでするように、声をかけていくのだとか。それは、かつての町内会の活動にも似ています。このことによって、それぞれが負担する管理費も安くすることができるそうです。
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人づきあいや町内会の付き合いが面倒で、マンションが人気になった時代もあったのに、今は人づきあいを求めて、マンションに集まってくる時代になりつつあるんだと学んだのでした。
1人で掃除はただの掃除、皆で掃除はイベントに変わる!これって面白いですね。
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