「食の検定」
いよいよ年末も押し迫ってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。先日、「大根踊り」で有名なそして来年の箱根駅伝に見事出場権を勝ち取った東京農業大学へ行ってきました。実は10月から受験を決めていた「食の検定」(主催:食の検定協会)の試験会場だったのです。
ハピ研では本年も「食と健康」について調査を実施しております。その中のほんの一例ですが、ある若い単身世帯者の食生活の実態を見ますと朝食をほとんど食べなかったり、昼食も抜いたりこれが夕食?と愕然とする人も見受けられます。こんな食生活をしていたら病気になってしまうのでは、と他人事ながら心配してしまいます。そんな事を言ってる私自身もまだまだ食について知らないことが多く、「食と健康」に携わる企業の一人としてもっともっと学ばなくてはと思い「食の検定」に申し込んだ次第です。
食の検定協会は、平成17年制定された食育基本法をもとに、食育推進活動にたずさわる方々の自信となり、また子供はもちろん子供を指導する立場にある大人に、食育の大切さを伝えていくことを目的に設立された協会です。
テキストを勉強しますと、他の先進諸国に比較して日本の食糧自給率の極端な低さ、農業就業人口の高齢化と限界集落の増加、農業や農村の多面的な機能、フードマイレージ等々、直接農業に従事していなくても日本人として消費者として食と農について知っていなければならないことを理解できて、大変良い機会になりました。
当日試験会場には老人男性、主婦とおぼしき人、先生かと思われる若い人様々な立場のたくさんの人々が集っていました。久しぶりの大学校舎内での試験で緊張しましたがまたとない経験をすることができました。来年1月に合否判定がでますが、これからも食についてはずっと学んでいきたいと思いながら東京農業大学の門をあとにしました。
(所長)
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