鹿児島
皆さんは鹿児島県の特産品といったら何を思い浮かべますか。さつま揚げ・かるかん・黒豚・お茶等々いろいろありますが、今回は特産品の一つであるさつま芋掘りとその芋を原料にした焼酎の仕込みに立ち会ってきました。
鹿児島空港を降りると空は快晴、12月とは思えない暖かさです。空港から高速道路と山道を1時間ちょっと走り大隅半島のほぼ中央部にある目的の畑に到着しました。そこではご覧のような大きな機械で畝に沿って芋を収穫しています。芋掘りといえば小学校時代の経験しかなく、もっと人手がかかるのかと思っていましたが、機械の上で収穫とともに芋の選別までして袋に詰めるほどに合理化されています。その後芋を農場まで運び、芋洗い機できれいに洗浄して、再度虫食い・傷のチェック等厳しい検査を受けて、焼酎工場に搬入されます。
翌日初めて焼酎工場を訪問しました。工場では蒸した芋と一次仕込みでできたもろみとを合わせ二次仕込みの作業が行われました。ビール工場と比較すると小規模ですが皆さん懸命に作業しています。本格焼酎としてできあがるまでは発酵、蒸留、貯蔵、瓶詰めとまだまだ長い月日がかかります。ぜひこの日の完成品を飲んでみたいものです。
(所長)
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