菌類のふしぎ
皆さんは普段の生活で菌類に対するイメージはどんなものでしょうか。乳酸菌等役に立つ菌をたくさん知っているよ、という人ももちろんいるでしょうが積極的に評価されている人は少ないのではないでしょうか。私もそんな一人です。ということで先日菌類が大好きな(もやしもんという漫画が大好き?)所員に触発されて上野の国立科学博物館で開催されている特別展「菌類のふしぎ」に行ってきました。
アルコール会社としてビールはじめいろいろな酒類を醸造するのにお世話になっている麹・酵母についてはそれなりの認識がありましたが、菌類全般となると解らないことだらけで興味深く学ぶことができました。
会場に入ると菌類の位置づけ・分類に始まり、縄文時代に何故かきのこ型の土器があったり、アルプスで発見された(5千年前からきた男)アイスマンがきのこを持ってたり、光るきのこがあったり、森を作りその森をそうじするためにも菌類が必要であったり等々専門的な知識がなくても勉強になることがたくさんありました。
現在世界で菌類はなんと8万種類以上確認されているそうですが、実際はその何倍何十倍もの菌類が生息しているのではないかと言われているようです。まだまだ神秘の世界です。なかなか経験することの少ない展示会だと思います。皆さんも如何ですか。
(所長)
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