家庭菜園
今年の夏は、真夏日が続いているかと思うと、突然の豪雨に雷が発生し落雷のため電車が止まったり、私にとって何かいつもの夏と違うような感じがします。高校野球が始まり、北京オリンピックを控えたこの夏、皆さんにとってどんな夏になるのでしょうか。今回は、私にとっての夏のささやかな楽しみを紹介させていただきます。
以前Dr.たまのブログにもありましたが、我が家でも今年からフーデニングをやり始めています。今年の春実家から、「家庭菜園をやるので私の家でもやらないか」と誘われたことがきっかけでしたが、周囲に畑が多いこともあって、採れたて野菜の無人販売も多い土地柄、我が家でも自分達の手で作ってみようかといった軽い気持ちで始めてみました。初心者でも育てやすいと実家から勧められ、ミニトマトとレモンの苗に挑戦してみました。プランターに栽培された苗を家のベランダで育て、ようやく7月頃からたまに食卓に登場することになったのがこのミニトマト。
赤くなったものを収獲していきますが、次から次へと実がなるので赤くなるのを楽しみに待っています。サラダやお弁当に使うもよし、できたてをそのまま口にするのもよし、家で作った野菜は、自分達の労力や汗が混じり格別においしく感じてしまうものです。育てる楽しみにプラスして食べる楽しみもあり、一回で二度楽しめ、何か得したような気分になります。現在は第二弾としてシソにチャレンジ中です。シソの種を蒔いて、いまかいまかと芽が出るのを楽しみにしている毎日です。まだまだ初心者であるため、害虫対策や病気対策、肥料の使い方やわき芽摘み等、勉強することはたくさんありますが、フーデニングは非常に奥深いものだと感心しています。
日本人はもともと農耕民族と呼ばれていることもありますが、自分で植物を育てて食べるといった行為は昔から身近なことであり、「食の大切さ」を学ぶためにもとてもいい機会だと思いました。日本の食料自給率は世界の中で低いレベルと言われておりますが、自給率アップ(大げさですが)にささやかに貢献するためにも、今後も自家栽培を続けていきたいですね。
(所長)
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