生きてる!
梅雨から湿度の高い日が続き、梅雨が明けたとたん暑いわ蒸すわで外出が億劫になります。最近、研究所内の温湿度計を確認しながらエアコンを調整するのが日課。温度が低くても湿度が高ければ不快だし、温度が高くても湿度が低いと快適です。経験的には、部屋の湿度60%を超えると急激に不快になります。
人間が不快に感じる中、窓辺の植物は夏の太陽を浴びて、ますます元気に育っています。昨年はちょっと元気が無かったコーヒーノキも、土を入れ替えて元気に育ちはじめました。
1週間ほど前、ふと、コーヒーノキの根元を見ると、白い小石のようなものが落ちていました。よくよく見ると、なんとキノコじゃありませんか!うわっ、傘の表面がブツブツしていてやや黄色味がかって、気味が悪い!! 周りには、今にも傘を開こうと待ち構える、控えのキノコが数本。さらに落ち葉の陰にも、生えはじめの小さなキノコが何十個もプツプツと顔を出して。いつも水遣りをしている秘書に聞いたら、それよりも数日前に気づいたみたいです。「入れ替えた土に元々入っていた菌が生えてきたんだろう。」とDr.たま。コーヒーノキも元気に育ったから、栄養のある土なんだと思います。
しかし不思議なもので、不気味だけれども、慣れると「生き物」として仲間が増えたみたいで嬉しい。少し感動しました。そして、「僕らはみんな生きている〜」の歌が頭に浮かんできました。1週間経過し、だいぶ日光に当り、弱ってしまいましたが、小さいのはまだ元気にプツプツ顔を出しています。ハナコは気味悪がりながらも、何度も見に行き楽しんでるし、「生きてる!」っていいですね。
(ぶらりあん)
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