ヘルシーチャレンジ
先月よりメタボリックシンドローム(内臓脂肪型症候群)に着目した予防重視の特定健診・特定保健指導が始まりました。当社でもそれに伴い生活習慣病予防施策として「ヘルシーチャレンジ2008」を行なっています。毎日体重を計ろうといったものから食生活の改善や運動・体力作りとういったメニューにチャレンジするものです。
私自身も年初に健診を受けてから、何か体にいいことをやらなくてはと思い、二つのことにチャレンジしています。一つは万歩計を装着して一日一万歩歩くこと、もう一つは筋トレです。不思議なことに、仙台で単身生活をしていた頃は時間があれば室内プールや温浴施設、ゴルフの打ちっ放し等を利用したり、住居の周りが公園だったこともあって気軽に散歩したりと体のケアもまめにしていたようでしたが、東京に戻ると家族との関わりを優先するため、どうしても運動不足気味になってしまいます。単身生活が長かったためか、家族と関わる時間を出来る限り持ちたいという気持ちが強くなり、家族が在宅している時に一人でそういった施設を利用しようと思わなくなっていました。そこで一念発起して、身近でできることからやってみようと思いました。一日一万歩については、通勤時間が約1時間20分で普通に往復するだけで約7000歩となるので、そんなに難しい数字ではありません。休日も犬の散歩等で歩く機会が多く、毎日記帳はしていませんが、達成しない日は10日に一度ぐらいでまずまず順調です。
筋トレについては、腹筋、背筋、腕立て伏せを各30回、スクワットを50回をセットとして行なっています。飲み過ぎの時には抜けたりしますが、それも10日に一度ぐらいです。筋トレは毎日帰宅後自宅でやっていますが、継続するためのポイントとしていえることは、決して目標を高くしないことかと思います。例えば若い頃は、腕立て伏せの回数を毎日少しずつ増やしていき、2ヵ月後には200回できたりしましたが、年を取るとそういった向上心はなくなり、今では何とか目標回数をクリアするんだといった気合で取組んでいます。自分自身にあった無理のない目標設定をし、毎日それをクリアし、こなせない時には時間を空けてでも目標を達成し、一方余裕があってもっと出来そうだと思っても目標を高く再設定しないことが大切だと思います。また、家族のいる場所でやることによって、さぼれなくなってくるのも効果的な継続するためのポイントといえます。筋トレ中は早く終わってほしいといった気持ちばかりで、正直全く楽しくはないですが、終わった時の達成感、そして風呂に入り風呂上りに飲むビールが楽しくて毎日続けているのでしょう。
もう3ヶ月続いていますが、体にある変化を感じています。食事の量は増えても体重が増えません。ダイエットしているわけではありませんが、体重は少しずつ減りはじめ3ヶ月前より1.5キロほど減少、体脂肪率も3ヶ月前より3〜4%下がり14%台で安定しています。数値的にははっきりと効果が出ているようです。
毎日家族の前で筋トレをしているため、最初は家族から冷やかされたり邪魔をされたり、「いつまで続くのやら」と冷たい視線を浴びせられたりもしました。しかし何とかこの苦境を耐え抜き、今では家族も私の本気度がわかってくれたようです。そのためか最近は、私が筋トレをしていても全く無視します。邪魔をしないようにとの配慮かもしれませんが、黙々と一人で筋トレをするのはかなり辛いものです。何かちゃちゃを入れてくれたほうが気がまぎれるんですがね。
(所長)
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