まだまだ新しくなるシブヤ。
久しぶりのブログです。そしてすっかり春ですね。
今年の春は昼間ポカポカ、夜はひんやり。おかげで、桜もよく持ちました。
さて、ブログは書いていませんでしたが、その間もステキな人にたくさん出会いました。
ハピプロでも取材させていただいた、シブヤ大学の学長の左京泰明さん、それから「志」をもったCSR誌「オルタナ」編集長の森摂さん。そして、日本の女性をステキにしたいという想い一心で生み出したグロスがヒット中の、ヒート・ジュエリーの石原久真子さん。皆さんに共通していることは、「今よりもシアワセになれること」を徹底的に考えておられること。そして、もうひとつ、実は皆さん「渋谷」がキーワードな方々。実際、今の「渋谷のオモシロさ」についていろいろな角度でのお話を伺うことができました。
そして、先日、森さんから渋谷つながりで、「学生団体Symbol of Life(以下SOL)」の皆さんを紹介していただきました。
SOLは「『全ての若者をソーシャルクリエイターに』をミッションに掲げ、未来を創る若い世代が 今よりももっと社会に関心が持てるような、そんな価値観を広げるために活動をしている学生社会起業プロジェクトチーム」とのこと。大学も出身地も目標もばらばらな仲間、でもみなが共通してもっていたのが『一人でも多くの人を幸せにしたい』という志だった、とそのHPには書いてあります。
そしてメインの活動として行っていることのひとつが「シブカサ」。
これは、まだまだ使えるのに放置されたり忘れ物にされて処分されそうになってしまう渋谷のビニール傘たちを回収しちょっとオシャレにデザインして再び渋谷の街に無料レンタル傘として貸し出すプロジェクト。その傘(シブカサ)はシブカサ提携店のカフェや本屋さんに置いてあり誰でも気軽にしかも無料で借りることができ、使用がすんだら提携店に返しに行く、そうすると アースデイマネーという渋谷で使えるクーポン券50r(50円相当)がもらえる、というシステムです。
そもそも、どうしてこの「シブカサ」というシステムを思いついたのか、と質問をしたところ返ってきた答えに驚きました。「あるとき、雨が降っていて傘を持っていなかったんです。そのとき、ああ、傘があればなぁ、みんなも濡れないですむなぁ、って思ったんです。」 「え!たったそれだけのこと?たったそれだけのことで、ここまでのシステムを考えたの?」と思わず聴き返してしまいました。
この発想の軽やかさ。
私だったら、せめて「明日から出かけるときはカバンに携帯傘をいれるようにしよう」くらいの発想で止まるところです。
また、このシステムのすぐれているところは、借りた傘をお店にもどすと持っていった「私」は「アースディ」という地域通貨がもらえる、ということと、そしてお店の側からすれば、再度お客様が来てくれるという点。ここにそれまでになかった新しいタイプのコミュニケーションの可能性があると思うのです。この再度同じお店に訪れる、また再訪してもらうということ、この機会−チャンスをそれぞれの立場で捉えなおせば、新しいサービスなり、新しい生活スタイルの発見、があると思うのです。
面白いです。
シブヤという街で、生まれている新しいモノやコト、そしてシアワセを想う時間。
しばらく目が離せないなーと、青山ハッピー研究所にて思うのでした。
シブカサが置いてあるお店は、以下のHPでわかります。携帯サイトにもなっていますので、ぜひ登録してみてください。
★シブカサMap クリック→http://www.shibukasa.com/map/pc.html
★シブカサとは クリック→http://symbol-of-life.net/shibukasa.htm
★SOL クリック→http://symbol-of-life.net/http://symbol-of-life.net/
★シブヤ大学 クリック→http://www.shibuya-univ.net/
★オルタナ クリック→http://www.alterna.co.jp/
・・・なお、シブヤ大学の左京さん、オルタナ編集長の森さんへのインタビューは、
当コンテンツの「ハピプロ」コーナーに掲載しています。
ぜひご覧ください。
★Heat jewery クリック→http://www.heat-jewel.com/
(ハナコ)
© Copyright HAPIKEN. All rights reserved.