野球シーズンの到来
3月も下旬になり、このところ気温も上昇し桜の花の開花宣言もされ、ようやくコートも御役御免になりつつあります。3月25日の朝、ハピ研に向かう途中の青山学院大学の前では、卒業式ということで女性の二人に一人は袴姿です。その姿を見ていると、もう二度と着ることはないのでしょうが、卒業式における日本の伝統文化を感じ、心が温かくなります。
この時期は毎年、卒業式、入学式、入社式、お花見等イベントが多く、街も活気づいてきます。また、当社でも25日には新ジャンルの新商品「クリアアサヒ」の発売、26日には「第84期定時株主総会」が開催され、連日重要事項の目白押しといったところです。
スポーツにおいては、プロ野球の開幕時期となり、野球ファンもますます活気づいていることでしょう。特に今年は大リーグのレッドソックスの開幕戦を東京ドームで行なうことにより、日本人プレーヤーである松坂投手や岡島投手が登場するとあって、マスコミも大変盛り上がっています。
そんな中、面白そうな野球週刊誌を見つけました。「Baseball Times」(BT)と言う名称で3月26日創刊とのことですが、特徴的なのはおしゃれな表紙もさることながら、野球の色々な角度からのデータが満載されていることです。一般的に打者の場合は打率、ホームラン数、打点数ぐらいのデータが表されていますが、この週刊誌にはもっと詳しいこと、例えば1打席あたりの相手投手に投げさせた平均球数とか、外野に飛んだ飛球でホームランになった割合とか普段あまり気にしていない、気がついていない切り口でのデータがたくさん載っています。今まで目立たなかった成績の選手が、実はこんな特徴があったとか、こんな努力をしていたとか新たな気づきを教えてくれます。
ハピ研においても、色々な切り口での生活者のデータ収集、分析は重要な仕事ですが、野球においてもこんなに様々な切り口からデータをはじき出して分析していることに、私はたいへん興味を覚えました。駅の売店で販売していましたが、ご興味のある方は一度ご覧になられたらと思います。
(所長)
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