FOODEX JAPAN 2008
3月11日(火)〜14日(金)「FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展」が幕張メッセにて開催されました。この展示会は、今年で33回を迎えるアジア最大級の食品・飲料専門展示会です。この会場が出展者・来場者双方のビジネス拡大のチャンスの場となるため、来場対象者は、フードサービス、小売、中間流通、メーカー、宿泊・宴会・レジャーの食品、飲料のバイヤーのため、一般の方は入場できません。
私が以前本社に勤務していた頃、特にワインの仕事をしている時に、海外のサプライヤーがブースを出すので、挨拶や商談をするために何度か訪れたことがありましたが、今回はこれからの食のトレンドを探るため、ハピ研の研究内容のヒントを得るためにやってきました。
まず驚いたことは、入場登録料が5000円。招待状がない方は5000円必要なのです。以前はもっと安かったと思っていましたが・・・。またクロークコーナーが出来ていたのも新発見。そして食の安全を考えてか、入場する際に手荷物検査を実施していました。場内では試飲、試食が多いため、異物や危険物の持ち込みを注意しているのでしょうか。また、会場内においても以前と比べその場での試飲、試食が大変多くなり、逆に持ち帰り用のサンプルは減少したような気がしました。
毎日2万人以上は来場しているようで、会場内も混雑気味。試飲、試食しながら国産コーナーから見学。以前と比べ、野菜のコーナーが目に付きました。水耕栽培や有機栽培等安心・安全をテーマに取組んでおり、ブーケレタスやパプリカジュース等初めて味わうものもありました。特にパプリカは輸入が多いので、もっと国産に力を入れると面白いのではと思いました。また、マンゴー人気も衰えを知らず、マンゴーのスパークリングワインを初めて試飲しましたが、思ったより爽やかで飲みやすさを感じました。舌に残った味、食感では、ヨーグルトシャーベット、ヨーロッパからの輸入冷凍のパンが、珍しさも手伝ってか心地良く感じました。
2時間ほど時間があったのですが、結局国際ブースは時間が足りずあまり見ることはできませんでした。ただ不思議なのは、フランスやイタリアのコーナーでは以前と変わることなく小さいブースに数多い会社が並んでおり、そこには共通してほとんどワインが置いてあります。まるで20世紀に起こった日本のワインブームが、そのまま続いているかの如く。ブース作りももう少し工夫すべきでは、と思ってしまいます。
当初の気高き目標を忘れたわけではありませんが、気が付けば試飲、試食で本日はカロリーオーバーも甚だしい状態。その分本日の万歩計も18000歩を超え、ゴルフに行ったぐらいの運動量でチャラといったところでしょうか。取りあえず自分を正当化しながら、満員電車で帰路に着きました。
(所長)
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