3月の休日
3月初旬の土日、友人家族といちご狩り&菜の花観賞に行きました。いちご狩りは平塚の農園へ、菜の花観賞は二宮の吾妻山公園に行きました。
午前中に集合し、まずはいちご狩りへ。小学生の時に家族旅行で行った伊豆でのいちご狩り以来だったので、ハウスに入った瞬間は感動でした。大勢の人でなくなっている場所もありましたが、まだまだ完熟のいちごが成っていました。数列あったのですが、自分のいる列よりも違う列のほうがいちごが多く成っているように感じるのはなぜでしょうか??数列をいったりきたり・・・・。こちらの農園は「さちのか」「とちおとめ」「紅ほっぺ」の3種類。その時期で一番美味しいものを提供しているとのこと。今回私たちがどの種類のいちごを食べたのか誰もわからず、そのくらい夢中で食べ、写真を撮り、あっという間の30分でした。
その後はお腹いっぱいいちごを食べたにも関わらず昼食をとりに名古屋発祥の有名な喫茶店「コメダ珈琲」に行き、午後からの予定も決めることに。いろいろな案が出たのですが二宮にある吾妻山公園の菜の花を観に行くことになりました。
吾妻山公園は入り口からかなりの急な階段、坂が頂上まで続いて、約30分間登り続けると頂上へ。菜の花が一面に咲き、海が見え、見晴らしは最高のものでした。桜の木もたくさんあり「次はお花見で来よう!」と、いちご狩り&菜の花観賞で充実した1日が終わりました。
そして、ちょうど桜の満開を迎えた3月最後の土日、土曜日は約束していた吾妻山公園に菜の花観賞へ行った同じメンバーで、日曜日は母と目黒川へお花見散歩に行きました。
吾妻山公園はまだ菜の花も残っていて桜のピンクと菜の花の黄色がとてもきれいで、大勢の人で混雑しているということもなかったので、お弁当を食べのんびりした時間を過ごしました。
目黒川もちょうど見頃で、毎年見に行っていますが今回はタイミングが良かったのか、今までで一番綺麗でした。母も初めて見る目黒川の桜に感激の様子で、私も大満足でした。
寒さが苦手なこともありますが、私はやはり春〜夏が大好きです。これからの季節、バーベキューやキャンプなどアウトドアも楽しめます。「あ〜早くもっと暖かくならないかな〜」と待ち遠しい日々を過ごしています。
(秘書)
野球シーズンの到来
3月も下旬になり、このところ気温も上昇し桜の花の開花宣言もされ、ようやくコートも御役御免になりつつあります。3月25日の朝、ハピ研に向かう途中の青山学院大学の前では、卒業式ということで女性の二人に一人は袴姿です。その姿を見ていると、もう二度と着ることはないのでしょうが、卒業式における日本の伝統文化を感じ、心が温かくなります。
この時期は毎年、卒業式、入学式、入社式、お花見等イベントが多く、街も活気づいてきます。また、当社でも25日には新ジャンルの新商品「クリアアサヒ」の発売、26日には「第84期定時株主総会」が開催され、連日重要事項の目白押しといったところです。
スポーツにおいては、プロ野球の開幕時期となり、野球ファンもますます活気づいていることでしょう。特に今年は大リーグのレッドソックスの開幕戦を東京ドームで行なうことにより、日本人プレーヤーである松坂投手や岡島投手が登場するとあって、マスコミも大変盛り上がっています。
そんな中、面白そうな野球週刊誌を見つけました。「Baseball Times」(BT)と言う名称で3月26日創刊とのことですが、特徴的なのはおしゃれな表紙もさることながら、野球の色々な角度からのデータが満載されていることです。一般的に打者の場合は打率、ホームラン数、打点数ぐらいのデータが表されていますが、この週刊誌にはもっと詳しいこと、例えば1打席あたりの相手投手に投げさせた平均球数とか、外野に飛んだ飛球でホームランになった割合とか普段あまり気にしていない、気がついていない切り口でのデータがたくさん載っています。今まで目立たなかった成績の選手が、実はこんな特徴があったとか、こんな努力をしていたとか新たな気づきを教えてくれます。
ハピ研においても、色々な切り口での生活者のデータ収集、分析は重要な仕事ですが、野球においてもこんなに様々な切り口からデータをはじき出して分析していることに、私はたいへん興味を覚えました。駅の売店で販売していましたが、ご興味のある方は一度ご覧になられたらと思います。
(所長)
消えてゆく都会のやすらぎ
「麻布十番温泉が今月末で店じまいする」という情報を聞いたので、昨晩行ってきました。以前から前を通るたびに「ちょっと入っていこうかな」と思っていたので、これで最後ならば行かなければならないと情報を教えてくれた友人と慌てて出かけたわけです。
「最近はだいぶ知られてきましたが、東京は昔から温泉が多くあります。
しかもその湯を銭湯で使っていて、銭湯の料金で入浴できるところもあります。麻布十番温泉もその一つで、1階は「越の湯」という銭湯でお風呂だけ、3階が「麻布十番温泉」でサウナと舞台のある休憩室付きで料金も温泉価格になっています。「最後だし、ここは大盤振る舞い!」と3階の温泉に行きました。
メディアを通じて店じまいの情報が流れたため、温泉も銭湯も大盛況のようで、受付と大広間の食事の給仕をしている女性はてんてこ舞い。いつもは二人でやっているのに今日は用があって一人帰っちゃったそうで、手伝ってあげたくなるような状態でした。「混んでて入れないかもしれないから風呂を見てからにして!」といわれのに湯船に入っている人はゼロ。湯船は4人も入れば一杯なので、親切で言ってくれたみたいです。早速お代を払って風呂場に行くと、「熱くて入れない」という理由で湯船に人が居なかったとわかりました。お湯は初めてみたらビックリするような黒湯。水を入れたら薄まっちゃうから駄目なのかなと話していたら、常連の女性が「この蛇口は温泉の水だから入れても大丈夫だよ」と教えてくれて、やっと入れる温度になりました。でも、温度計を見たらまだ46度!一体最初は何度だったんでしょう!?
常連さんは他にもいろいろ教えてくれて、「サウナはここに座った方がいい」とか「お湯はここのご主人が薪で沸かしてる」とか。話は尽きないのですが、慣れない私は熱さにギブアップ。早々に上がりました。脱衣所ではモデルのようにキレイな外国人の女性2人から「何で1階と3階の料金がこんなに違うんだ?」と英語で聞かれ説明に苦労しましたが、彼女達もちゃんと裸になって頭にタオル乗せて正しい風呂の入り方をしていたのにビックリ。日本の入浴スタイルも国際的になりました。
大広間に行ってみると、30人くらいの団体が長いテーブルを囲んで、一人の年輩の方の話に耳を傾けていました。大広間には桜で装飾された舞台の上にカラオケセットと太鼓があって、大勢を前にこの舞台でで歌ったら気持ち良いのでしょうね。昨日は大勢が語らっていましたし、従業員もてんてこ舞いだったので、舞台の写真だけ撮って退散しました。
出入り口には「閉店のお知らせ」の張り紙。理由は「建物・設備の老朽化と店主・従業員の老齢化、後継者難など」だそうです。60年くらい営業していたと聞きましたが、この「昭和」っぽさ、アットホームな雰囲気などすべて無くしてしまうのは惜しい。仕方のないことでも残念です。みんな親切で、都会のど真ん中とは思えない素敵なお風呂でした。
(ぶらりあん)
世界最古のビール
昨日、同僚と一緒に勉強会も兼ねて本場ドイツのビールを飲むため、六本木のとあるお店に行きました。そのお店は昔から、ドイツに留学や駐在の経験のある、先輩や同僚が“ここに行けば本場のドイツビールが飲める!”と一押しの店です。中でも私がお奨めしたいのは、“Weihenstephaner(ヴァイヘンシュテファナー)”と呼ばれるビールです。
このビールは、Weihenstephan(ヴァイヘンシュテファン)という南ドイツのバイエルン地方の世界最古の醸造所のビールなのです。どれくらい古いかというと、SEIT1040つまり創業1040年。本当にびっくり!って感じです。この醸造所、現在は、ミュンヘン工科大学と共同の醸造所としても知られています
昨晩飲んだのは、Weihenstephaner Hefe Weissbier。Hefeは酵母、Weissbier(ヴァイスビール)は、白いビールが語源。一般には、小麦麦芽を使用した酵母入りの上面発酵ビールを指します。
このビールとにかく、バナナ様のフルーティーな良い香りと、軽やかな味わい。最初はクセがあると感じますが、飲みすすめるうちに病みつきになる・・・そんなビールです。
というわけで、本日は二日酔い。でも、たまに無性に飲みたくなるんですよね。ドイツビール。
日本のビールとちょっと違ったビールを試してみたいという方は、是非お試しあれ。
※写真のボトルは、私が10年ほど前に、ミュンヘン工科大学に行った時に飲んだEDEL-PILS(日本語だと、高貴なピルスナービールかな?)の空き瓶です。今でも、我が家のビールコレクションとして本棚に飾ってあります
(Dr.たま)
FOODEX JAPAN 2008
3月11日(火)〜14日(金)「FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展」が幕張メッセにて開催されました。この展示会は、今年で33回を迎えるアジア最大級の食品・飲料専門展示会です。この会場が出展者・来場者双方のビジネス拡大のチャンスの場となるため、来場対象者は、フードサービス、小売、中間流通、メーカー、宿泊・宴会・レジャーの食品、飲料のバイヤーのため、一般の方は入場できません。
私が以前本社に勤務していた頃、特にワインの仕事をしている時に、海外のサプライヤーがブースを出すので、挨拶や商談をするために何度か訪れたことがありましたが、今回はこれからの食のトレンドを探るため、ハピ研の研究内容のヒントを得るためにやってきました。
まず驚いたことは、入場登録料が5000円。招待状がない方は5000円必要なのです。以前はもっと安かったと思っていましたが・・・。またクロークコーナーが出来ていたのも新発見。そして食の安全を考えてか、入場する際に手荷物検査を実施していました。場内では試飲、試食が多いため、異物や危険物の持ち込みを注意しているのでしょうか。また、会場内においても以前と比べその場での試飲、試食が大変多くなり、逆に持ち帰り用のサンプルは減少したような気がしました。
毎日2万人以上は来場しているようで、会場内も混雑気味。試飲、試食しながら国産コーナーから見学。以前と比べ、野菜のコーナーが目に付きました。水耕栽培や有機栽培等安心・安全をテーマに取組んでおり、ブーケレタスやパプリカジュース等初めて味わうものもありました。特にパプリカは輸入が多いので、もっと国産に力を入れると面白いのではと思いました。また、マンゴー人気も衰えを知らず、マンゴーのスパークリングワインを初めて試飲しましたが、思ったより爽やかで飲みやすさを感じました。舌に残った味、食感では、ヨーグルトシャーベット、ヨーロッパからの輸入冷凍のパンが、珍しさも手伝ってか心地良く感じました。
2時間ほど時間があったのですが、結局国際ブースは時間が足りずあまり見ることはできませんでした。ただ不思議なのは、フランスやイタリアのコーナーでは以前と変わることなく小さいブースに数多い会社が並んでおり、そこには共通してほとんどワインが置いてあります。まるで20世紀に起こった日本のワインブームが、そのまま続いているかの如く。ブース作りももう少し工夫すべきでは、と思ってしまいます。
当初の気高き目標を忘れたわけではありませんが、気が付けば試飲、試食で本日はカロリーオーバーも甚だしい状態。その分本日の万歩計も18000歩を超え、ゴルフに行ったぐらいの運動量でチャラといったところでしょうか。取りあえず自分を正当化しながら、満員電車で帰路に着きました。
(所長)
セミナーと勉強会の合間に
仕事柄、社内、社外問わずセミナー、報告会、プロジェクト、勉強会といったものに参加することが多く、先日も午前中は品川でセミナーに参加、午後からは本郷の東京大学にて勉強会に参加してまいりました。いつもならばセミナーや勉強会の内容をご報告しますが、今回は趣を変えてセミナーと勉強会の合間の時間に経験したことをご報告いたします。
品川のセミナーが午後1時前に終わり、勉強会が午後3時から本郷にて開始します。その合間にハピ研に戻るのも中途半端だし、昼食はどこで食べようかと考えているうちに、ふと品川からの地下鉄ルートを見てみると、東京大学の近い駅の中で春日を発見。その隣の駅は白山。そうだ、私の出身高校のある白山なのです。高校時代は学校に食堂がないため、いつもお昼は外食をしていました。そんなこともあってちょっと遠回りですが、白山で昼食を取ろうと思い地下鉄に乗車しました。約30年ぶりでしょうか。白山駅からの登り坂は全く変わっていませんが、商店街のお店はすっかり変わってしまったようです。高校時代に利用していた店など覚えてもいませんが、いかにも古そうなラーメン屋さんがあったので、そこでラーメンチャーハン定食をいただきました。帰り際に、私が高校に通っていた昭和47年〜50年にお店は営業しておられたのか聞いてみましたが、昔の事でわからないとのご返事。しかし、高校時代のほのかな香りを感じたような気がします。
その後、母校である都立向丘高校の前にやってまいりました。せっかくなので、中に入り事務室へ行き、少し見学できるかと尋ねましたが、あいにく卒業式も近いためその準備に職員さんも忙しく、日を改めてくれればご案内するとのことでした。当然、私の在学中におられた職員、事務員さんはどなたもおられませんので、ここは退散するしかありません。残念ながら教室や校庭、体育館など直接見ることはできませんでしたが、その当時の記憶が頭の中で鮮明になるのを感じました。
高校1、2年の頃は、ここから水道橋の講道館へ毎日柔道の練習で通い、3年の頃は御茶ノ水の予備校にバスで通ったり、また色々な遊びもこの時期に覚えていたものです。高校時代に初めて体験することは、子供から大人になりつつある自分自身にとって大きな影響を与えたと言えます。中学校の思い出が甘酸っぱいと表現するのであれば、高校時代の思い出はほろ苦いことが多かったような気がします。
母校から東京大学までは歩いてちょっとの所。東京大学には高校時代にあまり訪れることはなかったですが、御茶ノ水からバスで通学していた頃は、毎日東大の赤門、正門、農学部と前を通っていたものです。また、その後二人の弟達がお世話になることもあったり、何かと縁深いものを感じてしまいます。皆さんも自分の通った学校やその周辺の街並みは、一生忘れることはないと思います。今回は残念ながら母校を見学することはできませんでしたが、機会があれば思い出の詰まった校舎を歩いてみたいですね。
(所長)
ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展
「シャトー・ムートン・ロスシルド」ってご存知でしょうか。これはワインの名前で、フランスボルドーの5大シャトーの一つであり、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(第1特別級)に格付けされています。このワインの特徴は、卓越した品質のみならず、ラベルが毎年異なる画家によって描かれることでも知られています。
3月1日(土)から30日(日)まで、六本木ヒルズ森タワー52階にて「ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展」が開催されております。この「シャトー・ムートン・ロスシルド」というワインは、当社の輸入ワインのサプライヤーであるバロン・フィリップ社が所有しております。また、私自身も以前ワインビジネスに携わったこともあったので、早速原画展を覗いてまいりました。
久しぶりに六本木ヒルズに訪れ、展望台に登るエレベーターであっという間に52階へ到着。そこには何と1945年以降毎年違った画家、彫刻家が描いたデザインのラベルが並んでいます。デザインも時代背景のわかる(1945年は戦争の勝利を表したもの等)ものもあり、まさにワインとアートの融合がなされています。デザインをされた方の名前を見ると、誰もが知っている有名人もいたり、フランス人だけではなく、アメリカ人やドイツ人、何と日本人もおられます。私のように絵心のない人間が見ても、次から次へと目が奪われます。
私自身、今から4年前の秋に仕事でバロン・フィリップ社に訪れたことがあります。当時は、「ムートン・カデ」という商品のリニューアルが重なり、大きなパーティーに招かれました。7〜8人の丸テーブルに日本人はなぜか私一人。他のテーブルには同行した日本人同士がいるのにどうして、と思いながらもそういう気持ちを主催者に説明できるほどの語学力もなく、仕方なく私だけが片言の英語を駆使し、約5時間そのテーブルで苦しんだ覚えがあります。しかし、酔いが進むに連れて度胸も据わり、身振り手振りで場を盛り上げ、人生何とかなるものだなぁーと後でつくづく思いました。後々確認して見ると、主催者側にはフランスでの私の態度や行動が堂々としていたように見えたようで、てっきり英語も堪能だと勘違いされていたようでした。そういった思い出もあり、この原画展に何か引きつけられるように来たのも何かの縁でしょうか。
皆様も、もしお近くでお時間がありましたら、是非足をお運びください。このワインとアートの融合は、きっと皆さんに心の安らぎとワインへの郷愁を与えてくれると思います。今夜は久々にワインで乾杯気分です。
(所長)
雛祭り
早いもので3月に入りました。まだ寒さも残っていますが、もうすぐ春です。
さて、今日3月3日は雛祭り。五節句のうちのひとつであり「上巳の節句」「桃の節句」と言われ、雛人形を飾り、女の子の健やかな成長と幸せを願う行事であります。
子供の頃から年中行事や家族の記念日には必ずその行事にあったことを行ってきました。誕生日やクリスマスなどプレゼントがもらえるお祝い事はもちろんですが、楽しみにしていたのが雛祭り。節分が終わると雛人形を飾り、3月3日はちらし寿司やてまり寿司、ケーキを食べてお祝いしていました。
私たち姉妹がいなくなった今でも実家では毎年母が飾っています。もう習慣なのでしょうか。やはり節分が終わると同時に出し、「婚期を逃す」といういわれから節句が終わるとすぐに片付けていた以前のように、今でも雛祭りが終わるとすぐに片付けているようです。
実家を離れてからは私も母がやってくれたようにいろいろな行事は行うことにしています。男の子がいるわけではないのですが端午の節句まで・・・。鯉のぼりや、カブトは飾らないまでも、柏もちやチマキを食べ菖蒲湯に入ります。忘れがちな行事もありますが、この先もずっと続けていきたいです。今年の雛祭りもちらし寿司を作り、ケーキを買う予定でいます。皆さんはどんな雛祭りを過ごされるのでしょうか。
(秘書)
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