真冬のゴルフはちょっとつらい
2月と言えば真冬です。皆さんはこんな寒い季節に、どんなスポーツをされるのが好きですか。Dr.たまはスキーを、サザエはマラソンをとそれぞれ楽しまれていますが、私は今年初めてのゴルフに行ってまいりました。
仙台にいた頃は、この時期になると雪の影響でクローズになるゴルフ場が多いので、家族を呼んでよくスキーに行っていましたが、東京に戻るとスキー場が遠いこともあってスキーに行く気力がなかなか湧いてきません。その代わりにゴルフ場は営業されているので、少しぐらいの寒さもがまんをして、思いっきりクラブを振ってきました。
当日は春一番なのか強い風が吹いていたため、風の冷たさとボールの行方の心配を抱えながらのスタートになりました。
スタートホールは、いつも心地よい緊張感と期待感でわくわくしながら振り回します。以前営業をしていた頃は、お客様と一緒だったり何かとプレーをする機会が多かったのですが、最近はめっきり回数が減り、それに応じてスコアも右下がり傾向が続いています。やはり何事も練習をきっちりしないと結果は簡単に出てこないものです。
ゴルフの効能は単なる運動だけではなく、気軽に話しながらできるスポーツであり、一緒にプレーする方とのコミュニケーション作りには最適なスポーツだと思います。朝早く起きて、昼食をはさんで6〜7時間一緒に過ごし、最後はお風呂で裸の付き合いまでできます。またこれだけ一緒の時間を過ごすと、今まで気がつかなかった癖や性格もわかってくることもあります。
今回は会社の仲間同士ですので、よく知っている仲でもあり今さらコミュニケーションは必要ありませんが、何せ風との戦いで体もスコアもボロボロ状態。やっとグリーンに乗って本日初のパー。その後も寒さと風に悩みながら、あっと驚くイーグルやバーディが出たり(当然私ではありません)、自分のスコア以外では大変楽しめました。
ゴルフは、老若男女誰でもできる身近なスポーツと言われています。以前秋田県のゴルフイベントに年に一度参加させていただいた頃、80歳を超えている方と一緒にプレーをしたことがありました。その方は大変お上手で、スコアは78で回られていました。いわゆるエイジシューター(自分の年齢と同じかそれ以下でホールアウトすること)なのですが、数十回もそのようなスコアを出されているとのことでした。さぞかし昔から上手だったんだろうとお伺いしてみると、ゴルフは定年退職後健康のために始められた
とのこと。この年齢で週に2回程度プレーをされているとのこと。そしてプレーをしない日でも、素振りやパターの練習は欠かさず毎日されているとのことでした。確かニ年連続エイジシューターとして表彰式で表彰されていましたが、肌つやも良く、とても80歳を超えているようには見えませんでした。
これから進んでいく高齢化社会において、自分の趣味を持つことの大切さ、何事も練習が大事ということをその方から学ぶことが出来たと思います。その方の話は、世のゴルファーにとっても勇気と自信を与えてくれるのではないでしょうか。私のように年に数回しか行かず、練習もしない人は上達するはずないですね。
(所長)
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