福士加代子選手から学ぶこと。
昨日は、東京・新宿で開催された「新宿ハーフマラソン」に、2度目のレースとして参加してきました。 お正月に参加した女性のみの10km大会とは全く異なり、参加人数も5−6千人規模。誰もが超アスリートに見える中、ドギマギしながらも何とか完走。最後は心臓が飛び出しそうなくらい心臓バクバクのヘトヘトでしたが、達成感とレースの楽しさを味わえました。その一方で、冷静になって考えると「フルマラソンはこの倍の距離なのか・・・」と、かなりブルーな気分になったのも事実ですけどね。。
フルマラソンといえば、話の次元が全く異なりますが、昨日は大阪国際女子マラソンがありましたね。北京をかけた福士加代子選手の「初フルマラソン挑戦」が見どころでした。結局、福士選手は残念な結果(19位)に終わってしまいましたが、どんなにハーフで良いタイムを出していても、42.195kmという長さは、同じ「走る」という競技でも全く別の苦しさなのでしょうね。多くのマラソン経験者は口を揃えて、「マラソンは35kmからが勝負」と言うように、福士選手が事前の長距離練習で30kmまでしか練習できなかったことも、勝敗にかかわる大きな要素だったのだと思います。まさに、世界レベルの陸上選手でも読みきれないフルマラソンの恐ろしさです。
それにしても、世界レベルの選手が、その地位に安住せずに初チャレンジをした、ということの意味は大きいと思います。しかも、あれだけのプレッシャーと脚光を浴びながら、最後は転倒を繰り返しながらもゴールまで走りきった福士選手の姿は、多くの人に勇気と感動を与えたことでしょう(勿論、1位のマーラ・ヤマウチさん、2位森本さんの走りも素晴らしかったです!)。 彼女が最後まで走りぬいたのは、「応援してきてくれた多くの人の気持ちに応える」という思いは勿論、「自分で決めた挑戦に対して、どんな結果であっても最後までやりきりたかった」、のだと思います。そして「挑戦し、やりきった」福士選手はとても”美しい”と感じました。いつかまたフルマラソンに挑戦する福士選手の元気な走りが見れたらなぁと私は思います。<スポーツって素敵ですね!>
さて、最後は私事(仕事?!)で恐縮ですが、私サザエは2月1日付けで、このハピ研から卒業し、他の部署に異動することになりました。少々寂しい思いもありますが、ハピ研で学んだことを活かしながら、福士選手のチャレンジの如く(レベルがちゃうって?!)、失敗を恐れず新たな仕事に挑戦していきたいと思います。そして少しでも皆さんのハッピーな生活のお役にたてるようなことが出来ればと思っています。 これまでお世話になった皆様、そしてこのブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。 今後ともアサヒビールお客様生活文化研究所「ハピ研」をどうぞよろしくお願いいたします。
(サザエ)
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