この秋、映画館で音楽を聴く。
音楽に触れることが大好きです。一番好きなのはライブに行くことですが、CDを聴いたり、テレビやラジオの音楽番組を見たり聴いたり。自分でもちょっとピアノを触ってみたり(?)もします。また音楽に関する本や小説も好きですし、最近では『のだめカンタービレ』も思いっきり音楽していてよかったですね。
そして映画。
映画には、SE(サウンドエフェクト/効果音)も含め音楽はかかせません。
セリフ以上にそのシーンシーンを演出する効果があります。
ということで、この秋おすすめの『音楽』がテーマの映画をご紹介します。
なんと、どちらも主役は『天才ピアニスト』。
かたやなにごとにも天才すぎて普通に生きたい!と悩む天才少年、そしてかたや精神的に深い傷をおった女の囚人。
その境遇も展開も、そしてテイストも、ほのぼの系とドクドク系(?)とまるで違いますが、どちらもとてもいい映画です。
あまり書くとネタバレしてしまいそうなのでやめますが、最後のシーンはどちらも同じ状況(ステージの上)にあるのに・・・最後の最後の明暗もこれまた見事にわかれます。でもどちらもその音楽に対する向き合い方は圧巻!で、演奏シーンは思わず、おお!と唸ってしまうことしきり。
大スクリーンを前にして泣いたり笑ったり考えたりしながら、ライブとは違った『音楽』を味わうことができます。できればどちらも見てほしい映画です。
★『僕のピアノコンチェルト』(詳細はクリック→http://eiga.com/official/bokunopiano/)
主役を演じるはテオ・ゲオルギュー君は本物のピアニスト。だから迫力があるんです。
ドイツを代表する男優、ブルーノ・ガンツのおじいちゃん役もこれまたいい!
ご家族と一緒に楽しめる映画です。
★『4分間のピアニスト』(詳細はクリック→http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/19648/#)
衝撃的なシーンが多いですが、生きること、表現することについて考えさせられます。
最後の狂気的な演奏は・・・しばらく夢に出てきそう。
それから、今世紀を代表する天才ピアニスト、グレン・グールドのドキュメント映画もやっていますね。今年は、生誕70周年。こちらもぜひ今年のうちにチェック!です。
★『グレン・グールド27歳の奇跡』→http://crest-inter.co.jp/glenn_gould/index.html
(ハナコ)
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