ハピブログ ちょっと寄り道|ハピ研メンバーがみつけたちょっとした発見や出来事を紹介!

秋到来、10月。

10月もたくさんのステキに出合いました。

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『Money Talk』@広島市現代美術館
所用で立ち寄った広島にて美術館めぐりをしました。まずは、比治山にある現代美術館で、所蔵品を購入価格とともに展示する!という前代未聞、話題の展覧会『Money Talk』を。貨幣価値とは?芸術の評価とは?赤瀬川源平が、60年代、千円札をデザインし印刷した作品が貨幣偽造と訴えられ『芸術裁判』を展開することになった作品もありました。(さてその作品はいくらでしょう??)
つづいて訪れた『ひろしま美術館』には大好きなゴッホの『ドービニーの庭』があります。
ゴッホがこの世を去る2週間前に書かれたというその絵には、額縁からはみ出すくらいの木々の生命力が畝っています。表現することに生命を使い果たしたのかな、と思わずにいられなくなるこの作品から受けるもの−いつまでも新鮮な生命力は貨幣基準では言い表せないものだな、と思いました。(写真は現代美術館での催事のちらしです。)

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■原爆ドーム
ショックでした。
何度も来たことのある場所です。
なにがショックだったかというと、雲ひとつない青空の下、この「建物」が一瞬とても美しいインスタレーションに見えてしまったのです。


『In a moment,Hiroshima was gone.』
(一瞬にして広島は消え去ったのです)


内心ショックな気持ちで入った平和資料館で、投下された原爆の映像とともに映し出されたこの言葉を見て、どうしたってこの出来事は昇華してはいけないことなんだ、とかみしめました。
資料館の入場料はいまだ変わらず50円。ここで得たものもやはり貨幣基準でははかれません。
忘れてはいけない場所です。

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■太陽の塔@大阪万博公園 
未来を表している一番上の金の顔。さて、つくられた時から30数年経った「今」はその当時その顔が見ていた世界でしょうか。現在を表している正面胴体部の顔は、ふてくされているようにも、怒っているようにも見えます。しかしかなりの迫力です。いつまでもインパクトを持ちつづける作品を作った岡本太郎という人は、やっぱりすごい人なんだな、とこの巨大な塔を見上げました。

この公園には世界中の民族資料が展示されている大好きな国立民族博物館もあって、今回もたっぷり時間をかけて堪能しました。まさしく、世界旅行をしている気分が味わえる場所です。


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■ピンボールマシン@大阪・新世界
関西旅行中、ディープな大阪を経験しよう!と向かったのは新世界。串揚げとビールのあとは、明るくオープンなゲームセンターでピンボールマシンに興じました。
100円玉2枚で出ること、出ること。昔ながらのアナログなゲームですが、目の前にゴロゴロとリアルにボールが転がってくるというのはなかなかいい感じです。

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旧白洲邸武相荘@町田市鶴川
たぶんこれぞ本物の日本のセレブ、白洲次郎・正子夫妻の住居跡です。家の中では企画展示として白洲家の秋の食卓を再現。それは古民家のイメージとは違い、『パエジャ』や『焼きプディング』など洋風で食材も大変豊かでした。喫茶室でいただける正子の好物を集めたお弁当(要予約/3150円)は、慎ましやかで、おいしいものばかり。静かな古民家での満足なランチタイムとなりました。

『すべての物事で大事なのはその事自体より、それにかかり合っている原則だ、ということを忘れてはならないと思う』
・・・これは常に「自分の信じたプリンシプル(原則)」に忠実であったという次郎の言葉。晩年までポルシェに乗っていたという次郎の愛用品や写真が展示されている部屋に掲げてありました。


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岡本太郎美術館@生田緑地
実はぶらりあんの『きまぐれ図書館』のコーナーでの岡本太郎の写真の話を読んで以来、岡本太郎が気になっているのです。美術館では常設展のほかに、太郎が取りつづけた全国各地の写真が展示してありました。写真の世界も『岡本太郎』していて、迫力あります。ファインダーを通しているとはいえ彼の目にはこう言う風に見えたのか、と。
(写真は美術館横にある『親子像』)


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■ザ・日本の秋@軽井沢
緑と黄色とオレンジと赤。たくさんの色であふれる季節。ステキです。

FREITAG兄弟@D&Dapartment東京
トラックのホロをバッグに。こんなユニークでエコロジカルな発想と、そのオリジナリティとファッション性が注目され、日本でも人気のFREITAGのバッグ。それらを生み出したFREITAG兄弟のトーク企画に参加しました。兄弟いわく、これまで印象的だったことのひとつが、『日本に来て日本人が自分たちの作ったバッグをもっているのを見たこと』だそうで。そりゃそうですよね、スイスはチューリッヒでホロを(日本製のカッターで)カットし作ったバッグをこんなはるか遠くの日本の若者が持つ。情報の伝播力と物流、なにがきっかけでヒットしたのか、そのティッピングポイントが本当に気になる事例です。


11月もステキを求めてあちこちにでかける予定です。(ハナコ)


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