余白と余裕。
ハピ研にやってきて一ヶ月が過ぎました 。毎日毎日目からウロコの環境の中で、新しい言葉や情報にぶつかりながら、せめて意味はわからなくても全部聞き取るぞ、資料も本も読むぞ、と、私なりにとにかく必死に詰め込んでいます。
そんな私は今、日々ハピ研の先輩サザエさんについて学んでいるのですが・・・。そんな中、ふと気がついたことがあります。サザエさんのノートの使い方です。
サザエさんはちょっと大きめなノートのページを半分に折ってそのページの左側にだけメモをとるのです。右側は空白のまま。でもあるとき(後日)、過去のページの右側が埋まっているのを見ました。お!そっかー。その余白で、出会った新しい情報をさらに拡げているのか!その余白はサザエさんのクリエイティブな『場所』だったわけです。さすが!
いっぽう私と言えば・・・。え?書き込みすぎですか?
でも、正直言うと、ほんと書き込みすぎで、自分でもわけわからなくなって、読み返すと読み返すだけ混乱してます(泣)。(ちなみに、赤字で書いているのは、新しく出合った言葉、調べようと思う言葉をピックアップしたもの。)
つまりパンパンにしていては、ひろがらないのですね。なにごとにも余裕が必要なのですね。
ということで、私も考えました。というか、真似をすることにしました、ええ、余裕を持つぞ、と。ま、このサイズのノートだったら、本来は、バンと開いて、左のページ全体をそのとき得た情報の記録にあて、そして右のページをそこから展開していくアイデアを書く場所として空けておくということもできるんですが・・・。そんなもったいない使い方はまだ勇気がなくて(だって高かったんだもーん)、各ページの右側1/3を残して、それから行間をたっぷりあけて、書き込むことからはじめました。そうすると、不思議です、そんな空白があることで新しく得た情報についてちょっと考えるようになりました。プチ脳内編集活動。
さて、10月も半ばすぎました。外に出かけるのにはいい季節ですし、芸術の秋!食欲の秋!ですね。私も今月は『ステキ』を探しにあちこちに出かけています。もし!『芸術方面はちょっと・・・』なんて億劫がっている人がいたら、そんなこと言わずとりあえず街に出て、試しにたとえば一番近い場所にある美術館まで行ってみてはどうでしょう?で、面白かったら、面白かったー!と友達や家族に話せばいいし、つまんなかったりわかんなかったら『なんか残念!』と思えばいい。そんな軽い気持ちで、あっちやこっち、あれやこれやに触れてみてはどうでしょうか。そう、風船をふくらませるときのように、タテ・ヨコ・ナナメ・右・左と感性を引っ張っておけば、きっと大きくふくらむはず、そんなことを思ってみたりするのでした。(ハナコ)
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