東京での再会
先日、私が仙台に勤務していた頃、学生アルバイトで当社に働いていた人と東京で再会しました。仙台勤務時代、私のいた部署では、飲食店のメニューやポスター等を作成するために学生アルバイトをPOPクリエイターとして雇っておりました。毎年大学を卒業すると、後輩を紹介してもらいながら、過去4年ぐらい続いています。いわば当社の営業担当者にとって、縁の下の力持ち的な存在です。次から次へと営業担当者からの注文を、当社の販促担当者が彼らアルバイトにPOP作成業務として振り分けます。そして彼らは素晴らしい製作物に仕上げていきます。そういった仲間と、就職してから再会するのは、その人の成長も見られ、大変嬉しいことです。
今年の3月大学を卒業し、東京の広告代理店に勤めている彼女とは、私も4月に東京へ転勤になったこともあり、是非再会しようと思っていました。当社の人事異動は通常9月がメインですが、今年の9月に私の仙台での元部下が東京に転勤することになり、またアルバイトだった彼女の大学の先輩ということもあったので、歓迎会を兼ねて夜久々に会うことになりました。場所は、彼女の勤務先の近くの居酒屋です。仙台の魚料理はもちろんおいしいですが、このお店の刺身も絶品でした。
ちょっと会っていないうちに、随分大人になった彼女は先に来て待っていました。さすが、社会人。アルバイトをしていた頃から広告代理店を目指していた彼女は、実際希望が叶い、生き生きと仕事をしている様子が話の端々に感じられます。岩手で生まれ、仙台の大学を出て、初めての東京生活ですが、すっかり馴染んでいました。話は途切れることなくあっという間に時間が過ぎ、またの再会を約束して、それぞれ帰路に向かいました。
入社一年目の10月、私は大阪に配属され、右も左もわからず仕事も十分理解しないで、先輩方の後をついて歩いたことを思い出しながら、随分自分は頼りなかったなと思わず反省してしまいました。でも若いって本当に羨ましいですね。
(所長)
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