日比谷公園の「オクトーバーフェスト」
先週の9月19日(水)〜21日(金)に、千代田区日比谷公園にて「アサヒビールオクトーバーフェスト 日比谷秋の収穫祭2007」が開催されました。オクトーバーフェストとは、毎年秋にドイツのミュンヘンで開催される世界最大のビールの祭典ですが、その雰囲気を再現したイベントを日比谷公園噴水広場周辺にて行いました。
今年で3回目ということでしたが、私は初めての体験でした。ビールの祭典というと、札幌の大通り公園でのビアガーデンが有名で私も何度か訪れましたが、北海道の短い夏の催し物として大変盛り上がります。日比谷公園は、札幌大通り公園と比べると規模は小さいですが、三日間好天にも恵まれ、平日にもかかわらず、一日三万人を超える来場者があったとのことです。私自身も最終日の21日に行ってみましたが、午後6時にはほぼ満席状態に。やはり会社帰りのサラリーマンやOLの方が多く、休日とはお客様の層が違うと実感しました。ビールを購入する時には、年齢確認の目印にリストバンドをお渡しするといった未成年飲酒対策も施され、大人の楽しい空間を醸し出しています。
夏を感じさせる天候と金曜日の夜ということも相俟って、次から次へとお客様が来られました。私も最初は席に座っておりましたが、落ち着く間もなく席を譲り公園内をウロウロとしながら写真を撮ったため、非常に見にくい画像になってしまい申し訳ございません。ジョッキを片手に、携帯を片手ではやはりうまく写真は撮れません(反省)。
ステージでは、本場ドイツの民族衣装に身を包んだ歌手が歌や踊りを披露して、大いに盛り上げています。屋外ということで、お客様の明るい声とビールの乾杯の声が一際身近に感じてきます。やはり、ビールは素晴らしいコミュニケーションツールだな、と思わず感じてしまいます。お客様も空いているスペースを譲り合いながら、飲むスペースを確保されていましたが、今後はもう少しスムースな席取りができるようスタッフ側が工夫をしていかなくてはいけないと思いました。とはいえこの熱気は、私が昔日比谷の野音のコンサートで体験した盛り上がりを思い出させる素晴らしい雰囲気だと改めて感じました。結局、飲みはしたものの食べることはほとんど出来ず、思ったより早い帰宅となりました。
家に帰る途中、酔いも覚めかけた頃、「今日は夕飯はいらない。」と朝言って出掛けたことを思い出し、夕飯は駅前のラーメン屋。飲んだ後のラーメンもまたうまいんですが、そこでまたビールをもう一本。「もっと健康を考えろ」と家族の声が聞こえたような気がした。
(所長)
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