ハピブログ ちょっと寄り道|ハピ研メンバーがみつけたちょっとした発見や出来事を紹介!

ハジメマシテ。

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子供の頃、新学年になるのがとても楽しみでした。なぜかいうと、『新しいノートや消しゴムを買ってもらえるから』。で、今回の異動を記念(?)し、ついに手にしました、Moleskin。大学時代、このノートの伝説を美学の授業で聞いてから憧れでした。そして、一度はこの世界から消えたMoleskinが復活したのが98年。いつか使ってみたいなぁと思い続けた日々。でこの度、あの新学期のワクワクを思い出して、衝動的にエイヤっと清水の舞台から飛び降りて購入しました(いやマジ高いのです、2625円)。ハピ研でのはじめての打ち合わせのときに1ページ目の一番上にペンを落としたときは、ワォ!と思わず眉毛があがってしまったのと、なんだかそれをまわりの人に気がつかれたような気もして少し気恥ずかしかったです。

ということで、はじめまて、ハピ研新入りハナコでございます。よろしくお願いいたします。ライブなことが大好きなので休日はけっこう大変、あちこちに出かけます。特にこの季節はお休みが多いですから情報をクリッピングするだけでもワクワク!


まずはこの秋最初の三連休、観たものレポートなど。

よく晴れた三連休一日目は、東京都写真美術館@恵比寿へ。『昭和:写真の1945-1989』。今期(10月14日まで)は第三部で『高度成長期(1960〜1970)』の日本がテーマの写真の数々。『一生懸命の時代』とは展示のキャプションにあった言葉。団塊の世代の精神を育てた(駆り立てた?)時代ともいうべきか、世の中が革新に向かいヒリヒリとしていた時代のドキュメント。ああ、あの時こうだったね的なノスタルジーはあるにしろ、かなーり心が揺さぶられます。そして2階では気鋭の作家紹介企画で『鈴木理策:桜雪熊野』(10月21日まで)。聖地熊野の風景から。少し暗い展示室に入ると、木々のざわめきが、そして滝の音が聞こえてきそうです。そして写真の中の光がソコにおさまりきれず外に漏れ出しているような迫力と、最後の一枚に向かうそのアプローチ(展示方法)にも鳥肌。もー、またその最後の一枚が特に美しいこと!そして地下フロアでの『キュレーターズ・チョイス07』は、いきなりナン・ゴールディンの今観ても衝撃的な『性的依存のバラード』 (83年) から。その他興味深い写真の数々。すべてのフロアまわると、おなかいっぱいなります。なお映像シアターではマザー・テレサのドキュメント映像上映もやっていますよ(10月19日まで) 。 秋の写真美術館はおすすめ。

ちょいと暑すぎやしませんか?の連休二日目は横浜美術館での森村泰昌『美の教室、静聴せよ』展(9月17日まで)にすべりこみ。これまでも森村さんの作品はチャンスがあれば観続けていますが、その作品からは、美術とはなにか?表現するということは?また芸術に触れること、観るということはどういうことか?などといった芸術に触れる際の基本のキの字を教えてもらいました。今回も、まさしく芸術の授業という切り口で、1時間目から6時間目までの部屋を、本人によるイヤホンガイドを耳にまわる、という企画(卒業テストまである!)。最後のホームルームは三島由紀夫@東大よろしく日本の文化の現状を憂いて吠えるというビデオインスタレーション。勉強になりました。ミュージアムショップで森村さんと『とらや』のコラボの和三盆『ことのはのあじ』をゲット。その後は表参道スパイラルに移動して、日本蒸留酒酒造組合東京支部主催のイベント『和の酎』(9月15日〜17日)。名だたるBARのバーテンダーさん方が作ってくださる甲類焼酎のカクテル(無料)をいろいろ楽しみました。なかでも、クラマトジュースを使った唐辛子が浮かんだホットカクテ『漁火』、うまー!!辛さが半端ではなく超HOT!おかげで汗ダラダラ。スタッフの方にお伺いしたらハマグリのスープで割っているんだとか。どうりで後味がいい!これまた勉強になりました。そして、夜はM.ムーア監督の『シッコ』のレイトショーに。途中フランス在住のアメリカ人のグループインタビューのシーン、「フランス人は何かあったら必ず声を上げるから政府が国民を恐れている。アメリカ人は政府を恐れているから声を上げない」という台詞は非常に印象的。アメリカの医療保険制度の惨状はさることながら、メディアの『視点』について考えました。

そして、ナンデスカこの暑さ!の三日目は、映画『夕凪の町、桜の国』をやっと観にいきました。これは昨年話題になったマンガ(こうの史代作)の実写版。舞台はヒロシマ(・・・『広島』ではなく『ヒロシマ』です)。ストーリーはあえてふせます。でも、マンガもすばらしくステキなものでしたが、この映画ときたら・・・涙が止まりません、久しぶりの『号泣』でありました。脚本・監督は『半落ち』でその評価が不動のものになりつつある佐々部清氏ですが、『チルソクの夏』といい『4日間の奇跡』といい、この人の手にかかったものはどうしてこうも心の芯に迫ってくるのか。戦争とは、原爆とは、家族とは、生きるとは、人生とは。あらゆる角度で自分と向き合うことができると思います。東京都心部では銀座と渋谷でしか上映していませんが、ぜひ、まだの方は観てください、観て欲しいです。で、号泣後ですが、外にでたらすごい陽射し、こんな日は、ツルツルっと冷やしうどん。秋田の稲庭うどんの老舗の『寛文5年堂』銀座店でビール飲みながらシミジミしましたとさ。

次の三連休は、京都ONPAKUです、ONPAKU!大好きな野外でのステキなライブ。京都まで(日帰り弾丸ツアーで)行ってきますよ。楽しみ!(ハナコ)


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所長

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