野外フェスティバルでみたもの。
昨日↓の所長のブログに引き続き、野外イベントネタです。三連休の二日目、京都音楽博覧会(http://www.kyotoonpaku.net/)を見に行って気ました。そこで見た活動をご紹介します。
ここ数年、こういった野外フェス系の会場や、そもそもそのコンセプト段階で見られるようになったのが、ECOとの関わりや環境関連NPOとのコラボ。ミュージシャンの小林武史、桜井和寿、坂本龍一らの『ap bank』もそもそもが環境を考える取り組みから生まれたもので、中心となる考え『エコ・レゾ』(http://www.apbank.jp/ecoreso/)を『ap bank』野外フェスの実施時に展開しています。また、池上本門寺で毎年行われる『Slow Life,Slow Music』という野外フェスでは使用する電力は風力発電のもので、また『green bird』(http://greenbird.jp/)といったNPOのカッコイイ若者集団が当日のゴミの回収に参画しています。
で、今回の京都音楽博覧会ですが、なんと、飲食コーナーの片隅のテントで、ジュースのコップ洗ってました!こっちでは皿拭いてます!
つまり、会場から出るゴミを極力少なくするため、会場内に設営された10数店の(ロハースな感じの)飲食店の皿やコップをすべて統一し、使用後は決められた場所で回収、そして洗ってまた使う。つまり、Re-useしてるんですねー!普通の飲食店では当然のことですケド、こういうの野外イベントで見たのははじめてです。
この『統一した食器の貸し出し』ならびに『洗う作業』を一手に引き受けてやっているのが『国際青年環境NGO・A SEED JAPAN』(http://www.aseed.org/)という団体。この団体は主に関西地区を中心にさまざまな環境への取り組みをしているのですが、特にこういった野外フェスに『ゴミゼロナビゲーション』(http://www.gomizero.org/)という活動で参画しているようです。いやー、でも暑い中、ひたすら洗って(スタッフの方に聞いたら洗浄機では90度のお湯使っているそう)乾かして拭いて。すごいなー、と感心しました。さすがにその姿を見ると、きれいに残さずに食べよう、とあたりまえのことを思います。また、このフェスでは入場時、プログラム代わりにタイムスケジュールが印刷されたポリ袋(ゴミ袋)を一人一枚づつ渡されました。参加者は、これを受け取ると同時に、自分の出したゴミはもって帰ってね、という主催者側のメッセージを受け取ることになるんですね。彼らのポリシーにも『イベント参加者全員がゴミ削減に協力しあうこと、そして日常のライフスタイルの中に「環境保全への配慮」が浸透するきっかけになること』とあります。なるほどなるほど。なかなか勉強になりました。
で、肝心のライブですが、途中、2度ほど不意打ちの土砂降りにあいズブ濡れにもなりましたが、世界中の音楽が聴けてとてもよかったです。会場も大盛り上がり!特にCoccoと、ルーマニアのジプシー系音楽集団(12人のおじさんグループ/そもそもこの人たちの演奏が見たくて京都まで行った!)が、演奏の技術もなにもかも突き抜けていてカッコよかったなぁ。雨の中ですら踊りだしたくなる、音楽っていいなー、ライブっていいなー、と再確認しました。
ただ、開演前、『さてさて。音楽聞く前にお清めの一杯いっとくかなー』と売店に出向いたのですが、『本日はアルコールは販売してないんです』、と・・・。ビックラ仰天、思わず『ええーっ、な、ないんですかぁぁぁぁ』とのけぞってしまったのでした。(ハナコ)
日比谷公園の「オクトーバーフェスト」
先週の9月19日(水)〜21日(金)に、千代田区日比谷公園にて「アサヒビールオクトーバーフェスト 日比谷秋の収穫祭2007」が開催されました。オクトーバーフェストとは、毎年秋にドイツのミュンヘンで開催される世界最大のビールの祭典ですが、その雰囲気を再現したイベントを日比谷公園噴水広場周辺にて行いました。
今年で3回目ということでしたが、私は初めての体験でした。ビールの祭典というと、札幌の大通り公園でのビアガーデンが有名で私も何度か訪れましたが、北海道の短い夏の催し物として大変盛り上がります。日比谷公園は、札幌大通り公園と比べると規模は小さいですが、三日間好天にも恵まれ、平日にもかかわらず、一日三万人を超える来場者があったとのことです。私自身も最終日の21日に行ってみましたが、午後6時にはほぼ満席状態に。やはり会社帰りのサラリーマンやOLの方が多く、休日とはお客様の層が違うと実感しました。ビールを購入する時には、年齢確認の目印にリストバンドをお渡しするといった未成年飲酒対策も施され、大人の楽しい空間を醸し出しています。
夏を感じさせる天候と金曜日の夜ということも相俟って、次から次へとお客様が来られました。私も最初は席に座っておりましたが、落ち着く間もなく席を譲り公園内をウロウロとしながら写真を撮ったため、非常に見にくい画像になってしまい申し訳ございません。ジョッキを片手に、携帯を片手ではやはりうまく写真は撮れません(反省)。
ステージでは、本場ドイツの民族衣装に身を包んだ歌手が歌や踊りを披露して、大いに盛り上げています。屋外ということで、お客様の明るい声とビールの乾杯の声が一際身近に感じてきます。やはり、ビールは素晴らしいコミュニケーションツールだな、と思わず感じてしまいます。お客様も空いているスペースを譲り合いながら、飲むスペースを確保されていましたが、今後はもう少しスムースな席取りができるようスタッフ側が工夫をしていかなくてはいけないと思いました。とはいえこの熱気は、私が昔日比谷の野音のコンサートで体験した盛り上がりを思い出させる素晴らしい雰囲気だと改めて感じました。結局、飲みはしたものの食べることはほとんど出来ず、思ったより早い帰宅となりました。
家に帰る途中、酔いも覚めかけた頃、「今日は夕飯はいらない。」と朝言って出掛けたことを思い出し、夕飯は駅前のラーメン屋。飲んだ後のラーメンもまたうまいんですが、そこでまたビールをもう一本。「もっと健康を考えろ」と家族の声が聞こえたような気がした。
(所長)
美の国秋田巡り
先週末、秋田支店が協賛する集会での講演のため、秋田に行って参りました。この講演会は、ハピ研でも毎年恒例の行事となっており、私達の研究成果を皆さんにお披露目させていただく良い機会となっています。
講演前、久々に大変緊張しておりましたが、お話をするうちに聴衆のみなさんとも打ち解けることができ、なんとか無事に終了することができました。聴衆の皆様どうもありがとうございました。
無事に講演を終えた帰り道、ちょっと途中下車して角館に寄り道してきました。角館は秋田のほぼ真中に位置する、武家屋敷で有名な町です。今回は、文化施設見学を目的にしておりましたので、武家屋敷の青柳家、平福記念美術館などを訪れて、歴史と芸術を見聞して参りました。角館は古き城下町の風情たっぷりのとても落ち着きのあるたたずまいで、一瞬昔にタイムスリップをした様な感覚におそわれました。
また、秋田では、9月29日〜10月9日まで、『わか杉国体』が開かれることもあり、街のあちこちにのぼりが立ち並び、お店にも大会のマスコットキャラクター“スギッチ”の商品が並びと、その準備が急ピッチに進んでいました。秋田では前週に大雨があり、多くの方が被害に遭われたとのことですが、それにも負けずに、多くのスタッフの皆さんが頑張っていらした姿がとても印象的でした。わか杉国体のご成功を、心よりお祈り申し上げます。
初秋の秋田。本当によい町でした。是非、もう一度訪れてみたいと思います。最後になりますが、講演会でお世話になりました関係者のみなさん。本当にありがとうございました。
(Dr.たま)
ハジメマシテ。
子供の頃、新学年になるのがとても楽しみでした。なぜかいうと、『新しいノートや消しゴムを買ってもらえるから』。で、今回の異動を記念(?)し、ついに手にしました、Moleskin。大学時代、このノートの伝説を美学の授業で聞いてから憧れでした。そして、一度はこの世界から消えたMoleskinが復活したのが98年。いつか使ってみたいなぁと思い続けた日々。でこの度、あの新学期のワクワクを思い出して、衝動的にエイヤっと清水の舞台から飛び降りて購入しました(いやマジ高いのです、2625円)。ハピ研でのはじめての打ち合わせのときに1ページ目の一番上にペンを落としたときは、ワォ!と思わず眉毛があがってしまったのと、なんだかそれをまわりの人に気がつかれたような気もして少し気恥ずかしかったです。
ということで、はじめまて、ハピ研新入りハナコでございます。よろしくお願いいたします。ライブなことが大好きなので休日はけっこう大変、あちこちに出かけます。特にこの季節はお休みが多いですから情報をクリッピングするだけでもワクワク!
まずはこの秋最初の三連休、観たものレポートなど。
よく晴れた三連休一日目は、東京都写真美術館@恵比寿へ。『昭和:写真の1945-1989』。今期(10月14日まで)は第三部で『高度成長期(1960〜1970)』の日本がテーマの写真の数々。『一生懸命の時代』とは展示のキャプションにあった言葉。団塊の世代の精神を育てた(駆り立てた?)時代ともいうべきか、世の中が革新に向かいヒリヒリとしていた時代のドキュメント。ああ、あの時こうだったね的なノスタルジーはあるにしろ、かなーり心が揺さぶられます。そして2階では気鋭の作家紹介企画で『鈴木理策:桜雪熊野』(10月21日まで)。聖地熊野の風景から。少し暗い展示室に入ると、木々のざわめきが、そして滝の音が聞こえてきそうです。そして写真の中の光がソコにおさまりきれず外に漏れ出しているような迫力と、最後の一枚に向かうそのアプローチ(展示方法)にも鳥肌。もー、またその最後の一枚が特に美しいこと!そして地下フロアでの『キュレーターズ・チョイス07』は、いきなりナン・ゴールディンの今観ても衝撃的な『性的依存のバラード』 (83年) から。その他興味深い写真の数々。すべてのフロアまわると、おなかいっぱいなります。なお映像シアターではマザー・テレサのドキュメント映像上映もやっていますよ(10月19日まで) 。 秋の写真美術館はおすすめ。
ちょいと暑すぎやしませんか?の連休二日目は横浜美術館での森村泰昌『美の教室、静聴せよ』展(9月17日まで)にすべりこみ。これまでも森村さんの作品はチャンスがあれば観続けていますが、その作品からは、美術とはなにか?表現するということは?また芸術に触れること、観るということはどういうことか?などといった芸術に触れる際の基本のキの字を教えてもらいました。今回も、まさしく芸術の授業という切り口で、1時間目から6時間目までの部屋を、本人によるイヤホンガイドを耳にまわる、という企画(卒業テストまである!)。最後のホームルームは三島由紀夫@東大よろしく日本の文化の現状を憂いて吠えるというビデオインスタレーション。勉強になりました。ミュージアムショップで森村さんと『とらや』のコラボの和三盆『ことのはのあじ』をゲット。その後は表参道スパイラルに移動して、日本蒸留酒酒造組合東京支部主催のイベント『和の酎』(9月15日〜17日)。名だたるBARのバーテンダーさん方が作ってくださる甲類焼酎のカクテル(無料)をいろいろ楽しみました。なかでも、クラマトジュースを使った唐辛子が浮かんだホットカクテ『漁火』、うまー!!辛さが半端ではなく超HOT!おかげで汗ダラダラ。スタッフの方にお伺いしたらハマグリのスープで割っているんだとか。どうりで後味がいい!これまた勉強になりました。そして、夜はM.ムーア監督の『シッコ』のレイトショーに。途中フランス在住のアメリカ人のグループインタビューのシーン、「フランス人は何かあったら必ず声を上げるから政府が国民を恐れている。アメリカ人は政府を恐れているから声を上げない」という台詞は非常に印象的。アメリカの医療保険制度の惨状はさることながら、メディアの『視点』について考えました。
そして、ナンデスカこの暑さ!の三日目は、映画『夕凪の町、桜の国』をやっと観にいきました。これは昨年話題になったマンガ(こうの史代作)の実写版。舞台はヒロシマ(・・・『広島』ではなく『ヒロシマ』です)。ストーリーはあえてふせます。でも、マンガもすばらしくステキなものでしたが、この映画ときたら・・・涙が止まりません、久しぶりの『号泣』でありました。脚本・監督は『半落ち』でその評価が不動のものになりつつある佐々部清氏ですが、『チルソクの夏』といい『4日間の奇跡』といい、この人の手にかかったものはどうしてこうも心の芯に迫ってくるのか。戦争とは、原爆とは、家族とは、生きるとは、人生とは。あらゆる角度で自分と向き合うことができると思います。東京都心部では銀座と渋谷でしか上映していませんが、ぜひ、まだの方は観てください、観て欲しいです。で、号泣後ですが、外にでたらすごい陽射し、こんな日は、ツルツルっと冷やしうどん。秋田の稲庭うどんの老舗の『寛文5年堂』銀座店でビール飲みながらシミジミしましたとさ。
次の三連休は、京都ONPAKUです、ONPAKU!大好きな野外でのステキなライブ。京都まで(日帰り弾丸ツアーで)行ってきますよ。楽しみ!(ハナコ)
耳のお掃除「みみくりん」
最近の私のマイブームは、耳のお掃除「みみくりん」です。以前は床屋さんに行った時や妻が機嫌のいい時に、耳掻きをしてもらっていましたが、自分でするとなると見えない部分だけに、取れ具合がわからなかったり、耳の中を傷つけてしまったりすることもありました。娘も小学生の頃は、一回10円とかでやってもらうこともありましたが、中学生になるとさすがにやってくれなくなりました。妻と娘はお互いに耳掻きをやりあっているのに、パパは汚いから「いや」と言う事なんでしょう。そのうち、洗濯物も別にしてと言われないようにしなくては・・・。
今年の2月、まだ仙台に勤務していた頃、宮城県の名取にダイヤモンドシティ・エアリという大型ショッピングセンターがオープンした時に見つけたのが「みみくりん」。耳掃除の専門店です。変わった商売があるんだなー、20分で2100円は割高だよと、あまりいい印象ではなかったのですが、周りの人に話すと面白い、行ってみたいという評価。そうこうしているうちに東京に転勤。東京にも昨年11月、武蔵村山にダイヤモンドシティ・ミューがオープンしており、そこには宮城と同様「みみくりん」がありました。周りの人の情報もあり、今回このお店を見つけた時には、第一印象とは全く違い是非行きたい、体験したいという気持で躊躇いもなくお店を訪ねました。しかし、その時は予約制のため、数時間後と言われ諦めて帰りました。そして翌週新宿の「みみくりん」に予約をすることができ、やっと体験することができました。
自分の耳の中の様子が画面に映し出され、汚れている部分を丁寧に掻きとってもらい、きれいに掃除していただいた後は、耳ツボのマッサージ。非常にリラックスした20分間を味わうことができました。きれいになった耳の中を確認できて、清々しい気持ちにもなります。たかが耳掻きと思っていましたが、されど耳掻きといった心境です。
全身マッサージや足ツボマッサージと比べ、肉体的な満足感があるわけではないですが、自分の見えない部分をきれいにする気持ちよさは、精神的な満足感をもたらします。見えない部分の身だしなみを整えることは、普段からきちんと手入れするのが当然ですが、たまにこういうところで手入れしてもらうのも、自分にとってのプチ贅沢だと思います。その後も月に一度ぐらいの間隔で行っていますが、左耳の方が汚れが多い(右利きの人は左耳の掃除がしにくい)ことなど新たな発見もありました。
家で「みみくりん」の話を妻にすると「もったいない」と一蹴されましたが、「だったらやってくれよ」と心の中で呟く自分がそこにいました。
(所長)
3連休
9月中旬ですがまだ夏を感じさせる暑さだったこの3連休、海などに行ってまだまだ夏を満喫した方、果物狩りなどに行き、秋の味覚を堪能された方など充実した連休を過ごされたことと思います。私もいろいろと楽しんだ連休でした。
まず、「今日はどこに行こうかぁ?」と始まった土曜日、飛行機を見に羽田空港まで行くことになりました。数週間前に行った時は駐車場がかなりの混雑で断念したのですが、今回はスムーズに入れることができました。着いて真っ先に向かったのは展望台。第1、2ターミナルそれぞれの展望台に行き離着陸する飛行機を、時間を忘れて眺めてしまいました。
その後、空港内でランチをし、羽田限定のスィーツを買いに土産店を見て歩くことに。どの店舗でも羽田限定商品を置いてあり、迷いに迷って決めたのものは『プレミアムチーズケーキ』。とても濃厚なチーズケーキで、「やはり限定物は違うな」なんて、”限定”という言葉にかなり弱い私です。
ただ飛行機を見に行っただけではありますが、旅行をしてきたような気分で錯角をおこしてしまいました。
そして昨日は、湘南にバーベキューをしに行きました。この夏数回目のバーベキュー、いつものメンバーに一家族が加わり、さらに楽しいものになりました。毎回ステーキ肉を焼くのが定番になっているのですが、けして高いお肉ではないのに、家でフライパンで焼くものとは全く違い、本当に美味しい!大人数でのバーベキューという環境がいっそう、そう感じさせるのだと思います。
まだまだ日差しが強く夏の暑さを感じるも、日陰に入ると心地良い風を感じ、やはり秋なんだと実感いたしました。
(秘書)
中学校の同窓会
昨日は、安倍首相辞任というびっくりするニュースが流れましたが、びっくりつながりではないですが、今回は同窓会の話をします。昨日私のもとに一通の葉書が届きました。
中学校の同窓会の案内ですが、今から三年前、卒業して三十数年ぶりに案内が届いた時は、本当にびっくりしました。私自身、高校進学時に仲間とばらばらとなり、また都内ですが何度か引越しをし、アサヒビール入社後は大阪勤務が十年続いたため、中学校の同級生とはほとんど疎遠になっておりました。時折、妻が同窓会にいそいそと出かけていくのを見ては、うらやましく思っていたのですが、自分ではどうすることもできないので、中学校の同窓会とは縁がないんだと諦めておりました。それだけに案内が届いた時には、驚きと喜びで胸が熱くなりました。
同窓会の幹事の方から伺うと、私と年賀状を交し合っている中学時代の同級生が前回参加し、その時に私のことを伝えてくれたそうでした。三年に一度ぐらいの頻度で開催されていたようでしたが、その同級生が参加していなかったら、また私のことを告げていなかったら、未だに同窓会の存在すらわからなかったと思うと、その同級生に感謝の気持ちで一杯でした。
そして、その同窓会に初めて参加した時、ほとんどの人とは三十数年ぶりに会うため、最初は全く誰だかわからなかったのですが、名前を確認し話をしていくにつれて、何と五十前のおじさん、おばさんが、あの当時の中学生に変わっていくのを目の当たりにしました。ゆっくりですが、間違いなく目の前の人が中学生の顔に見えてくるのです。これにも本当にびっくりしました。
また、新たな?出会いにより、現在飲食店をされている人とはご相談に乗ることができたり、当社品へのファン作りもさせていただき、有意義で楽しい会でした。幹事さんの気配りで、その日のビールはすべてスーパードライ。初参加なのに恐縮しました。その感動の同窓会が、三年経ってまた案内がきました。前回のような感激は味わえなくとも、久しぶりに中学生当時に戻った気分で、また参加しようと思います。しかし、年を取るのは早いものですね。
(所長)
地面の力を感じる場所
都会にいるとアスファルト敷きであまり土を見なくなります。ビルの中にいると「地面」の感覚も薄くなる気がします。しかし、先週末、「地面の力を感じる場所」に行ってきました。
皆さんは断層って見たことありますか?日本中にあるので、社会科や理科の課外授業で屋外に出て「ココが断層です」と先生に説明を受けた方もいらっしゃるかも知れません。私が行った「地面の力を感じる場所」は、その断層を展示している静岡県函南町の「丹那断層」です。
行ってみると小さな公園のようですが、地面にいくつかの展示があり国の天然記念物に指定されています。1930年の北伊豆地震を引き起こした断層で、当時その断層の真上にあったお屋敷のゴミ捨て場、水路、石垣に使われていた石が残されていて、水平にずれている様子が観察できます。また断層の地下を観察するために深さ2m位の溝が掘られ通路が作られていますが、下の写真で右側の土に縦の亀裂が入っているように見える部分が断層。この真上に立っている間に地震がきたら、右足と左足が別な方向に動いちゃうの!?・・・と少しドキドキしながら見ましたが、後日インターネットで調べたら700〜1000年周期で活動していて、あと数百年は地震を起こしそうもない「安全断層」だそうで、取り越し苦労でした。
他にも、丹那断層は1000年間に1〜10mずれるA級断層だ(断層にクラス分けがあることも知らなかった!!)とか、東海道線の丹那トンネルの工事中にこの地震が起き工事をやり直したとか、様々な情報があり、興味深い断層。でも一番気になったのは、活断層は地下深部の断層のずれが長年蓄積され表面に見えている一部分だということで、私たちが暮らしているアスファルトやふかふかの土の下で堅い岩盤が長い年月をかけて動いていると思うと、何ともいえない地面の力を感じ、足元に地球があることを今さら認識しました。
(ぶらりあん)
西武新宿線「花小金井」駅でおりて
毎日、満員の通勤電車に揺られ、自宅と会社の往復をしておりますが、不思議と途中下車をしてみようなどという、心の余裕が生まれる事は全くありませんでした。テレビでは、フラリと下車して町を歩き回る番組もありますが、仕事が終われば飲みに行くか、たまには早く家に帰ろうと、寄り道などしようとも思いませんでした。また、休日にわざわざ当てのない電車旅行などする気も起こりません。
いつも西武新宿線の東村山から高田馬場まで乗車しているのですが、乗車中にふと車内の乗車駅の案内に目をやりました。東村山から高田馬場までの駅の数を数えると、何と20駅もありました。各駅停車に乗っているわけではないので、20駅もある実感はなかったものの、ほとんどの駅で下車したことがないことに自分でもびっくりしました。定期券があるので、どの駅でおりても余分なお金がかかるわけでもないのですが、これが心の余裕のない証拠かなと思うと、少し考えが変わってきました。今日は休日で時間も少し余裕がある。思い切って途中下車してみようか。
今まで駅名で一番気になっていた駅が「花小金井」駅でした。なぜかと言うと、小金井の上になぜ花がついているのだろう。そして小金井なのに小平市なのもなぜだろう。そんな事もあって、花小金井駅で下車。
初めてなので、足の赴くまま南口におりてみました。駅前のロータリーのところには、「ブルーベリー栽培発祥の地、小平」と書いてあり、花小金井は小平だと改めて実感したとともに、ブルーベリーの名産地であることも知りました。そして駅前には樹木に囲まれたきれいな遊歩道を発見。
そこには、「多摩湖自転車道」と書かれてあり、多摩湖まで続いている車の通れない道がありました。サイクリングやジョギングには最適な道で、ゆっくり散歩しながら周りの樹木を楽しむ事もできそう。わずか15分ほどしか時間がとれませんでしたが、そんな短時間でもこれだけの発見ができるのかと思うと、もっと色んな駅で下車してみたいと思うようになりました。なお、後日調べてみると、「花小金井」の由来は、昔玉川上水の両岸に植えられた桜を「小金井桜」として国の名勝に指定され、その花見客用にできた駅名として「花小金井」となったようです。そうか、あの「多摩湖自転車道」沿いの樹木はひょっとして桜だったのかな、と思いつつ来春もう一度行ってみようと思いました。
皆さんもこんな小さな発見が、身の回りにたくさんあるのではないでしょうか。途中下車は、自分の充実した生活、豊かな心にきっと貢献してくれるのではと思いました。
(所長)
アイドル探訪とプリクラ
この週末は普段あまり経験しないことが多くとても刺激的な時間を過ごしました。まず土曜日は友人の紹介で、お台場にある建築家のオフィスを訪問。プロの建築家のお仕事を垣間見させていただきました。その後はオフィスで酒盛り・・・(←酒盛りはいつもやってます・・・)
日曜日は、幼なじみが小学校3年の娘(コギャル)を連れて兵庫県から上京してきて、東京観光の流れで?アイドルブロマイドのお店訪問、?渋谷でプリクラを体験。
東京在住10年にして初めて、原宿:竹下通りにジャニーズを初めとするアイドルのプロマイドやグッズを売っているお店をハシゴしました。お店に入ってみたら、隙間を埋め尽くすべく壁一面にアイドルたちの写真!そして「どれを買おうか」検討している女子中高生達でいっぱい! 私のようなオバハンがここにいていいのだろうか、と最初は躊躇しましたが、彼女達はアイドルに夢中。そんな姿を見ているうちに、私まで中学生に舞い戻り(戻れるのか?)コギャルと共に楽しみました♪お陰で「関ジャニ」ぐらいまでしか知らなかった私ですが、「Hey!Say!7」など今後の成長株アイドルを知ったりして勉強(?)になりました。
渋谷のプリクラも刺激的でした。プリクラってめちゃくちゃ進化してるんですね〜、ビックリです! 渋谷にはプリクラ専門店がいくつもあり、そこに新機種を始めプリクラ機が何台もあるのです!!しかも出来上がった写真は、目の黒目が強調され、かつ体はやや細めに写るようで、みんなかなりの美人さんになるのです!!技術は格段に向上しています。 でも一番驚いたのは、小3のコギャルが馴れた手つきで最新機種の複雑な操作をこなし、抜群のギャルポーズでキマったプリクラをどんどん仕上げていくこと。「なかよし」のことを「仲仔」と書く”ギャル語”も今日はじめて知りました。
それにしてもアイドル、プリクラを通して感じたのは、最近の子供は、「子供」と言っても、明らかに自分が小学校だった時とは育った環境から遊びまで全然違って(私にとっては)理解の範囲を越えていました。。 彼女彼らが大人になった頃の社会は随分と変わっていることでしょう。そんな未来を予測する消費者研究者としては、まずは若い子ども達を理解するべく、「まずはプリクラでギャルポーズでも習得してみるか・・・」と思うのでした。
(サザエ)
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