町のお祭り
このニ、三日は少し過ごしやすい気候になっておりますが、今年の夏は、ビール会社にとってはとても有難い残暑が続いております。私も、ついついこの暑さでビールがもう一本増えてしまい、家族から「飲みすぎ!」と注意される毎日を過ごしております。
以前東北のお祭りについて書きましたが、先週末5年ぶりに地元東村山のお祭りへ行ってまいりました。5年前は家族と一緒に行きましたが、中学生になる娘は当然友達と、妻は暑いのに出掛けるのが面倒ということで、夕食後私1人で寂しく出掛けることとなりました。
近所の諏訪神社に行きますと、5年前に比べやけに人の数が多いこと。やはりこの天候が、皆をお祭りへと呼び込んでいるのであろう。移動するにも人ごみをかき分け、ただでさえ暑いところ汗まみれになりながら見学。夜店では当然ビールが飲めると思い、売っている店を探しまくりましたが、どこにも売っていません。5年前は数箇所で売っていたはずなのに、こういったところにもアルコールの制限ができたようです。夏祭りはビールだよなと独り言を呟きながら、しばらくブラブラと人間ウォッチング。好天に恵まれた事もあり、今日が浴衣デビューといったような女の子や粋な着流しを決めこんでいるおにいさん、老若男女これだけの人が近所に住んでいるのかと改めて感心しました。混雑しているにも関わらず、煙草を吸ったり夜店の買物の行列を乱すような不埒者もおらず、非常にマナーのいいお祭りだなと素直に思いました。お体のご不自由な方の車椅子を、健常者である若者が押してあげている姿を見て、清々しい気分にもなりました。また、浴衣を着ている人の割合が以前に比べ増えているような気がし、和のブーム東村山に到来か?と思いながら、結局何も購入せず帰路へ着きました。
帰ると妻から「暑かったでしょう」と言われ、思わず条件反射で「そんなでもないよ」と言ってしまい、「じゃー、今日はビールなしね」と冷たい言葉。こんなはずじゃなかった・・・。
(所長)
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